基礎から学ぶソフトロボティクス~要素技術、最新の開発動向と今後の展望など~<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>

41,800 円(税込)

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開催日 13:30 ~ 17:00 
主催者 株式会社 情報機構
キーワード メカトロ・ロボティクス
開催エリア 全国
開催場所 会場での講義は行いません。

ソフトロボティクスの基礎、材料・センサ・アクチュエーターなどソフトロボット開発に必要な要素技術、システム、耐久性、実際の開発動向・開発例など幅広く解説。 

セミナー講師

中央大学 理工学部 精密機械工学科 教授 中村太郎 氏

■経歴2003年信州大学大学大学院博士後期課程修了。博士(工学)。1999年より秋田県立大学助手。2004年より中央大学専任講師。2006年より同大学助教授(准教授)。2013年より同大学教授、現在に至る。この間2012年から2013年までスイス連邦工科大学ローザンヌ校Visiting Professor。2017年に中央大学発スタートアップ企業である株式会社ソラリスを設立。取締役社長/会長を経て、現在技術顧問としてソフトロボットの技術指導に当たる。文部科学大臣表彰若手科学者賞、日本機械学会奨励賞、日本ロボット学会学術奨励賞等を受賞。■専門および得意な分野・研究人工筋肉や機能性流体を用いた生物型ソフトロボットやフィジカルインターラクション装置の開発と、実用化を見据えた応用に関心を持つ(ミミズ型ロボットや可変粘弾性アシストスーツ等)。特にマテリアルからアクチュエータ制御、ロボットシステム、実用化までの縦型展開を得意とする。現在まで特許の出願数は150件を超えており、ソフトロボットに関する共同研究を述べ80社以上と実施している。

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

ソフトロボティクスは、従来の硬い構造を持つロボットとは異なり、柔らかい素材や可変構造、自律分散制御などを使って設計された新しいロボット工学の分野です。通常のロボットよりもシンプルなシステム構成で、複雑な動きやタスクを実行することができます。この分野は現在、世界的に注目されており、AIと組み合わせることで次世代のロボットシステムを構築することが期待されています。本講演では、ソフトロボティクスの基本原理から最新の技術動向について、特に人工筋肉を中心としたソフトアクチュエーションを中心に紹介します。そして、演者の実用化/事業化への挑戦を通じて、この技術が持つ可能性と直面する課題について議論します。

■講演中のキーワード・ソフトロボット・人工筋肉・ソフトアクチュエータ・ロボットハンド・管内検査ロボット・蠕動運動・生物規範型ロボット

受講対象・レベル

・ソフトロボットの最新動向を知りたい方・人工筋肉やソフトアクチュエータを活用したい方・ソフトロボットを使って新しい事業を展開したい方

習得できる知識

・ソフトアクチュエータや人工筋肉の制御や活用方法・ソフトロボットの応用法の習得・ソフトロボットの事業展開の動向

セミナープログラム

1.ソフトロボティクスとは 1-1.ソフトロボットの定義 1-2.ソフトロボットの歴史 1-3.ソフトロボットの範疇と要素技術(アクチュエータ・センサ・可変粘弾性)2.ソフトアクチュエータ(人工筋肉)について 2-1.人工筋肉とは 2-2.様々な人工筋肉について 2-3.流体系ソフトアクチュエータの種類 2-4.流体系ソフトアクチュエータのモデル化と制御 2-5.拮抗配置による可変粘弾性制御 2-6.ソフトアクチュエータの耐久性と長寿命化について3.ソフトロボティクスへの適用 3-1.ソフトハンド・グリッパー 3-2.生物型ロボット  3-2-1.蠕動運動型ロボット  3-2-2.ミミズ型ロボット  3-3-3.腸管型ミキシングポンプ 3-3.ウェアラブルなフィジカルインターラクションデバイス  3-3-1.パワーアシストデバイス  3-3-2.リハビリテーション・トレーニングシステム  3-3-3.VR力覚提示システムへの適用4.スタートアップ企業の設立と実用化への挑戦 4-1.大学発スタートアップ SoLARIS設立の経緯 4-2.現在の事業化への挑戦と現状について5.ソフトロボティクスの課題6.まとめ<終了後、質疑応答>