IoT/M2M向けワイヤレス通信(LPWA)・モジュール技術セミナー

★導入が進む IoTに必要不可欠なLPWA通信技術!
 国内外の最新動向をふまえ、市場・ビジネス戦略からネットワークの導入・利用法、モジュール組込の際の留意事項まで、幅広く理解できます。


セミナー内容


10:00-11:30(株)情報通信総合研究所 岸田重行 先生

「IoT/M2M向けワイヤレス通信技術・LPWAの最新動向と市場・ビジネス戦略」


○セミナーポイント:
 2017年は、IoT(Internet of Things)がこれまでの「期待」から実際の「導入」へフェーズが進む年になりそうです。IoT関連ソリューションでは一般的にセンサーデータを扱いますが、そうした需要に呼応して近年注目を浴びてきたのが「LPWA(Low Power Wide Area)」通信です。
 LPWAをトリガーにIoT市場へ参入する動きは、世界のトレンドとなっています。本講演では、LPWAが注目されるに至った経緯、市場への期待、今後の方向感など、国内外の最新動向を含め概観いたします。

○受講対象:
 企業(IT系・非IT系を問わず)、自治体等の幹部層から最前線のご担当まで。
 とくに、新サービス・商品企画部門、法人営業部門の方に好適。

○受講後、習得できること:
 ・LPWAの普及がもたらす新市場、社会へのインパクトに対する理解
 ・LPWAはニッチ市場向けの技術ではなく、広く一般に使われる可能性への理解

○プログラム:

1.なぜLPWAが注目されるのか?
 ・IoTに適した通信技術
 ・IoTユースケースの方向性
 ・LPWA登場の背景と期待

2.主要なLPWA通信方式の概要と特長
 ・LPWA技術の特長と魅力
 ・独立系LPWA概観
 ・セルラー(携帯電話)系LPWA概観

3.LPWA導入の動き
 ・通信事業者
  ―海外通信事業者
  ―国内通信事業者
 ・SI事業者
 ・新興企業

4.海外・国内のLPWA活用IoT事例
 ・宅配集荷
 ・環境測定
 ・ゴミ収集
 ・スマートメーター
 ・動物保護 等

5.LPWAに関する将来展望
 ・セルラー系LPWAの登場で、独立系LPWAの競争力はどうなる?
 ・LPWAは家庭内IoT化の切り札となるのか?
 ・電化製品以外もIoTデバイス化するのか?

  <質疑応答>


12:10-13:40 セムテック・ジャパン合同会社  宮畑 勝則 先生

「LoRaWANネットワークの概要及び構築・利用方法」


○セミナーポイント:
 最近、ウェブ、雑誌で取り上げられるIoTを実現する上で、センサーなどを低消費電力(電池駆動)で、長距離(見通しで10km)を無線ネットワークで収容する技術の概要をはじめにご紹介差し上げます。また、実施にこのLoRaWANネットワークを利用するときに、NTTのようなネットワーク事業者の公衆網を利用する方法と、自営でネットワークを構築する方法をご紹介します。

○受講対象:
 企業、個人事業などでネットワークを構築することに携わっている方。
 センサーなどを開発されていて、広域ネットワークに接続することで新たな事業を、国内海外で考えていらっしゃる方。

○受講後、習得できること:
 LoRaWAN無線ネットワークを利用して、センサーなどをネットワーク化する方法と事例をご理解いただけます。

○プログラム:

1.LoRa® と LoRaWANとは?

 1)LPWAN (Low Power Wide-Area Network)の無線技術
 2)LoRa無線技術と、LoRaWANプロトコル概要
  a.なぜ10kmとぶの?
  b.スター型のネットワークです
 3)LoRa Alliance という団体が規格を推進しています
  a.オープンな団体です
  b.カタログでセンサー端末を選ぶことも出来ます
  c.独自のセンサー端末の開発も出来ます
 4)LoRaWANというネットワーク
  a.ネットワークの紹介、どんなネットワーク?
  B.ネットワークの構成要素
  c.通信事業者の運営するLoRaWAN公衆ネットワーク
  d.自分で作る自営LoRaWANネットワーク
 5)それでなにができるのか? 距離は? 伝送レートは?
  A.どれだけのデータが送れるのか?
  B.上り下りは?

2.LoRaWANと日本の電波法
 1)無線免許がいるのですか?
  A.電波法の遵守は必要です
 2)機器の認証は必要です。
 3)海外では?

3.LoRa、LoRaWAN事例紹介

4.どうやってLoRaWANを利用、構築すればよいのか?

 1)NTTなどのLoRaWAN公衆網サービスをつかって遠隔地を結びたい
 2)自身で自営ネットワークを構築して運用したい
 3)機器メーカ、構築サービスの紹介
 4)対応IoTプラットフォーム、サーバーサイド構築

5.まとめ

  <質疑応答>


13:50-15:20 京セラコミュニケーションシステム(株) 日比 学 先生

「SIGFOXネットワークの概要と導入事例・利用展開」


○セミナーポイント:
 今後、数百億台の市場が見込まれるIoTデバイスの市場を支えるLPWA(Low Power Wide Area)ネットワーク。その技術のひとつである「SIGFOX」を、KCCSは本年2月より日本で展開しています。
 SIGFOXネットワークは、低価格・低消費電力・長距離伝送を特長とし、欧州を中心に現在32ヶ国(2017年2月時点)に導入されているグローバルIoTネットワークです。社会インフラ、設備、環境、物流(アセット)、暮らし、農業など、さまざまな分野で利用され、既に1,000万を超えるデバイスがSIGFOXネットワークに接続されており、数多くのIoT事例が出ています。
 本セミナーでは、国内外の最新状況をふまえ、SIGFOXネットワークサービスの概要、利用事例を説明するほか、SIGFOXクラウドを含めた利用方向について、技術面を交え解説していきます。


○受講対象:
 LPWAによるIoTビジネスの展開を検討している企業の方

○受講後、習得できること:
 SIGFOXネットワークサービスの国内外の状況および、デバイスやサービスの開発方法、各種認証プログラムについてご理解いただけます。

1. LPWA、SIGFOXネットワークの概要

2. 日本におけるSIGFOXサービス

 a) サービス概要
 b) 国内外における周波数利用

3. 導入事例

4. SIGFOX通信とクラウド技術

 a) UNB(ウルトラナローバンド)技術
 b) 無線モジュール情報
 c) クラウド連携技術

5. SIGFOXエコシステムとチャネルパートナープログラム

  <質疑応答>


15:30-17:00 (株)村田製作所  渡辺 貴洋 先生

「IoT/M2M向けLPWAモジュールの製品組み込み」


○セミナーポイント:
 ・LPWAモジュールとは
 ・LPWAモジュールを製品に組込むために必要なこと
 ・弊社モジュールの紹介

○受講対象:
 LPWAを使ったアプリケーションを考えているが、無線を扱った経験の少ない方

○受講後、習得できること:
 LPWAモジュールを組込む際に考慮すべきことが分かる。

○プログラム:

・IoT市場について
 ―増加するデバイス
 ―様々な無線通信技術(LPWAの位置付け)

・LPWAモジュールとは?
 ―LPWAモジュールの概要
 ―LoRaモジュール
 ―SIGFOXモジュール

・LPWAモジュールを組込むために
 ―モジュールの中に何が含まれているのか?
 ―モジュールの外に必要なもの
 ―電波認証について
 ―アンテナの特性
 ―電池はどれくらい持つのか?


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

48,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

IoT   情報技術

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