新時代における進化した小集団活動の進め方〜ボトムアップで育む職場の知恵で変化の時代を制す〜
開催日 | 10:00 ~ 17:00 |
---|---|
主催者 | 株式会社 新技術開発センター |
キーワード | TQM QC7つ道具 組織開発 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoomを利用したオンライン講座 |
昭和から変わらないマンネリ化した小集団活動を全社の活動に変える!!
セミナー講師
松田 英一 氏活コンサルタント 代表全能連認定マスター・マネジメント・コンサルタント【略歴】1986年電気通信大学卒業。(株)河合楽器製作所を経て1996年(社)中部産業連盟に入職。QCサークル支援やISO導入支援など。2006年コンサルソーシング(株)にてトヨタ流カイゼン活動による人材育成のしくみ「改善塾」を製造会社,販売会社,老人保健施設やIT会社などに推進。2006年独立。製造業や事務センターなど多くの会社に「自律的に行動しチーム力を発揮できる職場づくり」に焦点をあてて全員参加の小集団活動を導入,支援している。
セミナー受講料
35,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。
セミナー趣旨
小集団活動は,職場の向上心,仲間意識やチーム力を育て,仕事の品質や効率を高める素晴らしいしくみです。日本の製造業の品質が戦後著しく高まり,世界でもお手本にされるようになったのは,小集団活動によるところが大きく,製造業だけでなく,サービス業,IT,小売業や病院などあらゆる業種に広がっています。
一方,今,小集団活動がマンネリ化しながらも,昭和から変わらないやり方を続けており,社員のモチベーション低下と時間のムダを招いている会社が多いです。たとえば,
・やらされ感がある・リーダーなど特定の人だけでやっており全員参加になっていない・問題解決手順やQCツールの使い方がうまくない・サークルによってレベルや活性化度合が二極化している・管理職の理解やサポートに差がある・発表会や報告のための資料づくりが負担になる・マンネリ化している・リモート化/オンライン化の流れに合った活動になっていない・とにかく「やれ」というだけで教育をしていない
上記うまくいっていない原因は,昭和のやり方や教育が令和の時代に合わなくなっていることです。そこで,このセミナーでは,従来の小集団活動を令和の時代に合ったかたちに進化させて職場の本来持っているポジティブな「やる気」を最大に引き出す方法と事例をわかりやすくご紹介します。小集団活動を活性化したい会社,新時代を勝ち抜くため,社員の知恵を集めてどんどん実践したい会社,ボトムアップを強化したい会社,長らく中断していた小集団活動をあらためて復活させたい事業所にもお勧めです。
受講対象・レベル
経営幹部,QCサークルやISOなど改善活動の推進役やリーダー,経営企画部門,事業部長,ほか小集団活動による組織活性化に関心のある方々
セミナープログラム
- 1.小集団活動とは何か
- ・なぜ改善が必要なのか
- ・トップダウンとボトムアップの違い
- ・小集団活動とは
- ・小集団活動の変遷
- 2.多くの小集団活動の問題点
- ・体制における問題
- ・テーマ選定における問題
- ・問題解決手順における問題
- ・QCツールの適用における問題
- ・教育における問題
- 3.新時代における小集団活動を成功させる11のポイントと事例
- ・小さなカイゼンを取り入れる方法
- ・テーマに応じた問題解決手順
- ・QCツールの効果的な活用法
- ・課題達成型で付加価値増大
- ・「リーダーががんばる」から「全員でがんばる」へ
- ・活動の進行や知恵の「見える化」
- ・楽しさをつくり出す方法
- ・管理職の関わり方
- ・ミーティング活性化の秘訣
- ・評価制度への組み入れ
- ・発表会の工夫
- 4.リモート化/オンライン化における小集団活動
- ・リモート化/オンライン化における活動のポイント
- ・ITツールの活用例 〜デジタルホワイトボード,チャット,タスク管理など
- ・オンラインミーティングの活性化
- ・オンライン/ハイブリッド発表会のポイント
- 5.小集団活動を導入する4つのステップ
- ・経営者,管理職,リーダーやメンバーなど合意形成の秘訣
- ・推進体制づくり
- ・キックオフのしかた
- ・活動の運用とリーダー育成
- 6.小集団活動とモチベーション
- ・モチベーションの4つの要素
- ・日本の会社員のモチベーションが最低な理由
- ・小集団活動でモチベーションがあっという間に高まる方法
- 7.まとめ
- ・うまくいく小集団活動とうまくいかない小集団活動との違い
- ◎ 質疑応答