インクジェットヘッド技術を中心に、技術と製品の現状と
将来に向けた取り組みのほか、応用事例まで解説します!

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    セミナー趣旨

     インク液滴を吐出してパターンを形成するインクジェット技術は、オフィスや家庭における
    書類や写真画像の出力装置に留まらず、産業分野や工業分野の様々な用途に応用展開がなされている。
    そこでは、非接触なマーキング技術というインクジェットの特徴が活かされている。
     多様なマーキング材料がインクとして吐出可能であることから、機能材料と応用の組み合わせは
    多岐にわたる。このように、インクジェットに代表されるデジタルイメージング技術を
    モノづくりに活用する技術を「デジタルファブリケーション」と呼び、幅広い用途開発が
    進められている。
     本講習では、インクジェット技術の基礎から応用まで、液滴を噴射するデバイスである
    インクジェットヘッド技術を中心に説明する。特に、技術がどのように発展してきたかを知ることで、
    技術と製品の現在の位置づけと、将来の発展に向けた取り組みを理解する。
     また、インクジェット応用では、インクジェットの特徴がどのようにモノづくりに
    活用されているかを具体的事例をもとに理解する。
     

    受講対象・レベル

    ・プリンター開発設計技術者
    ・インクジェット応用の技術者、企画担当者
    ・デジタル印刷関係の技術者、企画担当者
     

    習得できる知識

    ・インクジェットプリンターの技術と市場の歴史
    ・インクジェットヘッド(液滴噴射装置)の原理と構造
    ・インクジェット技術の最新動向
    ・種々のインクジェット応用例
     

    セミナープログラム

    1.インクジェットプリンターの技術と市場の歴史
      1-1.黎明期:インクジェットプリンターの市場投入
      1-2.発展期:カラーそしてフォトプリントへ
      1-3.普及期:フォトプリントの成熟、ホームユース市場の飽和
      1-4.展開期:フォトプリント後へ

    2.インクジェット技術の基礎
      2-1.インクジェットヘッド
        2-1-1.インクジェットヘッドの分類
        2-1-2.連続噴射型
        2-1-3.サーマルインクジェット
        2-1-4.ピエゾインクジェット
          2-1-4-1.ピエゾ効果とインクジェットヘッド
          2-1-4-2.Shear Mode型インクジェットヘッド
          2-1-4-3.Bend Mode型インクジェットヘッド
          2-1-4-4.Direct Mode型インクジェットヘッド
      2-2.インクジェットインク
      2-3.インクジェット用紙

    3.高画質化および高速化技術
      3-1.インク滴サイズの微小化
      3-2.大型、ラインヘッド

    4.インクジェット技術の最新動向
      4-1.インクジェットヘッドの技術トレンド
      4-2.インクジェットプリンターの技術トレンド

    5.インクジェット応用
      5-1.インクジェットの特徴
      5-2.インクジェットの課題と対策
      5-3.種々のインクジェット応用
        5-3-1.デジタルファブリケーションとは
        5-3-2.グラフクス分野
        5-3-3.プリンテッドエレクトロニクス
        5-3-4.ディスプレイ応用
        5-3-5.3Dプリンター
        5-3-6.バイオプリンティング

    6.インクジェットの将来展望

    セミナー講師

    山形大学 インクジェット開発センター センター長
    産学連携教授 博士(工学) 酒井 真理 氏

    ご専門
     インクジェット,流体シミュレーション,プリンテッドエレクトロニクス

    学協会
     日本画像学会理事、技術委員会副委員長、フェロー

    ご略歴
    ・学歴
     昭和58年(1983年)3月東京工業大学工学部機械工学科卒業
     昭和60年(1985年)3月東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程修了
     平成17年(2005年)3月東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了
    ・職歴
     昭和60年(1985年)4月エプソン(株)入社
     (同10月にセイコーエプソン(株)に社名変更)
     平成24年(2012年)6月東京大学大学院染谷生体調和エレクトロニクスPJ 研究推進主任
     平成26年(2014年)5月染谷生体調和エレクトロニクスPJ 総括補佐(兼任)
     平成28年(2016年)8月科学技術振興機構ACCEL-FS プログラムマネージャー
     平成29年(2017年)12月より現職

    セミナー受講料

    49,500円(税込、昼食・資料付)
    ■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
      2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
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    受講料

    49,500円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

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    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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    開催場所

    東京都

    MAP

    【江東区】カメリアプラザ(商工情報センター)

    【JR・東武】亀戸駅

    主催者

    キーワード

    印刷技術   メカトロ・ロボティクス

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