ミリ波の基礎知識とミリ波材料の特性・選定、各種評価方法

~次世代のミリ波材料、ミリ波システム、回路設計・開発の為の必須知識~

  受講可能な形式:【ライブ配信】のみ 

■ミリ波の基礎特性および回路設計に必要な前提知識を整理 第6世代移動通信(Beyond 5G/6G)や完全自動運転車の更なる開発、実用化に向けて脚光を浴びるミリ波を基礎から解説
ミリ波や回路設計のの基礎知識、求められるミリ波材料と高精度な評価技術、近年注目が高まる100GHz以上の帯域における評価技術の開発動向にもふれます

 

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    セミナー趣旨

    2030年頃の実用化が見込まれる第6世代移動通信(Beyond 5G/6G)や完全自動運転車の開発においては、30GHzを超えるミリ波帯の活用が不可欠となりつつあります。特に、回路材料として用いられる導体・誘電体の損失特性は、システム性能や熱設計に直結する要な要素です。
    本セミナーでは、ミリ波の基礎特性および回路設計に必要な前提知識を整理したうえで、共振器法などを用いたミリ波材料の評価手法をわかりやすく解説します。さらに、近年注目が高まる100GHz以上の帯域における評価技術の開発動向にも触れながら、材料特性と設計をつなぐ視点から、ミリ波システム開発に求められる知識の体系化を目指します。

    受講対象・レベル

    ・企業、研究機関の技術者・研究者
    ・企業、研究機関の回路設計担当者
    ・企業、研究機関の材料開発担当者

    習得できる知識

    ・ミリ波に関する基礎知識
    ・ミリ波材料(誘電体・導体)の特性と選定ポイント
    ・各種評価法(共振器法、伝送路法など)の使い分け
    ・ミリ波回路への応用実例

    セミナープログラム

    1.ミリ波とは
     なぜミリ波が注目?
     ミリ波の定義と特徴

    2.ミリ波材料の応用先
     2-1. 次世代ミリ波システム
      ○これまでのミリ波システム
      ○次世代移動体通信
      ○次世代自動車
     2-2. ミリ波受動回路
      ○ミリ波伝送路の分類
      ○ミリ波線路の設計方法
       ・ミリ波立体線路の設計方法
         導波管の設計方法と計算例
         NRD線路の設計方法と計算例
       ・ミリ波平面線路の設計方法
         MSL線路の設計方法と計算例
         CPW線路の設計方法と計算例
         裏面導体付CPW線路の設計方法と計算例
      ○ミリ波回路への応用例
       ・ミリ波回路評価の基礎
       ・ミリ波フィルタ
         30GHz帯帯域通過フィルタの実現例
         55GHz帯帯域通過フィルタの実現例
       ・ミリ波誘電体レンズアンテナ
         60GHz帯低サイドローブ誘電体レンズアンテナの実現例
       ・ミリ波集積回路の実装技術
         ミリ波集積回路実装時に封止樹脂が与える影響の計算例

    3.望まれるミリ波材料
     導体・誘電体材料の応用先
     ミリ波誘電体材料

    4.材料評価技術
     材料評価技術の分類
      ○測定法の種類・対応範囲
      ○基本的な測定原理
       ・集中定数法
       ・伝送路法
       ・共振器法
     高損失材料の評価技術
     低損失材料の評価技術
      ○基板材料の評価技術
      ○フィルム材料の評価技術
      ○円柱材料の評価技術
      ○100GHz帯以上の評価技術の動向
     導体材料の評価技術
      ○表面側導電率の評価技術
      ○界面側導電率の評価技術

    5.まとめ

    セミナー講師

    宇都宮大学 工学部 基盤工学科 情報電子オプティクスコース/地域創生科学研究科 工農総合科学専攻 情報電気電子システム工学プログラム
    准教授 博士(学術) 清水 隆志 氏

    略歴
    1999 埼玉大・工・電気電子卒。2001 同大大学院博士前期課程了。2004 同大大学院博士後期課程了。博士(学術)。同年東北工大研究員,2007 埼玉大大学院研究員,同年東工大大学院研究員,2008 宇都宮大大学院工学研究科助教,2016 同准教授,現在に至る。

    研究・活動等
    ・1998~ミリ波誘電体材料測定および高温超電導フィルタに関する研究、2004~NRDガイドを用いたミリ波デバイスに関する研究、2007~ミリ波集積回路およびその実装に関する研究、2009~共振型光変調器に関する研究、2016~ラピッドプロトタイピング技術によるマイクロ波・ミリ波回路に関する研究に従事。・2005 電子情報通信学会学術奨励賞受賞、2006 Asia-Pacific Microwave Conf. APMC2006 Prize, 2016 IEEE Microwave Theory and Tech. Society Japan Young Engineer Award他。電子情報通信学会, 電気学会, エレクトロニクス実装学会, IEEE各会員。

    専門
    マイクロ波・ミリ波工学,計測工学

    セミナー受講料

    55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 )

    定価:本体50,000円+税5,000円
    E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
    E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料

    1名分無料適用条件

    ※2名様とも、E-Mail案内登録が必須です。
     2名様以降の受講者は、申込み前にE-Mail案内登録をお済ませください。
    ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    ※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
    ※請求書(クレジットカード決済の場合は領収書)は代表者にS&T会員マイページにて発行します(PDF)。
    ※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
     (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
    ※他の割引は併用できません。
    2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)

     テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】

     1名申込み: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
     定価:本体40,000円+税4,000円
     E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
      ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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    • 製本資料(開催日の4、5日前に発送予定))
      ※ライブ配信受講で開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、
       到着が間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

     

    受講料

    55,000円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:30

    受講料

    55,000円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    通信工学   計測工学   電子材料

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