新規モダリティにおける特許の現状および特許戦略

49,500 円(税込)

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開催日 12:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 医薬品技術   再生医療等製品技術   知的財産マネジメント
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

★新規モダリティに関する特許動向や裁判例・特許活用などを分析!☆新規モダリティの研究開発と実用化を推進のために必要不可欠な特許戦略の構築について解説!

※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。【アーカイブ配信受講:4/25~5/2】での受講もお選びいただけます。

セミナー講師

青山特許事務所 顧問弁理士 加藤 浩 氏【ご専門】知的財産法、生命工学、薬学【ご略歴】東京大学薬学部卒業、同大学院修了(薬学修士)、東北大学大学院工学研究科修了(工学博士)、慶應義塾大学法学部卒業(法学士)。弁理士。薬剤師。1990年に経済産業省特許庁(特許審査官)に入庁後、経済産業省大臣官房、ハーバード大学(留学)、特許庁審判部(審判官)、政策研究大学院大学(助教授)等を経て、2009年6月より現職。2009年4月より日本大学法学部(教授)。東京大学公共政策大学院、非常勤講師。《活動等》知的財産大学院協議会 会長(2019年~)大学技術移転協議会  理事(2019年~)【ご執筆】・共著『知的財産政策とマネジメント』(白桃書房、2008年)・共著『不正競争防止の法実務』(三協法規、2009年)・共著『体外診断用医薬品の開発と承認申請』(技術情報協会、2010年)・共著『次世代バイオ医薬品の製剤設計と開発戦略』(シーエムシー出版、2011年)・共著『技術マネジメントの法システム』(放送大学教育振興会、2014年)

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
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  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

近年、医薬品の新規モダリティとして、抗体医薬品、核酸医薬品、低分子医薬品・中分子医薬品(ペプチド医薬品など)、遺伝子治療・再生医療などの研究開発が推進され、研究成果が積極的に特許出願されています。また、研究成果の実用化が推進される中、医薬品モダリティの特許活用の重要性が高まっています。このような医薬品の新規モダリティについて研究開発と実用化を推進するためには、特許戦略の構築が必要不可欠です。すなわち、医薬品の新規モダリティに関連する特許動向や裁判例・特許活用などを分析して、最適な特許戦略を推進することが重要です。その結果、研究成果を事業に最大限に活かすことができます。本講演では、このような視点から、医薬品の新規モダリティの特許戦略について説明し、今後の課題と対応策について解説します。

セミナープログラム

1.医薬品の新規モダリティの現状と課題 1.1 抗体医薬品 1.2 核酸医薬品、RNA医薬品 1.3 低分子医薬品・中分子医薬品(ペプチド医薬品など) 1.4 遺伝子治療、再生医療(細胞治療)

2.医薬品の新規モダリティに関する特許分析 2.1.抗体医薬品 (薬物抗体複合体(ADC)、二重特異性抗体、次世代交代、ミニ抗体(小型抗体)など) 2.2.核酸医薬品、RNA医薬品 (核酸の構造改変、核酸-リガンド-コンジュゲート、脂質ナノ粒子(DDS)など) 2.3.低分子医薬品・中分子医薬品(ペプチド医薬品など) (プロドラッグ・アンチドラッグ、結晶多型・水和物、リポソーム、用法・用量など) 2.4.遺伝子治療、再生医療(細胞治療) (ゲノム編集技術、CAR-T細胞療法、次世代遺伝子治療、iPS細胞技術など)

3.特許を視野に入れた研究開発戦略 <新規モダリティに最適な研究開発戦略> 3.1 特許出願のタイミングと注意点 3.2 研究開発に必要な特許調査の注意点 3.3 研究開発戦略と特許戦略の一体化 (研究部門と知財部門の協力体制、研究者と知財担当者の連携の在り方など) 3.4 生成AIを活用した創薬研究の課題 3.5 今後の研究開発戦略と知的財産戦略の在り方

4.どのような特許を取得すべきか <新規モダリティに必要な権利化戦略> 4.1 特許を受けるための要件(医薬品モダリティの研究成果を事例として) 4.2 どの程度の進歩性が要求されるのか(従来技術との比較データなど) 4.3 どの程度の開示(実験データ、薬理データ)が要求されるのか 4.4 広くて強い特許とは、どのような特許か 4.5 特許審査への対応(拒絶理由への対応、面接審査の活用など)

5.特許をどのように活用すべきか <新規モダリティの研究成果の有効活用> 5.1 特許ライセンス・M&Aの現状 5.2 ライセンス活動の実務上の留意点 5.3 他社の特許を侵害しない方法(クリアランス調査) 5.4 事業戦略と特許戦略の一体化 (承認薬と特許との対応関係、薬機法と特許法のリンケージなど)

6.医薬品モダリティと特許訴訟 <最近の裁判例の論点整理> 6.1 医薬発明の進歩性の考え方(顕著な効果の考え方) 「アレルギー性眼疾患治療剤事件」最高裁令和元年8月27日判決 6.2 医薬発明の記載要件の考え方(サポート要件、実施可能要件) 「ボロン酸化合物製剤事件」知財高裁令和2年7月2日判決 6.3 医薬発明のクレーム解釈の考え方(機能的クレーム) 「PCSK9に対する抗原結合タンパク質事件」知財高裁令和元年10月30日判決 6.4 医薬品分野の特許侵害の考え方(クレーム解釈) 「二重特異性抗体事件」知財高裁令和元年10月3日判決 6.5 結晶発明の進歩性の考え方(阻害要因) 「微細結晶事件」知財高裁令和5年7月13日判決

7.医薬品の新規モダリティに関する登録特許の最新事例 <特許審査・審判の徹底分析> 7.1 特許請求の範囲の最新事例(新規な有効成分、医薬用途、DDS製剤など) 7.2 実施例は、どの程度、開示するべきか(最近の事例) 7.3 進歩性は、どの程度、要求されるのか(最近の事例) 7.4 諸外国の登録特許の事例との比較(米国、欧州、中国など) 7.5 事例を踏まえた最適な明細書・クレームの提案

キーワード:医薬品,モダリティ,特許,核酸医薬品,抗体医薬品,中分子医薬品,WEB,セミナー