★最適設計およびスケールアップ計算用のExcelテンプレート付き!!
※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
【アーカイブ配信:5/29~6/7】での受講もお選びいただけます。
セミナー趣旨
撹拌装置は数多くのプロセスで使われています。その設計およびスケールアップにあたり多くの疑問を持っているエンジニアの方がいらっしゃると思います。
撹拌の基礎から設計およびスケールアップまでを詳しく解説します。動画を数多く使い分かり易く説明いたします。また、実際の最適設計およびスケールアップの計算をExcelを使って解説します。知識だけではなく具体的な計算も身に付けることができます。
使用するExcelのファイルは差し上げますので、実務で御使用ください。撹拌・混合操作におけるトラブルと対策についても具体的に解説致します。
習得できる知識
1. 撹拌・混合の基礎が明快に理解できる
2. 実際の撹拌装置設計計算が学べる
3. 撹拌装置のスケールアップ手法が学べる
4. 撹拌・混合操作のトラブルの原因と対策が理解できる
セミナープログラム
1.混合・撹拌の基礎
1-1. 撹拌の基礎
1-1-1. 混合・撹拌
1-1-2. 撹拌の目的
1-1-3. 撹拌槽と撹拌翼の種類と選定のポイント
1-1-4. 特殊な撹拌
1-1-5. 設計とスケールアップの考え方
1-2. 混合の指標になるパラメーター
1-2-1. 撹拌所要動力(撹拌動力の測定法、動力線図、撹拌所要動力の計算実習)
1-2-2. 混合時間(混合時間の測定法、混合時間線図、混合時間の計算実習)
2.混合・撹拌の設計とスケールアップ
2-1. 異相系の混合・撹拌
2-1-1. 固体粒子の分散について
(固体粒子浮遊限界撹拌速度の測定、固体粒子分散と固体粒子溶解の計算)
2-1-2. 液体の分散について(液液分散と転相、乳化)
2-1-3. 気体の分散について
(気体分散による撹拌所要動力低下の計算、完全分散とフラッディングの計算、
ガスホールドアップの計算、物質移動容量係数の計算)
2-2. 混合と反応の関係
2-2-1. 撹拌反応装置の種類(回分、半回分、連続操作、完全混合とプラグ流)
2-2-2. 混合モデルと反応の関係
(混合状態の違いにより異なる反応装置設計の計算、
デッドゾーンとバイパスがある場合の計算)
2-2-3. 撹拌槽反応装置の設計
(リアクターと撹拌翼の設計の計算、反応速度解析、
反応速度式の計算、撹拌槽反応装置の設計計算)
2-3. 混合・撹拌装置のスケールアップ
2-3-1. スケールアップ手法
2-3-2. 幾何学的相似
(80Lから10m3へのスケールアップの計算、スケールアップによる影響因子の計算、
スケールアップによる操作範囲の変化、単位液体積あたりの 攪拌所要動力一定の
スケールアップ計算、混合時間あるいはPV一定のスケールアップ計算、
撹拌槽バイオリアクターのスケールアップ計算)
2-3-3. CFD(流動解析)を使ったスケールアップ
3.混合・撹拌におけるトラブルの対策
3-1. 高粘度液混合で起こるトラブル
3-1-1. 撹拌翼の選定の注意点
3-1-2. 非ニュートン流動特性によるトラブル(擬塑性流体、塑性流体、粘弾性流体)
3-1-3. 混合不良のトラブルシューティング
3-1-4. 非ニュートン流体の混合の計算、ヘリカルリボン翼混合装置のスケールアップ計算
3-2. 発泡によるトラブル
3-2-1. 破泡(泡沫層形成のメカニズムと破泡)
3-2-2. 消泡
4. 質疑・応答
キーワード:
撹拌,装置,スケールアップ,Excel,トラブルシューティング,高粘度液,混合,セミナー
セミナー講師
東洋大学 理工学部 名誉教授 川瀬 義矩 氏
【専門】
化学工学、反応装置の設計とスケールアップ、バイオリアクターの設計とスケールアップ、排水処理技術、脱臭技術
【経歴等】
千代田化工建設(株)設計部、東京都立大学工業化学科、ニューヨーク州立大学バッファロー校化学工学科、ウォータールー大学生物技術研究所、東洋大学応用化学科
<著書>
撹拌装置の設計とスケールアップ(2022年02月28日発刊)
https://www.rdsc.co.jp/book/bk0058
「生物反応工学の基礎」、「エアリフトバイオリアクター」、「Excelで解く水処理技術」等の著者、
その他、外国の専門誌に200報以上の技術論文を発表
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合44,000円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
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今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
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