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化学物質管理セミナー〜化学物質管理に必要な知識と経験の証を手に入れるために〜
全国25,0002024-04-26
パウダーテック、コクヨ、島津製作所、荒川化学工業の
化学物質管理について現役担当者様にご説明いただきます!
日本の化学物質規制動向も解説!
セミナープログラム
第1部:「日本の化学物質規制動向」
(株)LSIメディエンス 黒岩 宏美 氏
■セミナーポイント:
化学物質を正しく管理するため、日本には様々な規制があります。本講座では化審法を中心に安衛法、化管法および毒劇法の基本的な内容と規制動向、対応のポイントについて説明いたします。特に2019年1月に施行された改正化審法については、その詳細と必要な対応について具体例を示しながら解説いたします。
■参加して得られる知識:
化審法、安衛法、化管法および毒劇法の目的と概要
改正化審法の詳細
■セミナー内容:
1.日本における化学物質規制の体系
2.化学物質の管理・取扱い上の一般的な注意点
3.化審法
・化審法の目的と概要
・化審法における新規化学物質の申請方法
・化審法申請の具体的事例
・改正化審法の詳細
4.安衛法
・安衛法の目的と概要
・安衛法と化審法の比較
5.化管法
・化管法の目的と概要
・化管法改正予定
6.毒劇法
・毒劇法の目的と概要
・指定令改正
−質疑応答−
第2部:「パウダーテックにおける化学物質管理の取り組み」
パウダーテック(株)望月 武史 氏
■セミナーポイント:
EUのREACHや米国のTSCAにおいては、アーティクルという概念があるが、粉粒体はこれに該当しないという考え方が多かったように思う。電子写真用キャリアは粉粒体であるがアーティクルに該当するのか、我々の考え方とアクションを含めて概説する。
■参加して得られる知識:
粉粒体の海外法規制上の取り扱いについて
アーティクル(成形品)の定義と適用について
GHS分類・標記と国内法との整合について
■セミナー内容:
1.はじめに
2.国内対応 化審法標記とGHS分類・標記いついて
2-1 SDSの提供・ラベル表示の義務
2-2 組成の標記とGHS分類
3.海外対応 粉粒体はアーティクルとして取り扱えるか
3-1 REACH
3-2 TSCA
3-3 韓国、中国
4.アーティクルとして取り扱った場合の事業者の責務
5.最近のトピックス
6.おわりに
−質疑応答−
第3部:「コクヨグループの製品含有化学物質管理について」
コクヨ(株)齊藤 申一 氏
■セミナーポイント:
欧州のRoHS指令、REACH規則をはじめとする化学物質規制が国際的に強まり、広範囲の化学物質の使用状況の報告を市場から要求されています。講演ではコクヨグループにおける製品含有化学物質管理の経緯と現在の対応状況についてお伝えします。
■参加して得られる知識:
川下メーカーの化学物質管理の困難さ
■セミナー内容:
1.コクヨグループの紹介
1-1 家具と文具の化学物質規制の違い
2.製品含有化学物質管理の背景
2-1 コクヨグループの化学物質リスク
3.コクヨグループの化学物質管理の経緯
3-1 「製品含有化学物質管理基準ガイドライン」ができるまで
−質疑応答−
第4部:「島津製作所における化学物質管理」
(株)島津製作所 山原 亮 氏
■セミナーポイント:
本セミナーでは、初めに島津製作所の化学物質管理体制の概要を説明した後、管理に使用している自社グループ製ソフトウエア“CLIS”の紹介並びに現在検討を進めている次世代型管理ソフトウエアの構想を説明します。
■参加して得られる知識:
機械製造企業での化学物質管理の例
化学物質管理ソフト“CLIS”の情報
島津製作所で検討している次世代型化学物質管理ソフトの取組情報
■セミナー内容:
1.島津製作所について
1-1 会社概要
1-2 事業の概要
2.島津製作所の化学物質管理体制
2-1 体制の概要
2-2 現体制の課題
3.化学物質管理ソフト“CLIS”について
4.次世代型化学物質管理ソフトの取組について
−質疑応答−
第5部:「荒川化学工業における化学物質管理」
〜環境に優しい製品創りの取組み〜
荒川化学工業(株) 長田 正 氏
■セミナーポイント:
荒川化学は、ロジン(松脂)という天然資源を有効活用することで、事業を伸ばしてきた化学品メーカーであり、この事業スタイルを継続していくためには、環境、安全の取組みを確実に進めていくことが重要と認識しています。また、市場や顧客のニーズに合致した製品をタイムリーに提供していくことを進めてきた結果、多品種少量生産の業態となっています。そういうことから、化学物質管理の面でも、新製品の開発段階から、リスクを把握して、それを無くすよう、創りこんでいくことが重要と考え、そのための仕組みを推進しています。
■参加して得られる知識:
開発段階初期から、化学物質管理の面にも配慮して進めていく、新製品開発の仕組みについて、参考にして頂ければ幸いです。
■セミナー内容:
1.荒川化学について
1-1 荒川化学の概要
1-2 荒川化学の歴史とロジン
1-3 現在の事業形態
2.環境保全の取組み
3.化学物質管理の取組み
3-1 グリーン規定の制定
3-2 購買プロセスにおける化学物質管理
3-3 設計開発プロセスの取組み
4.化学物質管理における当社の課題
−質疑応答−
セミナー講師
(株)LSIメディエンス 環境リスク評価センター
登録支援グループ グループリーダー 黒岩 宏美 氏
パウダーテック(株)技術管理部 部長 望月 武史 氏
【略歴】
1982年 慶應義塾大学 工学部 応用化学科卒業
1982年 富士電気化学株式会社(後のFDK株式会社)に入社
フェライトの研究開発を経て、トナー及びキャリアの開発・製造に従事。
2002年 パウダーテック株式会社に入社
キャリアの製造、開発に従事した後、現職に就く。
化学物質管理、知財管理、安全・環境・労働安全衛生、ISOなどの責任者に従事。
現在は、安全・環境・労働安全衛生、ISO、メンタルヘルスなどの責任者。
コクヨ(株)総務部 環境ユニット長 齊藤 申一 氏
【略歴】
1990年 コクヨ株式会社に入社。店舗機器の管理部門
1992年 ステーショナリーの営業部門
2002年 環境マネジメント部門から現職
(株)島津製作所 環境経営統括室 山原 亮氏
【略歴】
2006年1月に株式会社島津製作所入社。基盤技術研究所で新規事業探索業務に従事
2011年4月に経営戦略室 次世代医療事業推進グループに異動し、新規事業の立上を担当
2014年4月より経営戦略室 事業推進グループにて現在の中期経営計画の策定業務を担当
2017年4月より経営戦略室 社外連携グループでM&A関連業務を担当
2018年4月より環境経営統括室に異動し、環境関連業務に従事
荒川化学工業(株)品質環境保安室 室長代理 長田 正氏
【略歴】
1979年 入社 研究所勤務 製品開発に従事
2007年 本社 品質環境保安室勤務
2013年 監査室勤務
2016年 品質環境保安室勤務 現在に至る
セミナー受講料
・購読者の方のお申込み
雑誌『 月刊 化学物質管理 』を購読なされている方 or 会社で購読なされている方
1名 17,600円 (税込(消費税10%)、資料付、昼食付)
・一般の方のお申し込み
1名 28,600円 (税込(消費税10%)、資料付、昼食付)
*『 月刊 化学物質管理 』を購読なされている方 / 会社で購読なされている方は、お申し込みの際、備考欄に「 購読者割引 」とご記載ください。
*1社複数名割引、学校法人割引の適用はございません。
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