~ 駆動源の変遷に対応する冷却系・空調システムと今後 ~

EV化・自動運転化等の進展に伴い、自動車の熱マネジメントには
従来とは異なる視点での改善策も必要に!


★ 自動車用の熱交換器や、今後の空調システム及び求められる断熱材の動向、自動運転車における対応技術・材料や電池の温度マネジメント等々、最近の状況をふまえ幅広く解説します!


講師


カルソニックカンセイ(株) 環境技術開発グループ
シニアエキスパートエンジニア  原 潤一郎 先生


受講料


1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


 温暖化防止や資源保護の観点から、さらなる自動車燃費の改善が要望されている。自動車用ガソリンエンジンの熱効率はせいぜい40%で,大半が熱などとして捨てられている。エンジン単体の改良が限界を迎えつつある現在、これらの損失を回収して使う必要が出てきている。
 しかし、次世代の自動車開発は従来のガソリンエンジン車からハイブリッド化・EV化や自動運転化等へと急激な進展を遂げており、駆動系の変化に伴い自動車の熱環境もこれまでとは大幅に変わってきている。このように、今後の自動車の熱マネジメントには、次世代自動車の冷却系や空調システムに対応した改善策が求められている。
 本セミナーでは、自動車の駆動源変遷及びそれに伴う冷却系・空調システムの変化を説明するとともに、対応する各種技術及び関連する材料についても言及し、今後ますます重要になる熱マネジメント技術について解説する。

○ 受講対象:
 ・自動車の熱マネジメントに関わる設計者や評価者
 ・熱マネジメントに関係する材料の開発者
 ・自動車の空調および冷却系の開発者

○ 受講後、習得できること:
 ・自動車の熱マネジメント技術
 ・排熱回収技術
 ・自動車の駆動源変遷とその課題
 ・熱マネジメントに関わる材料技術


セミナー内容


1.地球環境からの要請とは?

2. 駆動源の変遷・現状と冷却系・エアコンの変化

 ・IEAブルーマップ
 ・自動車の駆動源変遷
 ・エンジンの効率改善
 ・過給ダウンサイジング
 ・欧州の駆動源変遷
 ・軽自動車
 ・内燃機関の効率
 ・自動車の燃費改善
 ・クリーン・ディーゼルの魅力
 ・ハイブリッド車の分類
 ・PHV,EV,FCV
 ・ガソリン車 対 電気自動車比較
 ・CO2排出量比較
 ・EVの課題
 ・エネルギ効率と実用性
 ・電源の48V化
 ・駆動源変遷と冷却系の変化
 ・駆動源変遷とエアコンの変化
 ・冷却系とエアコンの変化のまとめ

3. 自動車を取り巻く環境変化と規制
 ・WLTP 燃費規制
 ・エミッション規制

4. 自動車に使われる冷却系・熱交換器とは?
 ・熱交換器の変遷
 ・エンジン冷却系
 ・空調系
 ・モータ,インバータ冷却系
 ・冷却系の改善
 ・今後の熱交換器の改善

5. 電気自動車用エアコン
 ・方式と現行空調システムとの比較
 ・低外気温への対応
 ・廃熱利用の可能性は

6. ハイブリッド車用エアコン

7. クリーン・ディーゼル車の補助暖房

8. アイドルストップ対応車の空調

9. 熱マネジメント

 ・排熱回収システム
 ・蓄冷/蓄熱システムおよび蓄熱材料
 ・新しい冷凍サイクルの可能性
 ・熱負荷の低減

10. エアコンシステムの改善
 ・空調シート
 ・内部熱交換器
 ・換気熱回収
 ・デシカント空調
 ・CO2冷媒によるエアコン
 ・空調快適性
 ・温冷感

11. 空調システムの変化による部品,内装材の動向は?
 ・ガラス・調光ガラス
 ・断熱材
 ・真空断熱材

12.自動運転車における熱マネジメント
 ・自動運転化に伴う課題
 ・求められる技術
 ・求められる材料

13.電池の温度マネジメント
 ・課題
 ・今後の方向性

14. 質疑応答


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

46,440円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

自動車技術   機械技術一般   省エネルギー

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自動車技術   機械技術一般   省エネルギー

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