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★モータ、トランスや磁性部品の大幅な高効率化、省エネ化や小型化が期待される
新しい軟磁性材料「M」について、その詳細と展望を解説する
※Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。
セミナー趣旨
2009年東北大学在職中、軟磁性材料分野で長年希求され、従来から両立が非常に難しいとされてきた高い磁束密度と優れた軟磁気特性を兼備した、新しいFe基ナノ結晶材料(FeSiBPCu)の開発に世界に先駆けて成功しました。さらに、本材料をコア材として用いることでモータ、トランスや磁性部品の大幅な高効率化、省エネ化や小型化が可能であることを実証しています。大学研究レベルから社会実装への進化のための重要な課題は、低コストでの材料安定生産供給と種々の形状やサイズの部材において、研究室レベル以上の磁気特性を実現することです。
発明から10年以上の歳月を経て、安価な工業原料を使い、多様な部材(巻きコア、板)においても、高価な高純度原料を用いた研究室レベル以上の優れた軟磁気特性が安定的に得られる新たな材料組成(M alloy)と、安定供給可能な材料の製造法およびナノ結晶化新規熱処理法の確立に至りました。M alloyは軟磁性材料分野において新たなイノベーションを起こし、カーボンニュートラル社会実現への貢献が期待されます。(株)Makinoは特許でガードされたM alloyの販売、知財、技術供与を通して広範な応用製品への展開を図ります。
本講義ではM alloyについて詳しく解説し、将来を展望します。
セミナープログラム
1.軟磁性材料市場の現状
1-1 各磁性材料の概要、特徴
1-2 国内市場
1-3 海外市場
1-4 応用分野
1-5 今後の動向
2.非平衡相軟磁性材料の概説
2-1 アモルファス軟磁性材料
2-2 ナノ結晶軟磁性材料の研究・開発動向
2-3 実用化されているナノ結晶軟磁性材料
3.高磁束密度・低損失ナノ結晶材料「M alloy」
3-1 従来の実用ナノ結晶材料
3-2 FeSiBPCu系高Bsナノ結晶材料開発経緯
3-3 M alloyの特長
4.M alloyの応用分野と波及効果
4-1 電子部品への応用
4-2 モータ・トランスへの応用
4-3 応用における課題
4-4 将来展望
【質疑応答】
キーワード:
軟磁性材料,モータ,トランス,磁性部品,軟磁気特性,高磁束密度,セミナー
セミナー講師
(株)Makino 代表取締役 / 東北大学名誉教授 牧野 彰宏 氏
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
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受講料
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