chemSHERPA入門セミナー2018

製品含有化学物質管理に役立つchemSHERPAの導入・使い方の留意点

○ chemSHERPAの企画から携わってきた講師が「本当に必要な情報」に厳選し解説！
○ 6月中に「MSDSplus」と「JAMP-AIS」の提供が終了し, chemSHERPAに統一されます！
○ データ作成方法, 導入ステップ, 最新動向に至るまで, ポイントをご紹介します！

講師

日本電気株式会社 ものづくりソリューション本部 環境ソリューショングループ
シニアエキスパート　森 伸明 先生

■ 経歴
1987年日本電気ソフトウェア（現NECソリューションイノベータ）入社。製造業の企業システム（生産、販売、EDI等）のシステムエンジニア。
2003年から企業の環境関連のシステムコンサルティング、企画開発に携わる。
2006年からJGPSSI対応のグリーン調達システムの開発に参画。
2013年から日本電気株式会社（NEC）に移籍し、現職の環境ソリューション事業責任者。含有化学物質管理ソリューション「ProChemist」、環境パフォーマンス管理サービス「GreenGlobeX」を企画開発。同時に、NECグループ社内へのシステム企画、導入、運用保守も手掛ける。
2013年から経済産業省情報共有WG（現chemSHERPA検討WG）参画。

■ 専門および得意な分野・研究
企業環境業務全般、含有化学物質管理業務及びITシステム、企業間EDIシステム

■ 本テーマ関連学協会での活動
JAMP（アーティクルマネジメント推進協議会）で2007年から活動。
情報基盤技術委員会委員（解散）、普及委員会委員（現職）

受講料

1名41,040円(税込（消費税8％）、資料付)
＊1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
＊学校法人割引 ；学生、教員のご参加は受講料50％割引。

セミナーポイント

■ 講座のポイント
　経済産業省主導で2015年から立ち上がった含有化学物質の情報伝達スキーム「chemSHERPA（ケムシェルパ）」。2018年6月にはJAMP-AIS、MSDSplusの提供が終了し、chemSHERPAに統一されていきます。川下の大手電気メーカでは、既に導入が進められており、今後、化学・素材メーカ、川中メーカ、商社にも順次導入が進むものと思われます。
　導入検討中の企業の管理者、担当者の皆様、また導入しているが改めて知識を整理したい皆様に、chemSHERPAの企画から携わってきた講師が、本当に必要な情報に厳選し、chemSHERPAの基礎から、導入のポイント、今後の動向まで幅広くお伝えします。

■ 受講後、習得できること
・chemSHERPAの概要について習得できる
・chemSHERPAの導入のポイントについて理解する
・chemSHERPAのデータの作り方がわかる
・大手電機メーカの動向と各社の導入のしかたを知ることができる
・含有化学物質管理を今後どうすべきか考えるきっかけにつながる

■ 本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・RoHS、REACH、IEC62474
・製品含有化学物質管理ガイドライン

■ 講演中のキーワード
・chemSHERPA
・ケムシェルパ
・製品含有化学物質管理

セミナー内容

1. chemCHERPAの基礎知識
　1.1　chemCHERPA登場の背景
　1.2　なぜchemSHERPAなのか
　1.3　押さえておくべき法規制
　1.4　成分情報と遵法判断情報
　1.5　chemSHERPA物質リスト

2. chemSHERPAデータの作り方
　2.1　データ作成支援ツールの使い方
　2.2　データの依頼と回答
　2.3　既存データの活用、便利な機能

3. chemSHERPA導入のポイント
　3.1　導入のためのステップ
　3.2　効率的な使い方、留意事項
　3.3　ITソリューションの活用

4. chemSHERPAの最新動向
　4.1　企業の活用事例、普及状況
　4.2　国や推進団体の活動
　4.3　IEC62474、グローバル動向

5. これからの製品含有化学物質管理
　5.1　製品含有化学物質管理とは
　5.2　企業の果たすべき役割、まとめ