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現在バイオものづくりで作られている ”あらゆるもの” を石油やグルコースではなくCO2を原料につくるために
■真の持続可能性と社会実装を目指すために重要となる電解CO2還元や人工光合成などのマテリアル技術によるCO2資源化とバイオ技術との融合についてやバイオ技術によるCO2資源化の 生産性・食料競合・水資源 の課題を解決しうる新たな技術、非光合成微生物によるCO2資源化技術の最先端を紹介。
■燃料、ポリマー、飼料・食糧など、現在バイオものづくりで作られている"あらゆるもの"を石油やグルコースではなくCO2を原料につくりだす、真の持続可能性を追求するための1講です。
日時
【Live配信】2024年4月26日(金)13:00~16:30
【アーカイブ視聴期間】5/7~5/10の4日間
受講可能な形式【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
セミナー趣旨
本セミナーでは、それらの課題を解決しうる新技術として、光の代わりに電力、および水素等の電解生成物をエネルギー源として利用可能な微生物を用いた、光合成に依存しない二酸化炭素資源化技術を紹介する。
受講対象・レベル
・カーボンニュートラルの推進に興味があるものづくり関連企業様(燃料、ポリマー、飼料・食糧など)
・その製品を使用したい企業様/その製造プロセスに関与可能な企業様
・自社で輩出している二酸化炭素の有効利用をお考えの企業様など
セミナープログラム
1.1 カーボンニュートラル、ネガティブエミッション
ネガティブエミッション(排出CO2の回収、除去、資源化)技術の開発が急務である。
その多くを海外からの輸入に頼っている。
現在サステイナブルな技術とされているバイオ燃料やバイオポリマーの生産も、
海外産の食糧から生産していたのではサステイナブルとは言えない。
2.マテリアル技術とバイオ技術の融合
2.1 マテリアル技術による二酸化炭素資源化技術
これらの中にはすでに植物の効率を超える技術も報告されているが、
有用有機物の選択的合成は困難というデメリットがある。
大きなメリットを持つ。一方で反応速度や反応効率の観点ではマテリアル技術に太刀打ちできない。
具体的には、光エネルギー変換や単純なCO2固定反応をマテリアルが、
複雑な有機物の選択的合成をバイオが担うような融合型技術の開発が必要である。
あらゆるもの(燃料、ポリマー、飼料・食糧など)をCO2から合成可能な技術」の開発を目指している。
本CO2資源化技術は、微生物に供給するエネルギー・炭素源の違いから大きく3つに大別できる。
3.1 電気合成微生物の利用
利用した技術。工数が少ない分効率は高いが反応性が良い微生物の開発等が必要である。
最も実用化に近いフェイズにあるが、効率的な微生物の開発やガス基質の供給法など課題も残されている。
微生物に供給する技術。触媒開発、および非天然有機物を含むためその資化微生物の探索・開発が
必要であるが、トータルの有機物生産ポテンシャルは最も高い。
セミナー講師
国立研究開発法人産業技術総合研究所
生物プロセス研究部門・上級主任研究員 博士(農学) 加藤 創一郎 氏
略歴
2006年 東京大学大学院農学生命科学研究科にて学位取得(博士(農学))
2006年~2008年 海洋バイオテクノロジー研究所・微生物利用領域・博士研究員
2008年~2011年 JST/ERATO・橋本光エネルギー変換システムプロジェクト・博士研究員
2011年~ 現職
専門
応用微生物学
セミナー受講料
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1名申込みの場合:受講料37,400円( E-Mail案内登録価格 35,640円)
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