★超臨界・亜臨界流体をグリーンテクノロジーに活用するポイントを伝授します!
※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
セミナー趣旨
超臨界・亜臨界流体の基礎とその特異な溶媒特性を解説し、熱硬化性プラスチック、繊維強化プラスチック、混合プラスチック等の従来法では処理が困難なプラスチックのリサイクルおよび超臨界二酸化炭素を用いたプラスチックの合成・化工技術の現状と課題、今後の方向について説明する。更に超臨界・亜臨界流体を用いる実験装置の製作・実験方法を説明する。
必要な予備知識
企業や公設研究機関等の技術者、研究者、研究管理者で、超臨界/亜臨界流体技術の初心者、中堅の方を対象にする。また受講に当たって予備知識は特に必要ない。
習得できる知識
(1) 超臨界・亜臨界流体の基礎知識と安全に取り扱う技術
(2) プラスチックリサイクル技術の現状と課題
(3) 超臨界・亜臨界流体を用いるプラスチックリサイクル技術の現状、利点、課題
(4) 超臨界二酸化炭素を用いるプラスチックの合成、化工技術の現状、利点、課題
(5) 超臨界・亜臨界流体を用いる実験装置の製作・運転技術
セミナープログラム
1.超臨界・亜臨界流体の基礎と溶媒特性
1-1. 超臨界・亜臨界流体とは?
1-2. グリーンサステイナブルケミストリーへの応用
1-3. 超臨界・亜臨界流体技術の社会実装の状況と大型プラント
2.超臨界・亜臨界流体を用いるプラスチックのリサイクル技術
2-1. プラスチックのリサイクル技術の現状
2-2. 超臨界・亜臨界流体を用いるプラスチックリサイクル技術の利点と課題
2-3. 超臨界メタノールによる架橋ポリエチレンのケミカル+マテリアルリサイクル
2-4. 超臨界メタノール及び亜臨界水による炭素繊維強化プラスチックのリサイクル
2-5. 亜臨界水処理によるプラスチック+バイオマス混合廃棄物の固体燃料化
2-6. 亜臨界水を用いる多層フィルムのケミカルリサイクル
2-7. 超臨界メタノールによるPET、PENのケミカルリサイクル
2-8. 超臨界・亜臨界水によるガラス繊維強化プラスチックのリサイクル
2-9. 亜臨界水を用いるプラスチック混合廃棄物からの液体燃料、ナフサ製造
3.超臨界二酸化炭素を用いるポリマー合成・化工技術
3-1. 超臨界二酸化炭素中でのポリ乳酸の合成
3-2. 超臨界二酸化炭素中でのポリスチレン微粒子の合成
3-3. 超臨界二酸化炭素を用いる微粒子のポリマーコーティング
4.超臨界・亜臨界流体を用いるプラスチック分解装置の製作
4-1. 小型バッチ装置(小規模の探索研究)
4-2. 連続型流通装置(大型化に必要なデータの取得)
5.まとめ
キーワード:
超臨界,亜臨界,流体,プラスチック,リサイクル,ポリマー,合成,化工,バイオマス,セミナー
セミナー講師
静岡大学 創造科学技術大学院 特任教授 工学博士 佐古 猛 氏
<他の役職>
地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS) 研究代表
一般社団法人 電線総合技術センター 会長
【経歴】
1977年 通産省工業技術院物質工学工業技術研究所(現産総研) 研究員
1986年 9月~87年9月 カリフォルニア大学バークレー校 客員研究員
2000年 静岡大学工学部物質工学科 教授
2013年 静岡大学工学部 工学部長
2018年 静岡大学特任教授
2019年 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS) 研究代表
2022年 電線総合技術センター(JECTEC) 会長
【受賞】
2023年 リサイクル技術開発本多賞
「亜臨界・超臨界流体を用いる難分解性プラスチックのケミカル/マテリアル複合リサイクル技術の開発」
2019年 化学工学会フェローの称号を授与
2018年 プラスチックリサイクル化学研究会功労賞
2011年 文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門)
「超臨界・亜臨界流体を用いる地球環境保全技術の研究」
2008年 化学工学会研究賞
「超臨界メタノールのミクロ溶媒特性の解明と特異的反応制御に関する研究」
2007年 日経地球環境技術賞
「亜臨界水を用いたバイオマス廃棄物のエネルギー資源化技術の開発」
2006年 イノベーションジャパン2006・UBSスペシャルアワード 環境・エネルギー部門賞
「超臨界流体を用いたポリマーの合成とリサイクル技術」
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
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2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
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今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
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受講について
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