★『翼,槽,邪魔板等の選定』『攪拌動力の決定』 から『スケールアップ時のトラブルを防ぐ設計』までじっくり解説いたします!
セミナー趣旨
撹拌所要動力と撹拌機仕様の設計計算法と合理的なスケールアップ方策について一から解説する。
撹拌やスケールアップに関する手ごろな専門書はそれほど多くなく、初学者がこれから撹拌理論を学ぶには、
高額な技術書や古書や洋書に頼らざるを得ないのが現状である。このセミナーでは、
これらの書籍を集約して自作した詳しいテキストをもとに、撹拌機の理論的背景を習得する。
設計計算の力をつけるには電卓で何度も計算してみることが大切であり、多くの例題を取り入れている。
セミナーでは扱わない周辺分野についてもテキストに詳しく記載するので自習していただきたい。
セミナープログラム
1.流れの性質
1-1 流体のせん断応力
1-2 流体の種類
1-3 流れの速さ
1-4 流れの状態
1-5 レイノルズ数
1-6 設計計算例
(1) 平均流速の計算例
(2)レイノルズ数の計算例
2.均一液相の撹拌
2-1 撹拌作用
2-2 代表的な撹拌翼
2-3 撹拌槽内の流れ
2-4 撹拌槽の条件因子
2-5 撹拌槽の標準寸法
2-6 流動特性
2-7 動力特性
2-8 撹拌所要動力の推算①(邪魔板無しの条件)
2-9 撹拌所要動力の推算②(完全邪魔板条件)
2-10 撹拌所要動力の推算③(部分邪魔板条件)
2-11 撹拌所要動力の目安
2-12 原動機の選定
2-13 設計計算例
1) 撹拌槽寸法の計算例
2) 撹拌レイノルズ数の計算例
3) 撹拌所要動力(線図利用)の計算例
4) 撹拌所要動力(永田式)の計算例
5) 撹拌所要動力(亀井・平岡式)の計算例
6) 撹拌所要動力(高粘性流体)の計算例
7) 混合時間の計算例
3.スケールアップ
3-1 スケールアップの考え方
3-2 幾何学的相似の条件
3-3 力学的相似の条件
3-4 運動学的相似の条件
3-5 スケールアップの基準式
3-6 スケール比の影響
3-7 設計計算例
1) 実機寸法の計算例
2) 実機翼径の計算例
3) 実機撹拌速度の計算例
4) 実機撹拌動力の計算例
4.気液撹拌
4-1 ガスの溶解度
4-2 ガス吸収速度
4-3 完全分散通気撹拌速度
4-4 気液撹拌所要動力
4-5 物質移動容量係数
4-6 気液接触界面積
4-7 ガスホールドアップ
4-8 気泡径
4-9 設計計算例
1) ガス吸収速度の計算例
2) 通気量の計算例
3) 完全分散通気撹拌速度の計算例
4) 気液撹拌所要動力の計算例
5) 物質移動容量係数の計算例
6) 気液接触界面積の計算例
7) ガスホールドアップの計算例
8) 気泡径の計算例
【質疑応答】
セミナー講師
新潟大学 工学部化学システム工学プログラム 准教授 博士(工学) 三上 貴司 氏
セミナー受講料
1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕
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