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★上手に使うための選定法や取扱について詳解
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セミナー趣旨
産業材料として用いられている合成シリカは、コロイダルシリカ、ヒュームドシリカ等さまざまな種類があり、これらは塗料、プラスチック、ゴムなどの工業製品をはじめ、衣・食・住等様々な場所に使用されています。世界の合成シリカの市場規模は、2021年に日本円で約8300億円を超え、2028年には1兆9500億に達するといわれています。しかし、合成シリカはさまざまな形態があり、かつこれらがさまざま用途に使用されているため、複雑かつ分類が難しい産業材料と言われています。
本セミナーでは、これら合成シリカを系統別に整理をするとともに、なかでも最近特に注目されている微粒子の合成シリカにターゲットを絞って、取り扱い方法のポイントから今後の市場性まで丁寧に解説をしていきます。更に、まとめとして今後の動向と最新技術についても紹介致します。
習得できる知識
・合成シリカの種類・特徴が系統的に理解できます。
・合成シリカ微粒子の製造技術・評価手法を学べます。
・合成シリカ微粒子の基本物性とその特徴がわかります。
・合成シリカ微粒子の最新市場動向をキャッチできます。
・合成微粒子シリカ微粒子の最新トピックスの技術情報が取得できます。
セミナープログラム
1. シリカとは
1-1. 結晶性シリカ
1-2. 非晶質シリカ
1-3. 合成シリカ
2. 合成シリカ微粒子
2-1. 微粒子の定義
2-2. 一次粒子径とその制御
2-3. 凝集と分散
2-4. 安全性
3. 合成シリカ微粒子の製法
3-1. 乾式法
3-2. 湿式法
3-3. その他
4. 合成シリカ微粒子とその用途(市場性)
4-1. コロイダルシリカ
4-2. フュームドシリカ
4-3. シリカゲル
4-4. 沈降性シリカ
4-5. メソポーラスシリカ
4-6. 多孔質ガラス
4-7. 中空シリカ
4-8. 珪藻土
4-9. 表面処理シリカ
5. 合成シリカ微粒子の機能と選定基準
5-1. アンチブロッキング剤
5-2. 塗料
5-3. ゴム
5-4. 触媒
5-5. 医薬品・医薬部外品・食品
6. 評価方法
6-1. 外観
6-2. 粒子径
6-3. 粒子強度
6-4. 比表面積
6-5. 細孔容積
6-6. 細孔径
6-7. シラノール基数
6-8. 不純物
7. 最新トピックスと次世代材料
7-1. 次世代半導体
7-2. シルセスキオキサン
7-3. 環境材料等
スケジュール:
昼食の休憩時間12:00~12:45を予定しております。
※進行によって、多少前後する可能性がございます。
※質問は随時チャット形式で受け付けます。また音声でも可能です。
キーワード:
シリカ,微粒子,凝集,分散,評価,ゲル,メソポーラス,中空,シルセスキオキサン,セミナー
セミナー講師
笛田・山田技術士事務所 代表 博士(工学)技術士(化学部門) 山田 佳之 氏
<略歴など>
陸上自衛隊に勤務をしながら1993年 東京理科大学理学部第二部化学科卒業
1993-2022年 富士シリシア化学(株)にてシリカゲルの研究開発に長年従事
2007年 宮崎大学工学研究科 博士後期課程 物質エネルギー工学専攻
『Photocatalytic bactericidal effect of silica gel-supported metalloporphyrin complexes』
金属ポルフィリン錯体担持シリカゲルの可視光殺菌効果で博士(工学)の学位を取得
2016年 技術士(化学部門)セラミックスおよび無機化学製品 登録
2022年 笛田・山田技術士事務所開業
陸上自衛隊に勤務しながら東京理科大学理学部第二部化学科を卒業。卒業後、富士シリシア化学(株)に入社、事業所のISO9002取得プロジェクトチーム、PL対策室を経て、オレゴン州立大学企業共同研究員から研究開発へ。その後一貫して研究開発に従事。
なかでも、湿度インジケーターシリカゲルの開発では、プロジェクトリーダーとして基礎研究から製品化、国内外からの原料調達、特許化、マーケティングまで一気通貫で従事して製品化に成功して社内優秀賞、学会技術賞受賞。
並行して、宮崎大学をはじめ多くの大学や企業と、医薬品、食品、飼料、日用品等の幅広い共同研究を実施して売り上げに貢献。
更に、技術系人材育成にも深く携わり、技術系新入社員研修、配転教育講師等累計30回以上担当。
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
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