フォトニック結晶・メタ表面の基礎と光物性創出に向けた応用・最新研究動向

~ナノフォトニック構造の動作メカニズム、設計、評価の理解~
~結晶の物理学から、最新のトポロジカル絶縁体のアイデアまで~

フォトニック結晶・メタマテリアルといったフォトニックナノ構造の基礎知識と
レンズ・フィルタ応用、電子材料の活用技術、将来展望などについて丁寧に解説。
ノーベル賞の対象にもなったトポロジカル絶縁体についても取り扱います。
光技術関係をご研究される方や、物性物理の復習をしたい方、最新の物理のアイデアを学びたい方はこの機会にぜひご受講ください。

日時

Live配信】2024年1月31日(水)  13:00~16:30
アーカイブ配信】視聴期間:終了翌営業日から7日間[2/1~2/7中]を予定

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    近年の微細加工技術の進展にともない発展してきたナノフォトニクス分野では、光の波動性を巧みに活用することで新たな光機能の創出を目指している。これまでのレンズやミラーといった光学素子の極限的な高度化のみならず、光を用いた回路(コンピューティングや機械学習)への適用により、従来のエレクトロニクスとは異なる特徴を持った光デバイスが21世紀の社会で活躍すると期待されている。
    本講演では、ナノフォトニクスの歴史とその中心的な研究対象となってきた、フォトニック結晶・メタマテリアル・メタマテリアル表面についてその基礎と応用について概説する。このようなナノフォトニック構造がどのような原理で動作するか、どのように設計し作製、評価するか、そしてどのような応用が期待されているかについて解説する。また、ナノフォトニクス分野では物性物理学(電子物理、固体物理)で築かれた理論的な体系の模倣が重要なカギをにぎる。そのため、ナノフォトニクスはなかなかむずかしい物理のアイデアに触れるよい教材でもある。本講演では、結晶の物理学から最新のトポロジカル絶縁体のアイデアまで幅広くカバーし、様々な科学分野の基礎となっている物理の理解を深める機会としても有用である。

    受講対象・レベル

    理系大卒程度の想定とし、以下のような方のご受講がおすすめです。◎光技術関係の研究者
    ◎物性物理の復習をしたい方
    ◎トポロジカル絶縁体などの最新の物理のアイデアに触れてみたい方

    習得できる知識

    ◎ナノフォトニック構造の原理や設計・製造、評価手法について
    ◎ナノフォトニクス分野の研究開発動向、期待される応用分野について
    ◎物性物理の正しい理解と、最新のアイデア

    セミナープログラム

    1.ナノフォトニクスとは
     1.1 光制御の歴史
     1.2 波動性を活用した光学技術
     1.3 ナノフォトニクスの歴史
     1.4 ナノフォトニクスの分野の全体像
     
    2.フォトニック結晶
     2.1 フォトニック結晶とは
     2.2 フォトニック結晶の原理
     2.3 フォトニック結晶導波路
     2.4 フォトニック結晶共振器
     2.5 フォトニック結晶レーザ
     
    3.メタマテリアル
     3.1 メタマテリアルとは
     3.2 屈折率とは
     3.3 負の屈折
     3.4 メタマテリアルを用いたクローキング
     3.5 メタマテリアルを用いた吸収体
     
    4.メタ表面
     4.1 メタ表面とは
     4.2 メタ表面のレンズ応用
     4.3 メタ表面のフィルタ応用
     4.4 メタ表面の偏光光学素子
     
    5.ナノフォトニクスの設計・作製・評価
     5.1 設計手法(シミュレーション手法)
     5.2 作製の基礎
     5.3 基本的な光学評価

    6.電子材料の活用
     6.1 電子材料による動的デバイス
     6.2 相変化材料
     6.3 グラフェン
     
    7.最新のナノフォトニクス
     7.1 トポロジカルフォトニクス
     7.2 非エルミートフォトニクス

     □質疑応答□

    ※講演プログラムは追加・修正する場合がございます。(変更の際にはご連絡申し上げます)

    セミナー講師

    森竹 勇斗 氏
    東京工業大学 理学院物理学系 助教
    理化学研究所 光量子工学研究領域 フォトン操作機能研究チーム 客員研究員 【ご専門】人工構造を用いた光物理
     ナノフォトニクス、プラズモニクス、メタマテリアル、光学測定、微細加工技術、微小機械(MEMS)、
     フォトニック結晶、トポロジカルフォトニクス、非エルミートフォトニクス

    セミナー受講料

    ※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

    49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
    E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
    2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

    【1名分無料適用条件】
    ※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
    ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    ※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
    ※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
    ※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
     (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
    ※他の割引は併用できません。


     テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
    1名申込みの場合:受講料37,400円 ( E-Mail案内登録価格:35,640円 )
     定価:本体34,000円+税3,400円
     E-Mail案内登録価格:本体32,400円+税3,240円
    ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
    ※他の割引は併用できません。

    受講、配布資料などについて

    Zoom配信の受講方法・接続確認

    • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
    • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
    • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
    • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
    • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
    • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
      ≫ テストミーティングはこちら

    アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認

    • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
    • 会場での録画終了後から営業日で10日以内を目安に視聴開始のご案内をお知らせします。
    • S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
    • 視聴期間は営業日で10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
    • セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。
      (テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ)
    • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください
      以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
      セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
      ≫ 視聴環境  ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】

    配布資料

    • PDFデータ(印刷可・編集不可)

    その他注意事項など
    ※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
    ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。


     

    受講料

    49,500円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    49,500円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    ナノ構造化学   光学技術   電子材料

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    49,500円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    ナノ構造化学   光学技術   電子材料

    関連記事

    もっと見る