
【中止】【研究者、開発担当者のための】創薬研究を目指したシングルセルRNA-seq解析入門~シングルセルRNA-seq解析の重要性と応用展開について~<会場開催セミナー>
〇シングルセルRNA-seq解析の基礎知識から、具体的な解析ソフトや手順についてしっかりとお話しします。
セミナー趣旨
創薬研究において遺伝子発現解析は広く用いられている技術である。以前は組織など一定単位の総和として遺伝子発現情報を解析することしかできなかったが、現在は細胞単位での遺伝子発現情報を明らかにする「シングルセルRNA-seq解析」が活用されている。薬剤のモダリティが多様化するなかで、細胞種ごとの遺伝子発現情報を明らかにし、バイオマーカー探索や標的遺伝子群の絞り込み等を行う必要性が日に日に高まっている。
本セミナーでは、創薬研究における一般的なシングルセルRNA-seq解析手法を手順とともに紹介する。
受講対象・レベル
・創薬における探索研究フェーズでシングルセルRNA-seq解析に関心のある方
・抗がん剤、免疫系疾患の薬剤開発でシングルセルRNA-seq解析に関心のある方
・具体的な解析ソフトや手順が知りたい方
必要な予備知識
■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど
https://www.10xgenomics.com/jp/platforms/chromium
習得できる知識
・シングルセルRNA-seq解析の基礎知識
・シングルセルRNA-seq解析の解析手順
・シングルセルRNA-seq解析に必要なソフトウェア群
セミナープログラム
1. シングルセルRNA-seqの基礎
RNAシーケンシングとは何か
シングルセルRNA-seqの重要性と応用分野
基本的な実験プロトコル
2. データの前処理と品質管理
リードのトリミング、アラインメント、定量化の基本
品質管理の指標とデータクレンジング
正規化手法とバッチ効果の補正
3. データ解析の基本
発現量の推定と遺伝子発現プロファイルの解析
クラスタリング技術と細胞の分類
主成分分析(PCA)やUMAPなどの次元削減技術
4. 応用分析とインテグレーション
差分発現遺伝子(DEG)解析と遺伝子の機能注釈
複数のデータセットの統合とメタ解析
シングルセルデータのための統計的モデリングと推論
5. 創薬研究におけるシングルセルRNA-seq解析
創薬マーカー探索、標的遺伝子探索
バイオマーカー探索
※途中、小休憩を挟みます。
■講演中のキーワード
シングルセルRNA-seq解析、PCA、tSNE、UMAP、クラスタリング、バイオマーカー、パスウェイ解析、疑似系譜解析
セミナー講師
アメリエフ株式会社 代表取締役社長 山口 昌雄 氏
■ご略歴
1976年生まれ、東京都出身。2003年までの3年間理化学研究所にてバイオインフォマティクス技術を修得し、
2004年に京都大学 大学院 医学研究科 博士後期課程入学、2007年卒業(満期退学)。
創薬ベンチャーを経て、2009年7月にアメリエフを起業。
2020年9月に東京証券取引所 プライム市場上場のPHCホールディングスの完全子会社化。
現在も医学・創薬研究におけるバイオインフォマティクス事業に取り組む。
2019年より東京医科歯科大学にて学外非常勤講師、2023年より客員教授として人材育成にも従事。
■ご専門および得意な分野・ご研究
バイオインフォマティクス、遺伝統計学
■本テーマ関連学協会でのご活動
・シングルセルゲノミクス研究会(2022年8月)口頭発表
・NGS Expo(2022年10月)口頭発表
・BioJapan 2022(2022年10月)主催者セミナー登壇
セミナー受講料
1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 感染拡大防止対策にご協力下さい。
- セミナー会場での現金支払いを休止しております。
- 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
- 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
- 録音・録画行為は固くお断り致します。
- 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
- 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)
受講料
41,800円(税込)/人