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高分子材料(プラスチック、ゴム)は、他の材料と比べて劣化しやすいため、多くのトラブルを発生させている可能性が高いと考えられます。
材料ユーザーとして製品を開発する際に、高分子材料を適切に選定するスキルを身に着けられることを目標とします!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
◆受講者限定で見逃し配信(1週間:何度でも視聴可)を予定しております。
セミナー趣旨
高分子材料(プラスチック、ゴム)は、他の材料と比べて、軽い、加工しやすい、価格が安い等といった様々な利点がある反面、劣化しやすいという最大の欠点を持っています。
工業製品のトラブルは、材料起因のケースが多く、特に、高分子材料は、他の材料と比べて劣化しやすいため、多くのトラブルを発生させている可能性が高いと考えられます。
本セミナーを受講していただくことで、材料ユーザーとして製品を開発する際に、高分子材料を適切に選定するスキルを身に着けられるようにしたいと思っています。
受講対象・レベル
材料ユーザーの方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
1.高分子材料の基礎知識
2.高分子材料の劣化・破壊に関する知識
3.高分子材料の添加剤に関する知識
4.高分子材料の劣化・破壊を抑制するための材料選定スキル
セミナープログラム
1. 高分子材料の基礎
1-1. 高分子材料の特徴
1-2. 高分子材料の種類
1-3. 高分子材料の分子構造と分析方法
1-4. 高分子材料の物性と試験方法
1-5. 高分子材料の分子構造と物性の関係
1-6. 高分子材料の劣化を抑制するための添加剤の種類とその役割
2. 高分子材料の劣化原因(事例を交えて紹介)
2-1. 熱による劣化
2-2. 酸素による劣化
2-3. 光による劣化
2-4. 水分による劣化
2-5. 化学物質(有機溶剤等)による劣化
2-6. 繰り返し応力による劣化
2-7. 複合劣化
2-8. その他
3. 高分子材料の破壊原因(事例を交えて紹介)
3-1. 脆性破壊
3-2. 延性破壊
3-3. 疲労破壊
3-4. その他
4. 高分子材料の劣化・破壊対策(ユーザーの立場で)
4-1. 使用時の劣化・破壊を抑制するための材料の選定
4-2. 熱可塑性樹脂の成型加工時の劣化・破壊対策
4-3. 熱硬化性樹脂の硬化時の劣化・破壊対策
5. まとめ
【質疑応答】
キーワード:
高分子,劣化,破壊,分析,添加剤,成形加工,硬化,セミナー,講演,研修
セミナー講師
吉岡技術士事務所 所長 博士(工学)
吉岡 謙 氏
【ご専門】
高分子化学、粉体工学、コンポジット化技術
【ご経歴】
1986年京都大学工学部合成化学科卒業。同年、新日鐵化学(株)(現 日鉄ケミカル&マテリアル(株))入社。戸畑製造所設備技術部にて、スチレン系高分子の製造プロセス開発、配合設計に従事。
1993年から神奈川県工業試験所(現 神奈川県立産業技術総合研究所)にて、工業材料のトラブル解析、高分子劣化メカニズムの解明、金属及び金属酸化物ナノ粒子の作製・表面処理・分散技術の開発に従事。
2008年から、KOA(株)にて、抵抗皮膜(炭素皮膜、酸化物皮膜、コンポジット皮膜)の開発、導電性ナノ粒子の開発、電子部品用の塗料、絶縁保護膜用ペーストの開発に従事。
2022年から吉岡技術士事務所を開設。
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
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郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
受講料
55,000円(税込)/人
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