中国特許の出願と権利化 ~日本との実務の相違と最新の審査基準改正を中心に~【オンライン】

セミナー趣旨

日本企業にとって重要な出願先の一つである中国。日本語でコミュニケーションできる代理人も多いため、ハンドリングしやすい部分もありますが、昨今では進歩性等の審査が厳格化し、登録率も50%程度と、特許査定を得るのが意外と難しい国になっています。一方、代理人費用は年々上昇しており、効率的な権利取得のためには、中国特有の制度や審査基準の理解が不可欠です。

本セミナーでは、中国の現地事務所に14年間勤務した日本人弁理士である講師が、中国での特許の出願と権利化に携わるすべての方に向けて、日中の出願・権利化における制度及び実務の相違点と、中国特有の制度の活用方法を、実務者の立場から詳しくご説明します。また、中国における補正要件、サポート要件、進歩性等の判断基準を整理し、審査事例を通して、中国OAへの効果的な応答方法を分析します。更に、包袋禁反言の扱い、期限徒過時の救済、現地代理人の選定等の中国で特許出願を行う企業にとって関心が高いトピックについても、現地事情を踏まえた実践的な情報を提供させて頂きます。

受講対象・レベル

知的財産部門、その他関連部門のご担当者様

セミナープログラム

第1 中国特許出願概況
 ・特許出願をめぐる中国の政策
 ・専利法/実施細則/審査基準の改正状況
 ・出願関連統計情報 等

第2 出願関連実務
 ・中国向け出願書類作成時の留意点
 ・外国出願人が利用できる審査促進手段
 ・遅延審査制度
 ・秘密保持審査義務の実際 等

第3 中間処理対応の実務
 ・拒絶理由通知の見方
 ・審査段階ごとに許される補正の範囲
 ・分割出願の活用
 ・補正要件/サポート要件/進歩性等の審査基準と事例 等

第4 その他のトピック
 ・面談/電話インタビュー/電話指令
 ・期限徒過時の救済
 ・包袋禁反言の扱い
 ・特許期間調整制度
 ・現地代理人選定のポイント 等


※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。

セミナー講師

TMI総合法律事務所 弁理士 伊藤貴子 氏

東京大学教養学部卒業、日本電信電話株式会社勤務を経て2003年に弁理士登録。国内特許事務所に5年間勤務後、中国の北京尚誠知識産権有限公司 上海オフィスに入所し、同事務所に14年間勤務、パートナーを務める。2022年より現職にて、中国現地での実務経験を活かし、日本企業の中国での知的財産の出願・権利化から権利行使までのサポートを行っている。専門は特許(主に電気分野)。
2005年より知財協セミナーの講師を務めるほか、「知財管理」誌、TMI事務所ブログでも、中国知財関連の記事を多数執筆中。

セミナー受講料

受講料(1名につき) 
会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)

※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

受講について

視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


14:00

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

知的財産マネジメント一般   海外事業進出   企業法務

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


14:00

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

知的財産マネジメント一般   海外事業進出   企業法務

関連記事

もっと見る