
先端デジタル技術を駆使した次世代型技術・技能の作りこみを学ぶ!
事例をもとに,誰もが陥る落とし穴を防ぎながら,DXツールの使い方と人財をフル活用するための仕組・仕掛けの作り方を解説!
セミナー趣旨
●先端DX技術を使った,知識の蓄積と人財育成
AIによる事例と対処法抽出・・・過去トラの蓄積・整理や,熟練技能の継承を確実にするためのAIによる事例抽出
●デジタルツイン,AIを駆使した判断力・運用力の強化
インサイト発信・・・対処を行う前の高度な対処法の検討・洞察を前もって発信し,確実かつ安全で,高度な対処を可能にする
●イノベーションへ寄与する生きた現場技能の作りこみ
AR/VRによる,バーチャルな指示・・・最新の解析AIと先端リモートアプリを駆使した生産試作・量産試作高速化,トラブル解消法を解説
◎講義内容
超人手不足は,基礎力が低下し,不良の多発や長時間の設備停止など,製造を不安定化させています。また,自働化やDXは必須になり,技術の変革が求められています。さらに,生産試作・量産試作力が世の中の変遷に追い付かず,未来まで将来を棄損させています。こういった課題解決のためには,AIの正しい活用の仕方や先端DXの使い方の習得が不可欠です。製造業が今後向かうべき本質的な考え方を提示し,実際例を伴って解説いたします。
受講対象・レベル
- DXによる製造改革を模索している製造担当マネージャー
- 製造業における,製造部門や生産技術部門の技術者や管理者の方およびDX戦略担当者
- 熟練技術者の知見や技能(スキル)の伝承のやり方が分からない,うまくいっていない方
- 同じ部署に限らず,他部署や他工場でのトラブル事例や対策の社内共有に興味のある方
セミナープログラム
- 1.前提:製造業が抱える課題を解決するためのDX活用と問題点
- (1)デジタルツイン活用事例とデジタルツイン活用の問題点
- (2)ボタンを押すだけの人間がなぜ増えたのか
- (3)品質の向上,生産性の向上にはデータによる運用が必須
- (4)デジタルデータは技能を補う目安,会話をすることの重要性
- 2.DX化で学ぶべき技能・知識・技術・過去トラ対処などの人財力向上法
- (1)DX・自動化により技術の重みづけ変化
- (2)技術の重みづけ変化事例
- (3)自動化,DXを重要技術として動かす方法と体制
- (4)ロボットプログラムのロス事例に学ぶ,身に付けるべき技能とは
- 3.トラブル解消・生産試作・量産試作・高速化技法の考察
- (1)生試・量試,イノベーションの具体化
- (2)事例に基づく覚えるべき技法考察
- (3)現場からの実験制御要因フィードバック
- (4)解析系AI活用によるトラブル解消,試作成功率の向上
- 4.DX技術による技能連携多工場一体化
- (1)トラブルにおける会話の仕方,試作時の会話の仕方
- (2)洞察を導き出す話し合いの場(カンファレンス)の意義と進め方
- (3)DXツールによるトラブル解消,試作成功のスピードアップ
- (4)体制構築の注意点
- ◎ 質疑応答
- ●キーワード
- 技術技能伝承,熟練技能者,過去トラ,AI,デジタルツイン,スマートファクトリー,DX2.0,人材不足,暗黙知,形式知,設備トラブル,品質問題,コアコンピタンス,イノベーション
セミナー講師
藤平 俊彦 氏
株式会社スモールワン コンサルティング事業部 パートナーコンサルタント
略歴
1959年,北海道生まれ。
大手食品メーカーなどで,主として生産技術・生産管理業務に従事。
1996年,コンサルティング会社 株式会社アルファブレーンコンサルタントに入社。上場製造業を中心に,生産性向上,コストリダクション,購買改善など実践的コンサルティングを実施。
2002年同社取締役就任。その後,トーマツコンサルティング株式会社(現デロイトトーマツコンサルティング株式会社),日本オラクルを経て,現職。
パートナーコンサルタントとして活動。
著作:2006年「利益がぐんぐん増加する製販一体改善」(日刊工業新聞社刊)出版
特集記事:日刊工業新聞社「工場管理」2022年8月号60ページ特集,2023年2月号13ページ第2特集,2023年11月号60ページ特集,2024年5月号30ページ掲載,2024年11月号60ページ掲載予定
セミナー受講料
29,800円(消費税込)※テキスト代を含みます。
受講料
29,800円(税込)/人
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