演習と添削者側の視点で学ぶ「技術報告書」の書き方・添削法習得講座【オンライン】

~技術者の最重要スキルを実践的に学ぶ~

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    ※演習を実施するため、MicrosoftのWord(もしくはWordと互換性のあるソフト)が使えるPCでご参加ください。

    ※また、講師からの問いかけや演習に対する助言等のコミュニケーションを取る場面がございますので、可能な範囲でご参加頂ければと存じます。

    ★技術的業務の結果を、技術情報や記録として“わかりやすく”まとめる技術報告書の作成法と添削法を学ぶことができます。また、技術者がスキルアップを目指すにあたり、理解すべき普遍的スキルの概要を学ぶことができます。


    企業に勤める技術職の社員である技術者は、自らの専門性に基づき、新しい技術を創出する、技術的な付加価値を提案して企業ブランドを向上させる、顧客の技術的課題を解決するといった、総合職とは異なる役割が求められます。しかしここで述べた高度な技術業務を行い、成果を生み出すには、技術業界に依存しない「技術者の普遍的スキル」という基礎が必須です。このスキルの習得に必要なのはいわゆる人材育成ですが、一般的には技術者を対象としたものが少なく、既述の普遍的スキルを土台としてスキルアップする道筋が描けていないのが、多くの技術者の現状だと思います。

    本講座では主に研究開発を担う技術者を対象に、技術者の普遍的スキルの中枢を担う「技術報告書」に焦点を当てます。作成に関する基本知識とその習得を目指した演習に加え、技術報告書作成スキル向上に不可欠な「添削者」としての視点習得を実践的な演習によって目指します。演習は技術的内容が含まれますが、技術的専門知識は必要ありません。技術者としての基礎力を高めたい、技術系の部下の育成のきっかけにしたい方々のご参加をお待ちしています。


    受講対象・レベル

    研究開発部門の技術者(研究者)の方、技術職の後輩や部下のいる中堅社員、管理職の方、技術者の教育システム、業務フロー構築を担当されている方等
    ※主に製造業・ものづくり系企業の方を対象とします。

    セミナープログラム

    A. はじめに
     1. 技術報告書と技術者の普遍的スキルの関係
     1-1. 技術者の普遍的スキルは業界不問
     1-2. 5つの要素から構成される技術者の普遍的スキル
     1-3. 技術文章作成力と密接な関係のあるスキルは何か

    B.技術報告書作成編
     2. 技術報告書について理解すべき最重要点
     2-1. 4つの役割
     2-2. 技術報告書作成者の心構え
     2-3. 技術報告書の基本構成
     2-4. 技術報告書のテンプレート

     3. 技術報告書作成のポイント
      技術報告書主要構成項目の「狙い」、「注意点」の解説と「例文」の紹介

     4. 技術報告書作成演習:「基礎編」(Word等の文章作成ソフトを使用)
     ・技術的内容を含む短文例題を講師より提供
     ・技術報告書の基本構成の中で最重要の項目に絞った短時間演習

     5. 技術報告書作成演習:「実践編」(Word等の文章作成ソフトを使用)
     ・技術的内容を含む例題を講師より提供
     ・学んだ技術報告書基本構成に基づき、技術報告書作成演習を実施

    C.技術報告書添削編
     6. 技術報告書の添削者に求められること
     6-1. 添削を行う前提条件
     6-2. 技術報告書添削者の心構え
     6-3. 添削者が避けるべきこと

     7. 技術報告書の「基本構成」に関する添削ポイントと添削基礎演習
     ・技術報告書の構成順守の徹底
     ・技術報告書の基本構成に関する添削基礎演習

     8. 技術報告書記載の「基本ルール」に関する添削ポイントと添削基礎演習
     ・技術文書としての最低限の質を担保
     ・技術報告書記載の基本ルールに関する添削基礎演習

     9. 技術者の「技術文章表現」に関する添削ポイントと添削基礎演習
     ・読者目線の欠落に対する指摘
     ・技術文章表現に関する添削基礎演習

     10. 技術報告書作成、修正作業での禁止内容
     ・技術報告書作成力向上を目指すにあたり、添削者として許容してはいけないこと

     11. 技術報告書添削演習:「実践編」(Word等の文章作成ソフトを使用)
     ・講師より添削が必要な技術報告書の見本を提供し、それに対して添削演習
     ・講師からは、添削に対するフィードバック実施

     質疑応答

    ◇◇◇希望者はセミナー後日、講師との個別面談が可能です。


    ※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
    ※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
    ※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。

    セミナー講師

    FRP Consultant 株式会社 代表取締役  国立大学法人 福井大学非常勤講師  吉田州一郎 氏

    日系メーカの航空機エンジン部門にてFRP部品設計開発業務に従事し、北米でのFAA型式認証取得推進と10社近い海外サプライヤを統括して量産体制を構築した一方、材料研究テーマ内容について科学誌でFull Paperが掲載させる等、研究開発から量産、そして企業指導の開発最前線を技術者として経験。その後、FRP Consultant 株式会社設立。企業に対するFRP関連の専門的な指導を通じ、現場技術者の指導内容理解と推進力実現には業界不問の「技術者の普遍的スキル」が必要であることを解明。当該スキル習得の支援を目的とした、技術者育成事業を立ち上げた。現在はFRP関連の技術支援と並行し、機械、化学、医療等の複数業界の企業に対し、研究開発業務を中心とした技術者育成支援や教育体制構築支援を行う。技術者の普遍的スキルの中核を担う、技術報告書作成に関する執筆や講演実績多数。
    東京工業大学工学部高分子工学科卒業後、Fraunhofer Institute でのインターンを経て、同大大学院修士課程(高分子応用研究)修了。
    ・FRP Consultant株式会社 技術者育成事業(技術者育成研究所)のウェブサイト
     https://www.engineer-development.jp/

    セミナー受講料

    会員 41,800円(本体 38,000円) 一般 46,200円(本体 42,000円)

    ※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
    (所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
    ※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
    ※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

    受講について

    視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
    ※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。


     

    受講料

    46,200円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:00

    受講料

    46,200円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    人的資源マネジメント総合   技術マネジメント総合

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:00

    受講料

    46,200円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    人的資源マネジメント総合   技術マネジメント総合

    関連記事

    もっと見る