
〜定置用蓄電池ビジネスと電力市場へ与えるインパクト〜
開催日:2023年7月11日(火)
セミナー趣旨
蓄電池が電力市場を変える。これまでや電気自動車や工場の非常用電源として使われることが一般的であった蓄電池であるが、今般の法改正により、電力系統に蓄電池を単独で設置し、発電所として利用することが可能となる。蓄電池を活用した新たなビジネスの登場は、蓄電池ビジネスの在り方だけでなく、電力市場全体を大きく変える可能性を秘めている。本講義では、蓄電池や電力業界に携わる企業の方々を対象に、蓄電池ビジネスの概観を説明した上で、今話題となっている系統蓄電池ビジネスを中心に定置用蓄電池が電力市場へ与えるインパクトを説明する。
セミナープログラム
1.蓄電池市場の概観
2.定置用蓄電池ビジネスをはじめるために
(ア)市場価格の見通し(卸電力市場)
(イ)市場価格の見通し(需給調整市場)
(ウ)市場価格の見通し(容量市場/長期脱炭素電源オークション)
3.今後の電力市場の見通しと蓄電池の役割
4.将来の定置用蓄電池ビジネスの行方
セミナー講師
株式会社日本総合研究所
リサーチ・コンサルティング部門
環境・エネルギー・資源戦略グループ マネジャー
早矢仕 廉太郎(はやし れんたろう) 氏
2015年4月 大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻 工学修士 株式会社日本総合研究所入社 2017年4月 経済産業省電力・ガス取引監視等委員会出向 2019年4月 株式会社日本総合研究所復職 <主なコンサルティング実績> 【ガス】ガス小売事業参入に関する検討支援/公営ガス民営化公募の検討支援/熱量バンド制導入に関する影響調査、【電力】RE100達成に向けた調達戦略策定/PostFITを見据えた発電事業の収益性分析/再エネ小売事業者の参入支援等、【水素】水素サプライチェーン構築に向けた実証支援/水素社会の実現に向けた政策提言【中長期事業戦略策定】TCFD提言に基づく財務情報開示支援/シナリオ分析に基づく中長期事業戦略策定支援、その他、経産省時代の関与プロジェクト等多数
セミナー受講料
1名につき 33,000円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
収録時間 1時間44分 テキストデータ(PDFデータ)つき
■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。
受講料
33,000円(税込)/人
関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
静電選別とは?リサイクルの切り札となる仕組み・原理を徹底解説
【目次】 現代社会が抱える深刻な課題の一つに、資源の枯渇と大量廃棄の問題があります。私たちの生活を豊かにする製品は、役目を終えると膨... -
地中熱とは?知られざる再生可能エネルギー「地中熱」の可能性を解説
【目次】 再生可能エネルギーと聞いて、太陽光や風力を思い浮かべる方は多いでしょう。しかし、私たちの足元、大地にもクリーンで安定したエ... -
アンモニア発電とは?CO2排出削減の切り札、次世代燃料の仕組みや課題を解説
【目次】 地球温暖化対策が喫緊の課題となる中、温室効果ガスの排出量削減は世界共通の目標です。特に発電分野におけるCO2排出量の多さは... -
グリーン水素とは?なぜグリーン水素が注目されるのか、知っておきたいグリーン水素のすべて
【目次】 地球温暖化の進行と化石燃料への依存からの脱却は、現代社会が直面する最も喫緊の課題の一つです。世界各国が持続可能な社会の実現...