
類似セミナーへのお申込みはこちら
~ 樹脂材料を中心に解説 ~
受講可能な形式:【Live配信】のみ
■本セミナーでは、3Dプリンティング材料への取り組みについて、大半を占める樹脂材料を中心に、金属材料や無機材料を含めて材料の視点から、現状を俯瞰し、将来を予測しビジネスチャンスにつなげる今後の方向性を探ることとする。
セミナー趣旨
我々の生活環境や製造業においてデジタルによる大変革(Digital Transformation=DX)が進行しており、この「DXによるものづくり」に3Dプリンティングが重要な役割を担っている。大量生産・大量消費の世の中から「オンデマンド生産」や「デジタル在庫」へと変革しつつある。この3Dプリンティングはこのための手段として大きく成長しようとしている。各方式の3Dプリンター材料はそれら装置に応じて開発されており、3Dプリンターで直接最終製品を製造する役割は年々拡大し、現在3Dプリンティング利用の4割近くまでに至っている。直接最終製品製造には粉末床溶融法(PBF)や材料押出し法(MEX)を中心に展開されているが、材料性能や品質・信頼性で顧客のニーズを充分に満たすほどには至っていない。そのため、材料の更なる進化が求められ、高品質で高信頼な材料の開発が必須であり、ヨーロッパを中心とした化学系大企業がビジネスチャンスとみて参入が続いる。
講演では、3Dプリンティング材料への取り組みについて、大半を占める樹脂材料を中心に、金属材料や無機材料を含めて材料の視点から、現状を俯瞰し、将来を予測しビジネスチャンスにつなげる今後の方向性を探ることとする。
受講対象・レベル
・企業・研究機関の新規ビジネスの企画担当者、特に3Dプリンティングに興味を持っている企画担当者
・材料メーカ・研究機関の開発者で、自社材料、特に樹脂材料を利用して3Dプリンティング材料に取り組もうとしている材料開発者
・製造業・研究機関の製品設計・開発者で、3Dプリンティングを利用して製品開発に取り組もうとしている開発者
習得できる知識
・3Dプリンティングの基礎知識を再確認する
・3Dプリンティングの最新の状況を確認する
・3Dプリンティング関連特許の状況を知る
・3Dプリンティングの材料とその開発の現状を知る
・3Dプリンティングを利用する製品開発の動向を知る
・3Dプリンティングに利用される新規材料の開発動向について知る
・特に、3Dプリンティングによる最終製品製造のために求められる樹脂材料について整理し、今後の動向を知る
セミナープログラム
1.1 3Dプリンティングとは
1.2 3Dプリンティングの歴史と基本特許
1.3 3Dプリンティング市場の現状
1.4 新規参入のためにはどんなリソースが必要か
2.3Dプリンティングの材料とその用途 ~各積層方式とその材料の要求特性と現状~
2.1 3Dプリンティング材料の概説
2.2 3Dプリンティング各方式の求められる特性に対する現状と課題
2.2.1 液槽光重合法(VPP)
2.2.2 材料噴射法(MJT)
2.2.3 材料押出し法 (MEX)
2.2.4 粉末床溶融結合法 (PBF)
2.3.5 結合剤噴射法 (BJT)
2.3.6 指向エネルギー堆積法 (DED)
2.3.7 ハイブリッド型積層造形法
3.3Dプリンティングの材料、特に用途から見た今後とそのビジネス展開について
3.1 国内外の3Dプリンティングの動向
3.1.1 最終製品製造のための3Dプリンティング
3.1.2 粉末床溶融造形法(PBF)と材料押出し法(MEX)による最終製品への現状と今後
3.1.3 高精度・高精細が可能な液槽光重合法への期待
3.2 ヘルスケア関連用途への新展開
3.3 5G、6G時代への3Dプリンティングの期待
3.4 セラミック3Dプリンティングの新展開
3.5 その他、今注目されている3Dプリンティング
4. 今後どの方式が最も有望か
5.まとめと提言
□ 質疑応答 □
セミナー講師
1974年 群馬大学大学院工学研究科修了。同年帝人株式会社入社。帝人東京研究センターにて感光性樹脂、導電性高分子の研究に従事。1990年筑波大学より理学博士。1994年4月より帝人製機(株)オプトイメージ事業部樹脂開発部にて光造形用樹脂の研究開発に従事。樹脂開発部長を経て、2000年4月よりオプトイメージカンパニー社長。2001年4月より帝人製機(株)オプトイメージカンパニーとNTT-Dataシーメット社の統合によりシーメット(株)常務取締役。2010年5月退任、2010年6月より2016年3月まで東京工業大学大学院理工学研究科(産官学連携研究員)、2011年4月より2015年3月まで山形大学有機エレクトロニクス研究センター客員教授。2015年4月より東北大学大学院医工学研究科非常勤講師。2016年5月より横浜国立大学成長戦略研究センター連携研究員。
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 )
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込み: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円 )
定価:本体36,000円+税3,600円
E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
<1名分無料適用条件>
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
受講について
ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
- 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
※セミナー資料は開催日の4~5日前にお申し込み時のご住所へ発送致します。
※間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。
受講料
49,500円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
3Dプリンタ 高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
3Dプリンタ 高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形類似セミナー
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
RO膜(逆浸透膜)とは?RO膜による水処理の仕組み、メリット・デメリットをわかりやすく解説
【目次】 水は私たちの生活に欠かせない資源であり、その水質は健康や環境に大きな影響を与えます。近年、世界中で水資源の不足... -
-
-
ポリカーボネートとは?強度や加工性・難燃性は?アクリルとの違いも解説
ポリカーボネートは透明性が高く丈夫なプラスチック材料で、日用品をはじめ各種工業製品に幅広く使われており、私たちの生活に...