以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
★粉体初心者がこれだけは絶対に知っておいてほしい必須基礎知識を分かりやすく解説!
★セラミックス材料や電池分野などへの実際の応用事例についても具体的に紹介!
~粉の使い方の基本や留意点から応用まで~
※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
セミナー趣旨
固体微粒子集合体としての粉体は、食品、医薬品、化粧品などをはじめとして、ライフサイエンス、環境・エネルギー、情報通信、先進材料など、ほぼあらゆる産業分野において使われている。その理由は、粉体が材料として取り扱う上で、気体、液体、固体とは異なる非常に便利な性質を持つためである。したがって、粉体は原料、中間品(スラリー、造粒体や成形体など)、あるいは製品として、幅広く活用されている。その一方で、「粉体は魔物」とも言われており、特に生産現場などでは様々なトラブルの原因ともなる。このことは、粉体の取り扱いが一筋縄ではいかないことを示している。
そこで本セミナーでは、粉体を初めて扱う技術者、研究者、さらには営業分野などに携わる初心者を対象として、粉体技術の基礎から応用までを分かりやすく解説する。粉体を巧みに操る技術を「粉体技術」というが、その中身はきわめて膨大であり、かつノウハウの塊でもある。したがって本セミナーでは、初心者がこれだけは絶対に知っておいてほしいという粉体技術の基本的な項目について、順を追って分かりやすく説明する。さらに、実際に粉体を使うための注意事項や、粉体の持つ将来性についても説明する。また、セラミックス材料や電池分野などへの実際の応用事例についても具体的に紹介する。
受講対象・レベル
・粉体に興味のある方(初心者)
・すでに粉体を扱っている方で、改めて基礎を学びなおしたい方(中級者)
セミナープログラム
1.粉体とは何か?
1.1.粉体とは?
1.2. 粉体はなぜ幅広く使われるのか?-粉の持つ重要な特性を知る
2.粉体取り扱いの基礎
2.1. 気中での粉体の取り扱い方
・気中での粉体の挙動
・付着・凝集の原因とその制御
・気中での微粒子分散技術
2.2. 液中での粉体の取り扱い方
・液中での粉体の挙動
・付着・凝集の原因とその制御
・液中での微粒子分散技術
3.粉体の特性評価方法
3.1. 粒子の大きさとその分布
3.2. 粉体の付着・凝集・流動特性
3.3. 粉体の液中分散特性
3.4. その他の粉体特性の評価
4.粉体の特性制御による材料の高品質化への展開
4.1. 粉体のつくり方
4.2. 粉体の構造制御の重要性
4.3. 粉体の不均質構造制御によるセラミックスの信頼性向上
4.4. 生産現場で粉体を取り扱う際の留意点
5.粒子の構造制御による材料特性の向上と高機能化への展開
5.1. 粒子の構造制御の重要性
5.2. 構造制御プロセスの実際
5.3. 粒子構造制御による電池材料などへの応用事例
5.4. 粒子構造制御による材料の新リサイクル技術への展開
【質疑応答】
スケジュール:
13:00~14:10 講義
14:10~14:20 休憩
14:20~15:30 講義
15:30~15:40 休憩
15:40~16:50 講義
16:50~17:00 質疑
※進行によって、多少前後する可能性がございます。
※質問はチャットか音声で受け付けます。
キーワード:
粉体,微粒子,ハンドリング,分散,凝集,付着,電池,セラミックス,セミナー,研修,講座
セミナー講師
大阪大学 名誉教授 工学博士 内藤 牧男 氏
≪専門≫
粉体工学、無機材料工学
≪略歴・活動等≫
2002年6月 大阪大学 接合科学研究所 教授
2023年4月 大阪大学 名誉教授
2015年~2019年 粉体工学会 会長
2020年~2023年 アメリカセラミックス学会 理事
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合38,500円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
シリカとタイヤ、添加剤ホワイトカーボンとは、わかりやすく解説
【目次】 1. タイヤとシリカ タイヤは、自動車はもとより自転車、バイク、飛行機、鉄道にも使われていて、みなさんの生活には無くては... -
シリカ、シリコン、シリコーンの違いをわかりやすく解説
シリカ、シリコン、シリコーンこの単語、みなさんの生活の中で聞いたことがあるかと思います。みなさんは、この3つの違いがわかりますか?実は... -
シリカと医薬品、医薬品添加剤に使用される合成シリカとは
【目次】 1. 合成シリカ 合成シリカの多くは、衣食住をはじめさまざまな産業で使用されていて直接お目にかかることはあまりありません... -
シリカと地熱発電、シリカスケールの発生を予防できる技術とは
【記事要約】 シリカと地熱発電、地熱発電は自然の環境に依存する要因が大きく、常に熱水の温度、圧力、シリカ濃度が変化している。これがシ...