
地球化学コードPHREEQCを活用した化学反応のモデリング
(溶液平衡・沈殿平衡編)
☆基本的な使い方を学べる入門講座!1週間程度の見逃し配信もあるので、操作に不慣れな方は復習にご活用ください!
※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のPCで受講できます。
セミナー趣旨
廃水処理や湿式製錬等のプロセス設計では、溶液中の各化学種の存在状態を正確に把握し、状況によって変動する共存元素の影響を的確に評価することが不可欠である。溶液中の各化学種の存在状態を化学平衡計算によってシミュレーションすることが可能である地球化学コードは、そのような最適プロセス設計への重要なツールの1つである。
本セミナーでは、地球化学コードのフリーソフトウエアの1つであるPHREEQCを用い、例題を用いながら、その使い方を基礎から解説する。特に、化学平衡論において基盤となる溶液平衡・沈殿平衡について、基礎理論から応用までステップを追って説明する。
PHREEQCの使い方を理解するために、化学平衡計算を主とした基礎理論からソフトの使い方までを、初学者の方にもわかりやすく解説いたします。ぜひご参加ください。
受講対象・レベル
・廃水処理や湿式プロセス等の溶液反応・固液界面反応を利用する研究開発・生産製造に携わる企業・大学の方(初心者から中級者まで)
習得できる知識
・PHREEQCの基礎知識・基本的な操作方法
・PHREEQCで取り扱うことのできる平衡反応の基礎知識
・化学平衡反応のシミュレーションにおける取り扱い方
セミナープログラム
1.PHREEQCとは
1-1 PHREEQCの説明
1-2 解析の流れ
1-3 データベースの解説
1-4 基本的な操作方法
2.溶液平衡計算
2-1 化学反応と平衡
2-2 イオン強度と活量
2-3 pHの算出
2-4 pH-logCダイアグラム
3.沈殿平衡計算
3-1 沈殿生成の判定方法
3-2 PHREEQCにおける固相の取り扱い
3-3 温度変化の取り扱い
4.事例紹介
【質疑応答】
セミナー講師
九州大学 工学研究院 地球資源システム工学部門 助教 博士(工学) 小山 恵史 氏
【専門】
汚染水浄化、資源処理、環境微生物学、化学平衡論、反応速度論
【略歴】
2020年3月 九州大学 工学府 地球資源システム工学専攻 博士後期課程 修了
2020年4月 九州大学 工学研究院 地球資源システム工学部門 博士研究院
2021年4月 高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 研究員
2022年4月 早稲田大学 理工学術院 環境資源工学科 講師
2024年3月 九州大学 工学研究院 地球資源システム工学部門 助教
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ 会員の方あるいは新規会員登録していただくと、下記の割引が適用されます。
・1名申込の場合、49,500円(税込)→38,500円(税込)
・2名同時申込の場合、合計99,000円(税込)→合計49,500円(税込)
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受講料
49,500円(税込)/人