ソフトウェア品質技術を確実に身につける! 品質保証部門の人も設計を知ろう、設計開発部門の人も品質を意識しよう!

演習を中心とした参加型のセミナーです。ソフトウェアを開発する上で、ソフトウェア開発技術、プロジェクト管理技術、品質管理技術など、様々な技術が必要となります。また、ソフトウェア開発における、QCD(Quality:品質、Cost:コスト、Delivery:納期)を維持し、改善するために、プロジェクトや組織単位で、継続的に改善活動を実施することも大切です。

当セミナーでは、ソフトウェアを開発する上で必要となる基本的な開発技術や管理技術を、演習やディスカッションを交えながら体系的、実践的に習得できます。

日程

前期 2024年 10月 28日(月)~30日(水)
後期 2024年 11月 25日(月)~27日(水)

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    ● ソフトウェア品質管理/品質保証の考え方および品質改善の方法を学べます。
    ● 要求開発から検査までの各工程におけるソフトウェア開発技術について学び、演習によりそれらの具体的な活用方法を習得できます。
    ● 理論だけでなく、実践的事例を盛り込んだテキストを使用します。
    ● 演習では、共有可能なプレゼンテーションスライドの作成ツール「Googleスライド」を使用し、グループディスカッションを実施します。受講前に接続・操作確認のためのテストURLをご案内しますので、必ずご確認ください。なお、社内の接続環境・制限等により「Googleスライド」が利用できない場合は、SQiPセミナー担当にご連絡ください。

    【参加者の声】
    ・品質の基本的な概念、考え方について、ソフトウェア品質特性との紐づけについて考え方がとても分かりやすかったので、自部内にも展開出来たら良いと思いました。
    ・社内でソフトウェアの要求や仕様の整備ができていないため、本講義はとても参考になる内容でした。まずは、要求を文書化するときに、コーディングすると意味が変わってしまうような書き方にならないよう基本的な部分から実践していきたいです。
    ・「必ずしも仕様書を書かなければならないとは限らない」とのお話は目から鱗であり、無駄だな、と思いつつも書かなければならないものと強迫観念に近いものがありました。ドキュメントの作成、メンテナンスにはお金がかかるということもビジネスである以上、持っていなければならない視点かと、改めて認識しました。
    ・レビューやテストは、バグを洗い出すための手法でありという事を再認識しました。これまでレビューにおいては、レビュアーを納得させるという観点で言葉を選んだり、テストにおいては行き当たりばったりのテストをし、最終的にOKなら良しというようなこともしたことがあり、これは、バグを見つける=品質を向上させるといった目的意識に欠けていました。
    ・当社ではテスト内容を決める際は、想定しうる条件をすべて抽出して、できるだけ多くの条件をテストしており時間がかかっていたので、本講義で紹介いただいた手法を活用してテスト数を減らしていければと思いました。また、欠陥管理の状態線図についても仕組化されておらず責任の所在や担当が曖昧になっていることがあるので、今回の演習で学んだことを社内に展開したいと思います。
    ・メトリクス基準の進め方や考え方については弊社でも実践していた内容でしたので、理解できました。また、品質改善活動についても、どのような方法でターゲットを選定、周囲を巻き込んで進めていけば良いか考え方を知ることができたのでとても勉強になりました。
    ・バグ分析はじめ、ソフトウェア評価についての部分がわかりやすく説明されていて、実業務でも活用できると思いました。実際に、講師の方が使用されていたデータを用いて説明していただいたので、具体例などが示されていてわかりやすかったです。
    ・品質向上活動に携わる身としては、とても有意義な時間を過ごすことができました。品質改善活動の進め方についても自社に持ち帰ってメンバーに展開して、小さな所から改善を進めていこうと思います。

    受講対象・レベル

    あらゆる分野でソフトウェアの開発・生産に従事している技術者・プロジェクトリーダー・SE、ソフトウェア設計・開発をひととおり経験し、今後さらに高いレベルを目指す方

    セミナープログラム

    6日間コース(前期3日間・後期3日間)
    ※下記カリキュラムは基本形となります。講師の都合により、科目を入れ替える場合がございます。

    ---- 前期 ----
    第1日 9:20~17:00

    ソフトウェアの品質保証の基本
    ・社会におけるソフトウェアの位置づけ、役割
    ・ソフトウェアの品質とは
    ・品質阻害の要因
    ・ソフトウェア品質保証のポイント
     ・開発/管理プロセスの整備
     ・品質保証技術の向上
     ・コミュニケーションの改善

    第2日 9:30~17:00
    ソフトウェア要求
     ・開発プロセス、要求と仕様とその課題
     ・ソフトウェア工学の中の要求
     ・要求とは何か
     ・要求工学の項目、とくに要求の仕様化について

    第3日 9:30~17:00
    品質を追求した設計
     ・設計と品質
     ・設計の基本
     ・システムアーキテクチャと品質
     ・設計品質とテスト容易性
     ・モデリングとモデルレビュー手法
     ・テスト駆動開発

    ---- 後期 ----
    第4日 9:30~17:00
    レビュー技法
     ・レビュー技法の概要
    【演習1】アドホックレビュー
     ・インスペクション
    【演習2】インスペクションの実践
     ・レビューの事例、研究紹介

    第5日 9:30~17:00
    品質向上のためのソフトウェアテスト
     ・テストの役割と全体像
     ・テストの技術
     ・テストの実行
     ・テストベースレビュー欠陥報告
    【演習1】テスト設計
     ・テスト計画とマネジメント
     ・欠陥管理
    【演習2】欠陥追跡プロセス
     ・テスト結果、分析、報告

    第6日 9:30~17:00
    開発プロセスの改善
     ・問題意識
    【演習1】問題の共有
     ・プロセス改善活動の進め方
    【演習2】改善活動の目的
    【演習3】モデルの使い方
     ・測定と分析
    【演習4】上流工程と下流工程の事例

    セミナー講師

    小井土 亨 氏((株)OSK)、湯本 剛 氏((株)ytte Lab)、栗田太郎 氏(ソニー(株))、小池利和 氏(ヤマハ(株))、真野俊樹 氏(SQA総合研究所)、艸薙匠 氏((株)東芝)

    セミナー受講料

    賛助会員 133,100円
    一般 151,250円
    ※税込み
     参加者の所属企業が日科技連賛助会員の場合は、その旨を申し込みフォームの備考欄に記入してください。不明の場合は「会員不明、調査希望」と記入していただければ、当方で調査します。
     またこれを機会に入会を検討したい場合は、「入会検討のため資料希望」と記入してください。案内資料を送付し、セミナー正式受け付け以前にご入会いただくと、会員価格でご参加いただけます。

    受講について

    ■ライブ配信のビデオ会議(遠隔会議)システムは「Zoom」を使用します。
    ■申込前に、事前に以下のテストサイトで、スピーカーとマイクのテストを確認してください。
     https://zoom.us/test
     *セミナー当日に視聴できないとのお問い合わせを頂戴した場合、対応できない場合がございます。
    ■ライブ配信へのお申込みは、開催日の4営業日前までにお願いします。
    ■参加者情報入力画面において、資料の送付先として参加者の郵便番号、所在地、メールアドレスを必ずご入力ください。


     

    受講料

    151,250円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    9:20

    受講料

    151,250円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込(主催者側から請求書を送付します)

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    情報技術   品質マネジメント総合

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

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    151,250円(税込)/人

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    キーワード

    情報技術   品質マネジメント総合

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