
《双方向コミュニケーションによるワークを通して学ぶ》監査スタッフのための『データ分析を活用した不正発見』入門【オンライン/会場】
~ITに精通した公認会計士が、IT活用・データ分析による会計不正の早期発見手法を解説します~
セミナー趣旨
内部統制の整備、コンプライアンス研修の実施等、各企業において様々な施策が行われて久しいですが、一方で、毎日のように経営者、管理職、一般社員など各階層における不正が発覚し報道されています。
本セミナーでは、不正が行われてしまった際の早期発見にフォーカスし、『経営者・役職者による不正』、『従業員による不正』それぞれの特徴、発見方法について、IT活用、データ分析の視点も取り入れ、平易に解説いたします。
また、セミナー後半では、実務にお役立て頂けるようにワークを挟みます。その際に、講師とコミュニケーションを取る機会がございます。オンライン受講の方はお手数でございますが、ミュートを外してご参加くださいませ。
受講対象・レベル
監査役室スタッフ、内部監査部門、経理部門などの関連部門において、会計に関する不正調査の実務を担当されている方
セミナープログラム
1.はじめに ~不正とデータ分析~
(1)不正とは
(2)不正の3要素
(3)不正発見の手続とデータ分析
(4)リスクシナリオの検討
2.不正な財務報告
(1)不正な財務報告とその特徴
(2)具体的な不正方法の特徴と発見の検討
・循環取引、不正ではない循環取引
・売上の架空または過大計上
・不正な計上日付
・原価付替
・資産の架空計上
・不正な見積もり
3.資産の流用
(1)資産の流用とデータ分析
(2)横領
(3)仕入れ先からのキックバック
【演習ワーク① 不正シナリオの検討(小売業を題材に)】
【演習ワーク② 不正シナリオの検討(卸売業を題材に)】
4.プロセスマイニング
(1)プロセスマイニングとは
(2)プロセスマイニングと不正把握
(3)プロセスマイニングとタスクマイニング
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
(株)スリーサークルカンパニー 代表取締役 公認会計士 公認情報システム監査人 公認不正検査士 石渡歩 氏
システムコンサル会社に入社後、ERPパッケージ導入プロジェクトに従事。その後、大手監査法人に入所後は、さまざまな業種の会計監査およびIT監査に従事(およそ200社程度)するとともに、システムデータを使用した監査手法の開発および導入なども担当した。また、日本公認会計士協会 監査IT実務指針検討専門委員会専門委員に任命されIT監査関連の実務指針の検討および作成を行った。(IT委員会研究報告第 46 号「重要な虚偽表示リスクと全般統制の評価」、IT委員会研究報告第 47 号「業務処理統制に関する評価手続」など)。日本公認会計士協会「業務処理統制に関する評価手続の実施事例解説」研修講師。システム導入に対する内部統制構築および業務プロセス改善のアドバイザリーも経験している。日本公認会計士協会東京会IT委員会元副委員長。
セミナー受講料
会員 35,200円(本体 32,000円) 一般 38,500円(本体 35,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】
お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。
受講料
38,500円(税込)/人