欧州の新機械規則の概要と、機械関連メーカーが求められる対応

2027年の完全移行へ向け、新機械規則の要点を整理します 

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    ・2023年7月19日に、欧州新機械規則(EU)2023/1230が施行されました。
    ・その結果、機械指令から機械規則への移行期間に入っています。
     (尚、2027年1月20日には、機械指令は無効となります。)
    ・従って、機械を輸出しているメーカー、また新規に輸出を予定している機械メーカー様は、この新機械規則への準備、
       および対応が急がれます。
    ・本セミナーでは新機械規則(EU)2023/1230の全般と対応について解説いたします。

    受講対象・レベル

    ・現在、欧州に機械を輸出している機械メーカーの方々(技術、設計、品質保証、営業、管理職など全般)
    ・今後、海外への輸出を検討している機械メーカーの方々
    ・機械メーカーに電気電子機器等(組込品)を納入しているサプライヤーの方々(設計、品質保証、営業、管理職など全般)
    ・機械を購入し、生産設備を輸出しているメーカーの方々(設備導入、輸出メーカーの担当者)

    習得できる知識

    ・新機械規則の概要についての理解
    ・機械指令からの主な変更点
    ・新機械規則の対応手順について
    ・新機械規則適合における必須要件についての理解
    ・技術文書、適合宣言書の作成内容
    ・機械規則と他の指令(EMC、LVD、RoHS等)との関連性

    セミナープログラム

    1. 「機械規則(EU) 2023/1230」の概要
     1.1  機械規則の構成
     1.2  機械規則の適用範囲
     1.3  機械の定義
     1.4  移行日程について
     1.5  機械規則の罰則
    2. 機械指令との主な変更点
     2.1  「指令」から「規則」へ
     2.2  適用範囲の再定義
     2.3  「一般原則」、「適合性の推定」などの規定を追加
     2.4  「製造業者の義務」規定の明確化
     2.5  健康と安全に関する必須要件の追加/改訂
     2.6  適合性評価手順(モジュール)規定の改訂
    3. 「新機械規則」適合のステップ
     3.1 「機械規則に該当」の確認
     3.2 適合性評価手順(モジュール)の同定
     3.3 整合規格の選択 
     3.4 設計・製造
     3.5   各種試験実施とエビデンス資料のまとめ
     3.6  「技術文書」と「EU適合宣言書」の作成
     3.7   出荷後の維持、管理
    4. 現在「機械指令適合品」の機械規則への対応
     4.1 機械指令適合品の新機械規則への対応ステップ
     4.2 適合性評価手順(モジュール)の再同定
     4.3 「健康と安全に関する必須要件」の追加要件の対応(1.1.9項:悪意行為対する保護」の対応)
     4.4 技術ファイルから技術文書への改訂
     4.5 「説明書」デジタル化対応等
    5. Q&A

    セミナー講師

     ESTCJ(EMC&Safety/CEサポート) コンサルタント    井原 房雄 氏

    ■ご略歴
    ・三菱電機株式会社の設計開発部門およびEMC/電気安全技術部門に所属、CEマーキング、UL/FCC適合業務を実施。
    ・三菱電機エンジニアリング株式会社でEMC&安全認証事業の立上げおよび拡大を実施。
    ・東京都立産業技術研究センター(研究員)にて、東京都企業のEMC・製品安全の適合を支援。
    ・ESTCJ(EMC&Safety/CEサポート)にて、各種分野製造メーカの「CEマーキング取得、米国FCC/U規格等の適合」を実施中。
    ・東京都立産業技術研究センター(MTEP相談員)にて、「CEマーキング、EMC/LVD/MDなど」のコンサルティングを実施中。
    ・資格:iNARTE(製品安全・EMC)認定エンジニア
    ・著書:「IEC61010-1適合とCEマーキング対応(計測・制御・試験所用機器の製品安全の考え方と実践)」2019年出版
    ■ご専門・得意分野
    ・CEマーキング取得の全般知識(EMC/LVD/MD/RED/RoHS指令など、及びその関連規格)
    ・製品安全規格の知識(IEC61010、IEC62368-1、IEC60335-1、IEC60204-1他)
    ・EMC規格の知見(IEC62368-1、IEC61000シリーズ、CSPR11、CISPR32、CISPR35、FCC他)
    ・リスクアセスメント作成の知識(ISO12100他)
    ・電気安全試験方法の知識と実地法(漏れ電流、耐電圧、絶縁抵抗、保護導通、残留電圧試験等)
    ・電気・電子機器、機械装置の安全/EMC対応設計の知識

    セミナー受講料

    【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

    【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円

    *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

    受講について

    • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
      (開催1週前~前日までには送付致します)
      ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
      (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
    • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
    • Zoomを使用したオンラインセミナーです
      →環境の確認についてこちらからご確認ください
    • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
      →こちらをご確認ください

     

    受講料

    46,200円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    46,200円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    機械技術一般   安全規格   海外事業進出

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    46,200円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    機械技術一般   安全規格   海外事業進出

    関連記事

    もっと見る