【データサイエンスで保証するGMP】事例・Excel演習で学ぶ管理図の作成方法と合理的なOOTの判断方法

~OOTが発生した時の正しいデータはどれだ?~ Excel実習で理解度アップ!!

≪製造や試験時のデータを客観的に判断できる「管理図」について、その基本から解説≫

統計の教科書からは中々読み取れない実務上の疑問(工程に問題は無さそうなのに管理外れが散見される等)について実例を用いてそのメカニズムと解決策を解説していきます。
会社ですぐ応用できるよう、Excelを使って管理図を描画する方法も紹介します。

 

日時

【Live配信受講】 2024年5月27日(月)  13:00~16:30
【アーカイブ配信受講】 2024年6月5日(水)  まで受付(配信期間:6/5~6/18)
  受講可能な形式【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
※Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。

セミナー趣旨

本講座では製品の品質保証の根幹となる製造や試験時のデータを客観的に判断できる「管理図」について、その基本から解説していきます。その上で、統計の教科書からは中々読み取れない実務上の疑問(工程に問題は無さそうなのに管理外れが散見される等)について実例を用いてそのメカニズムと解決策を解説していきます。また、会社ですぐ応用できるよう、Excelを使って管理図を描画する方法も紹介します。なお、半日コースですので、最も重要なXbar-R管理図に集中して、これを深掘りしたく思います。

習得できる知識

(1)統計で最も重要な概念である規準化の考え方
(2)XBar-R管理図を自分で作成するための基本的なスキル
(3)XBar-R管理図を適切に運用するためのポイント
(4)実際に年次照査を行った場合の考察のポイント

セミナープログラム

1.統計基礎の速習
 1.1 正規分布と標準偏差
 1.2 統計で最も重要な概念、規準化とその使い道

2.Xbar-R管理図の基本
 2.1 工程のシミュレーションデータを眺める
 2.2 工程の動きを平均値とばらつきに分解する
 2.3 客観的な評価基準(3シグマ限界線)の計算方法
 2.4 Excelで描画する
 2.5 平均値が動いたらどうなるか
 2.6 ばらつきが動いたらどうなるか
 2.7 工程異常の判断基準
 2.8 Min-Maxの範囲は標準偏差と同じくらい高精度

3.工程解析のツール、工程能力指数
 3.1 工程能力指数とは
 3.2 算出方法と数値の意味合い
 3.3 工程能力指数に対する測定精度の影響

4.管理図の実務的な応用
 4.1 実例で解説:管理図を上手く使うポイントは群分けにあり
 4.2 正しい管理図は工程の理解から
 4.3 ヒストグラムと管理図だけで工程解析ができる

5.Xbar-R管理図の弱点をカバーする
 5.1 1ロットn=1の時はどうする?
 5.2 Xbar管理図の大前提を満たしていない場合もある
 5.3 管理図3段重ねXbar-Rs-R管理図とは
 5.4 平均値の管理外れは必ずしもOOTではない
 5.5 OOTが発生した時の正しいデータはどれだ?

6.トレンド分析、工程解析、考察の具体例
 6.1 定量試験
 6.2 製剤均一性試験
 6.3 溶出試験

□質疑応答□
---
■Excel実習について■ (必須ではございません)
本セミナーの講演中にExcel実習を行う箇所がございます。
参加される際に、配布Excelをもとに実施していただくと理解度が深まります。
なお、演習は講師のデモも同時進行で行いますので、実施しなくても支障ありません。
Excel実習を実施する際は、Excelアドイン「分析ツール」を組み込んでください。

セミナー講師

スタット・イメージング・ラボ  代表 福田 晃久 氏

略歴
1979年 上智大学理工学部 化学科卒(工業物理化学研究室)
1979年 日本グラクソ株式会社(現GSK)入社、今市工場品質管理部配属
1987年 日本科学技術連盟 品質管理ベーシックコースを主席で修了
1988年 日本規格協会 実験計画法セミナー(品質工学)を次席で修了
1991年 日本グラクソ株式会社(現GSK)開発本部 メディカルデータサイエンス部 課長
2001年 グラクソスミスクライン株式会社 製剤研究センター 課長
2003年 ノボ ノルディスクファーマ株式会社 郡山工場 品質管理部/品質保証部 部長
2013年 共和薬品工業株式会社 信頼性保証室 品質保証部/三田品質保証部/品質保証推進部 部長
2019年 スタット・イメージング・ラボ 代表

主な研究・業務
・物理化学
・統計的品質管理
・医薬品の品質管理、品質保証(特にGMP分野)

業界での関連活動
・品質強化のためのGQP・GMPセミナー(2008年 日科技連)
・分析法バリデーション統計解析(サイエンス&テクノロジー 2017, 2018年)

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

【テレワーク応援キャンペーン(1名受講) オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価 37,400円/E-Mail案内登録価格 35,640円 )
 E-Mail案内登録価格:本体32,400円+税3,240円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
  • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
    テストミーティングはこちら
     

アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 会場での録画終了後から営業日で10日以内を目安に視聴開始のご案内をお知らせします。
  • S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
  • 視聴期間は営業日で10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。
    (テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ)
  • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください。
  • 以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
  • セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
    視聴環境  ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】

配布資料
・Live配信受講:製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
  ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
   開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
   Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
・アーカイブ配信受講:製本テキスト(開催日を目安に発送)

その他注意事項
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

主催者より
製品規格のトレンド分析は、重篤な異常データを前もって予測するものとして重要な位置づけにあります。欧米での査察においては、OOT(Out of Trend)やOOS(Out of Specification)は両方とも重要なものとしてチェックされ、品質検査・トレンド分析に基づいた通常値管理の必要性が議論されています。本セミナーでは、データを客観的に判断できる「管理図」について、特に長さや重さなどの計量値が1回の検査で複数得られる場合に用いられる「Xbar-R管理図」の作成について丁寧に解説されます。現場でスグに活用できる様、Excelを使って管理図を描画する方法も教示されます。Xbar-R管理図の弱点とその対処法、トレンド分析、工程解析、考察の実践的な具体例についての解説も参加者のお役に立つものでしょう。この機会をご活用ください。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

CAE/シミュレーション   SQC一般

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49,500円(税込)/人

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CAE/シミュレーション   SQC一般

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