次世代ディスプレイにおけるプラスチックレンズ光学素子・シート・材料開発と微細加工

~プラスチック導光板・レンズ・回折格子・プリズムなど光学デバイスの製造技術も踏まえ解説~

★光を特定の方向に導くために使用される光学的な素材、部材である、導光板。透明なプラスチックやアクリルなどの素材で作られることが多く、平らな板状の形状を持ち、その内部の光学的な構造によって光を集め、拡散、導く役割を果たす。導光板は、バックライトや照明デバイスなどで広く使用されている。

★導光板の設計と製造技術は、光学工学や照明技術の一環として進化しており、高効率で均一な照明を実現するための重要な要素となっている。ARやVRデバイスの普及に伴い、導光板は、これらのデバイスにおいても、光の均一な配布や指向性の制御に利用される可能性があり、市場の拡大が見込まれており、次世代ディスプレイのキー部材である。

★液晶パネルの創成期から大型液晶テレビまでの開発から生産に従事した講師が、その間のバックライト、導光板などの開発の事例・経験をもとに次世代ディスプレイの開発課題や要素技術について紹介する。

★AR(拡張現実)/VR(仮想現実)/MR(複合現実)関連市場や、スマートグラス、ヘッドマウントディスプレイ、中空ディスプレイ、マイクロLEDディスプレイに向けた導光板やレンズの要素技術にはどのようなものがあるのか?

セミナー趣旨

次世代ディスプレイのヘッドマウントディスプレイ、スマートグラス、中空ディスプレイなどVR/AR市場用途の開発が進んでいる。次世代ディスプレイの表示デバイスは複数画像の融合が求められるため、光学デバイスの導光板やプリズムレンズなど利用される。またディスプレイは人が目視で使用するデバイスであるため目視(外観)品質の高いレベルが要求される。液晶ディスプレイ開発において導光板開発など薄型化、高輝度化、高機能化などの厳しい要求に応えながら、厳しい目視品質に対応した大量生産を可能にしてきた。次世代ディスプレイも大きな市場拡大が見込まれ、高品質で高生産性の要求に対応しなければならないことは予測でき、導光板などのプラスチック光学デバイスの大量生産技術の応用展開が有効であると判断する。

【講演キーワード】
AR、拡張現実、VR、仮想現実、MR、複合現実、HMD、ヘッドマウントディスプレイ、スマートグラス

【講演のポイント】 
液晶パネルの創成期から大型液晶テレビまでの開発から生産に約25年以上従事し、その間のバックライト、導光板などの開発の事例・経験をもとに次世代ディスプレイの開発課題や要素技術について紹介が可能である。

習得できる知識

AR/VRの時代に向けた次世代ディスプレイの開発動向、技術課題、要素技術が理解できる

セミナープログラム

1.次世代ディスプレイの市場と製品開発
 1-1 AR(拡張現実)/VR(仮想現実)/MR(複合現実)関連市場
 1-2 スマートグラス、ヘッドマウントディスプレイなど
 1-3 中空ディスプレイ、マイクロLEDディスプレイ

2.液晶ディスプレイ用途のバックライト・導光板の開発
 2-1 ノートパソコン液晶のバックライト開発
 2-2 小型液晶のバックライト開発
 2-3 大型テレビ液晶のバックライト開発
 2-4 バックライト用途の部材開発 など

3.次世代ディスプレイにむけた光学デバイスの製造技術
 3-1 プラスチック導光板の製造技術
 3-2 プラスチックレンズの製造技術
 3-3 回折格子・プリズムなど光学デバイスの製造技術

セミナー講師

加藤技術士事務所  所長  加藤 秀昭 氏

【経歴】
エンプラス(株) (当時 第一精工株式会社) 入社:射出成形に関わる成形品設計・技術、金型設計、成形技術などの設計・技術担当  新規製品開発の液晶用バックライトの開発から事業化
【専門内容】
私は、精密金型・精密成形メーカに勤務し、金型設計・製品設計から研究開発など約30年経験してきました。2017年に退社しましたので、よろしくお願いします。これまでのエンプラ樹脂、透明プラスチック成形品の開発・技術の長い経験を活かした、技術課題解決の協力ができればと思っています。

セミナー受講料

【1名の場合】39,600円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:30

受講料

39,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

光学技術   電子材料   VR(仮想現実)/AR(拡張現実)

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光学技術   電子材料   VR(仮想現実)/AR(拡張現実)

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