【延期】半導体ドライエッチングの基礎と原子層プロセスの最新動向

~ 基礎となる物理化学原理から解説する ~

セミナー趣旨

本セミナーでは、最先端半導体プロセスに用いられるドライエッチング技術全体を、基礎となる物理化学原理から解説する。
具体的には、ドライエッチングに用いられるプラズマ装置、装置内のプラズマの構造やダイナミクス、気相反応、および、反応性イオンエッチング(RIE)から、近年注目を集める原子層エッチング(ALE)にわたるドライエッチング技術に関して、プラズマ物質相互作用の物理機構から最新技術動向まで、詳しく紹介する。関連項目として、プラズマCVDと原子層堆積(ALD)プロセス、および、現在進行しつつあるプロセス開発におけるデジタル・トランスフォーメーション(DX)の最新研究動向についても、概要を紹介する。プラズマプロセスの初心者でも聴講できる講義内容を目指す。

セミナープログラム

 1 背景
 2 プラズマ科学の基礎
 3 代表的なプラズマプロセス装置
  3.1 容量結合型プラズマ(CCP)装置
  3.2 誘導結合型プラズマ(ICP)装置

 4 反応性イオンエッチング(RIE)の基礎
  4.1 プラズマ表面相互作用
  4.2 表面帯電効果
  4.3 シリコン系材料エッチング反応機構
  4.4 金属・金属酸化物材料エッチング反応機構
  4.5 高アスペクト比(HAR)エッチング概要

 5 プラズマCVD概要:原子層堆積(ALD)の基礎として
 6 ALDプロセスの概要:原子層エッチング(ALE)の逆過程として
  6.1 熱ALD
  6.2 プラズマ支援(PA-)ALD

 7 ALEプロセスの概要と最新技術動向
  7.1 PA-ALE
  7.2 熱ALE:リガンド交換
  7.3 熱ALE:金属錯体形成

 8 半導体プロセス分野のデジタル・トランスフォーメーション(DX)
 9 まとめ 

セミナー講師

浜口智志(はまぐちさとし)氏 
大阪大学 工学研究科 マテリアル生産科学専攻 教授(理学博士)
<略歴>
 1982年 東京大学 理学部 物理学科 卒業
 1987年 東京大学大学院 理学系研究科 物理学専攻 博士課程修了
 1988年 ニューヨーク大学大学院 数学科 博士課程修了
 1988年-1990年 テキサス大学物理学科 核融合研究所 研究員
 1990年-1998年 IBM ワトソン研究所 主任研究員
 1998年-2004年 京都大学 エネルギー科学研究科 助教授
 2004年  大阪大学 工学研究科 教授  現在に至る
 
<学会活動等>
 国際真空科学技術応用国際連合(IUVSTA)プラズマ科学技術分科会(PSTD)長(2019-2021)、Journal of Plasma Medicine 編集委員長(2019-現在)、プラズマ医療国際学会(IPMS)会長(2015-2016)、米国真空学会(AVS)プラズマ科学技術分科会(PSTD)分科会長(2014)等歴任、米国物理学会(APS)フェロー、米国真空学会(AVS)フェロー、応用物理学会(JSAP)フェロー

セミナー受講料

お1人様受講の場合 53,900円[税込] / 1名
1口でお申込の場合 66,000円[税込] / 1口(3名まで受講可能)

受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。

受講について

  • 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
  • インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
  • 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

セミナー開催日は未定です

受講料

53,900円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

半導体技術   プラズマ技術   薄膜、表面、界面技術

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