＜基礎から学ぶ＞LiDARセンサーと自動運転への応用～仕組み・特徴・活用事例・最新開発動向～＜Zoomによるオンラインセミナー＞

セミナー趣旨

新たな視覚センサーとしてLiDAR (Light Detection and Ranging) が注目を集めている。LiDARは空間を3次元でとらえカメラのように動画データとして取得できる。夜間でも100メートル先まで視覚情報を認識できるため、自動運転のメインのセンサーとして有望視されている。ただし、LiDARによって取得される点群データの処理や活用には高度な技術的知識が必要である。本セミナーでは、LiDARとそのデータ処理の基礎から自動運転への応用までを学ぶことができる。

受講対象・レベル

LiDARの基礎を学びたい方、LiDARの応用を学びたい方

必要な予備知識

大学理工系入学レベルの数学と物理

習得できる知識

・LIDARの基礎と応用
・三次元深層学習の基礎
・自動運転／自律走行の基礎

セミナープログラム

1．LIDARの基礎
　　　（1）世界の動向
　　　　　　・自動運転の歴史
　　　　　　・各種センサの特徴
　　　（2）原理
　　　　　　・測距方式
　　　　　　・送受信デバイス
　　　　　　・ビーム偏向器
　　　（3）特徴
　　　　　　・各種センサとの比較
　　　　　　・天候の影響
　　　（4）三次元点群データ
　　　　　　・三次元表現方法
　　　　　　・ポイントクラウド
　　　（5）データの処理方法
　　　　　　・物体認識の基本手法
　　　　　　・物体認識の最新手法
　　　（6）カメラ画像との融合
　　　　　　・センサフュージョン
　　　　　　・キャリブレーション
　　　（7）今後の展望

2．LIDARの応用
　　　（1）スマートモニタリング
　　　　　a. オブジェクト検知
　　　　　　・データの取得方法
　　　　　　・深層学習モデル
　　　　　b. オブジェクト分類
　　　　　　・データの取得方法
　　　　　　・深層学習モデル
　　　　　c. 空間特徴抽出
　　　　　　・点群データの前処理
　　　　　　・動的特徴の指標
　　　（2）自動運転・自律走行
　　　　　a.自己位置推定
　　　　　　・基本原理
　　　　　　・実装方法
　　　　　b.デジタルツイン
　　　　　　・概念
　　　　　　・システム構成
　　　　　　・実証実験

セミナー講師

芝浦工業大学 工学部　教授 博士（工学） 　新熊 亮一 先生
（株）ハイパーデジタルツイン 研究開発部　代表 博士（工学） 　伊東 敏夫 先生

■新熊先生
【略歴】
2003年大阪大学にて博士（工学）を取得。2021年まで京都大学准教授。
2021年～現在、芝浦工業大学教授
2008～2009年米国WINLAB客員、2018～2022年JSTさきがけ研究員、
2022年に(株)ハイパーデジタルツインを創業し取締役に就任。
【専門】
ネットワークAI、モビリティのためのデジタルツイン
【本テーマ関連学協会での活動】
電子情報通信学会フェロー
IEEE Senior Member

■伊東先生
【略歴】
1995年神戸大学にて博士（工学）を取得。2013年までダイハツ工業㈱勤務。
2013年～2023年、芝浦工業大学教授、2022年に(株)ハイパーデジタルツインの代表取締役に就任。
2023年～芝浦工業大学、特任研究員を兼務。
【専門】
自動運転、コンピュータビジョン（レーダー、カメラ、LiDAR）
【本テーマ関連学協会での活動】
自動車技術会フェロー

セミナー受講料

1名47,300円(税込（消費税10％）、資料付)
　＊1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
　＊学校法人割引；学生、教員のご参加は受講料50％割引。

受講について

• 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。（開催1週前～前日までには送付致します）
  ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。（土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。）
• 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
• Zoomを使用したオンラインセミナーです
  →環境の確認についてこちらからご確認ください