
<デクロランプラス/メトキシクロル/UV-328を中心とした>ストックホルム条約とその対象物質の徹底解説~各物質の用途/適用除外/代替品/化審法への落とし込みや国内外の規制動向など~
ストックホルム条約で対象となっている各物質を徹底解説。PFASの最新動向も。規制の先を占い、準備実務へ落とし込むための講座です!
セミナー趣旨
ストックホルム条約とは何か?その制定の背景や仕組みなどについて解説します。また、最近の動向として、2023年5月に開催されたストックホルム条約第11回締約国会議(COP11)で規制の導入が決定したデクロランプラス/メトキシクロル/UV-328について、国内法を中心とした規制動向について解説します。さらにPFASを含む、今後規制が検討されている物質についても取り上げ解説をしていきます。
セミナープログラム
1.ストックホルム条約の概要
1.1 背景/概要/主な条約の流れ
1.2 COPとPOPRC
1.3 対象物質の追加確定後の各国法令への反映
-化審法との関係性-どのように第一種特定化学物質へ指定されるか/指定後の取り扱い
-物質毎に定められた適用除外等の国内法への反映について
2.第11回締約国会議(COP11)で決定された条約対象物質について
2.1 デクロランプラス
-規制の背景
-主な用途/適用除外(国内外)/閾値
-主な決定内容
-代替品動向
2.2 メトキシクロル
-規制の背景
-主な用途/適用除外(国内外)/閾値
-主な決定内容
-代替品動向
2.3 UV-328
-規制の背景
-主な用途/適用除外(国内外)/閾値
-主な決定内容
-代替品動向
3.デクロランプラス/メトキシクロル/UV-328 日本国内での審議スケジュールと見通し
3.1 国内での審議スケジュールと主なステップ/今後の見通し
3.2 3物質すべて同時期の施行日or物質毎に施行時期は異なる?
3.3 対象物質を含んだ廃棄品への規制内容
4. デクロランプラス/メトキシクロル/UV-328 主要国での規制状況
5. ストックホルム条約 今後の検討動向
5.1 POPRC19(2023年10月開催)での議題対象物質
5.1.1リスクプロファイル案
-クロルピリホス
・議論の経緯と背景
・主な用途
・主な決定内容/今後の見通し
5.1.2 リスク管理評価書案
-MCCP(中鎖塩素化パラフィン)
・定義(今後議論)
・議論の経緯と背景
・主な用途
・主な決定内容/今後の見通し
-LC-PFCA(長鎖ペルフルオロカルボン酸)
・定義
・議論の経緯と背景
<質疑応答>
セミナー講師
十四コンサルティングオフィス 長野 知広 氏
■ご略歴
有機化学を専攻後、主に企業では技術部門にて塗料の技術開発に従事し、自動車業界や家電業界に関する業務に対応。
2016年からは東京環境経営研究所にて化学物質管理に関するセミナーや執筆活動なども行っている。
主な著作物として「月刊化学物質管理 トピック(情報機構)」「世界のRoHS & REACH コラム」等。中小企業診断士。
■ご専門および得意な分野・ご研究
化学物質規制、環境規制、有機材料
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
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受講料
41,800円(税込)/人