
~高度化するデジタル技術等によりネットワーク(変電所)の提供価値を高める~
開催日:2023年06月27日
セミナー趣旨
送配電事業を取り巻く環境は、レジリエンスの向上やカーボンニュートラル、RC制度の導入など、間断なく変化しており、ネットワーク事業者は、社会的便益最大化の観点から、高経年化が進む既存設備を維持しつつ、高度化の進むデジタル技術等により、ネットワーク(変電所)の提供価値を高めていく必要がある。そこで本セミナーでは、東京電力パワーグリッドが推進するデジタル変電所の構築について、現状の進捗と将来展望について詳説する。
セミナープログラム
1.送配電事業を取り巻く環境変化と課題
2.デジタル変電所の基本構想
3.デジタル変電所構築の具体的進捗と今後の展開
(1)国際標準通信規格(IEC61850)の適用
(2)変電機器センシングによるCBM高度化
(3)BIMを活用した工事設計
(4)変電設備異常診断AIシステム
(5)ドローンを活用した保全
4.将来の展望
セミナー講師
東京電力パワーグリッド株式会社
工務部 制御システム技術担当
課長
武智 正訓 氏
2000年 横浜国立大学大学院 工学研究科 修士課程修了
東京電力株式会社 入社
2004年 工務部 送変電建設センター 制御システムグループ
2009年 工務部 変電グループ
2011年 工務部 送変電建設センター FC増強グループ
2013年 工務部 送変電建設センター 交直変換設備グループ
2017年 工務部 変電グループ(変電設備保全担当)
2021年 工務部 制御システム技術担当 兼 技術統括室 国際規格調査グループ
セミナー受講料
1名:33,690円(税込)2名以降:28,690円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は4週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。
<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
受講料
33,690円(税込)/人
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