
【中止】HPLC(高速液体クロマトグラフィー)の日常メンテナンスで良好なデータを得るコツと定量計算法の極意
★HPLCの日常メンテナンスで良好なデーターを得る定量計算法の極意!
【アーカイブ配信:12/11~12/25(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。希望される方は申込フォームにてご選択ください。
セミナー趣旨
HPLCの日常メンテナンスで良好なデーターを得るコツと定量計算法を習得必要がある。それにはHPLC装置の日常メンテナンスがとても大切である。各機器が順調に動くことが前提条件になる。それにはHPLCシステムの全体像を理解して、各装置の正常度を判定する方法を作っておく事が大切である。 それと同時にカラムの選定法とその分離メカニズムも理解しておく必要がある。 また分析試料に関しては 前処理の化学技術を習得しておく必要がある。溶離液の作製法につても詳しく解説する。上述のような課題について、 本セミナーでは具体的に詳しく、その技術と知識を詳しく説明してゆく。
受講対象・レベル
・これからクロマト装置を利用して、基礎的な技術、知識を身につけたい技術者・研究者
・現在HPLC使用していて、より活用して良きデーターを得たい技術者・研究者
習得できる知識
1.日常メンテナンス技法に関して
2.ピークより良好なデーターを得るコツに関して
3.成分の定量計算法の習得
4.各機器が正常に動いている事の判定技法。
5.カラムの選定法とその分離メカニズム の理解
6.分析試料に関しての 前処理の化学技術
7.クロマト装置のレイアウト、及びインフラについて
セミナープログラム
1.クロマトグラフィーの開発とその歴史
1-1 創始者ツウェット博士と分離技術の変遷
1-2 現代のHPLCの発展と機器の動向
2.HPLCの活用法
2-1 微量分析
2-2 検出器の利用(数種類の検出器選択)
2-3 検出器メカニズム(3種 ~5種)
2-4 分取技法として (工業化も含む)
3.初めてのクロマト装置導入
3-1 実験台の寸法、強さ 等
3-2 装置のレイアウト
3-3 インフラに関して必要なもの
3-4 装置のフロー図に関して
4.装置の性能判定技法
4-1 送液ポンプ部
4-2 インジェクター
4-3 検出器 その1
4-4 検出器 その2
4-5 検出器 その3
4-6 脱気装置とそのメカニズム
5.クロマトグラムよりの定量計算法
5-1 クロマトグラフィー,クロマトグラフ,クロマトグラムの違いについて
5-2 測定したい成分の比較定量法
5-3 検量線作成法
5-4 分取技法の活用による定量性のアップ
6.試料の前処理技術
6-1 試料の中の不純物除去のための化学技術
6-2 ろ過、フィルターの利用
6-3 分液ロートの活用法
6-4 遠心分離機の利用
7.HPLCを使いこなすための道具と器具
7-1 PH計について
7-2 超音波抽出器について
7-3 フィルターと遠心分離機の合体法
7-4 フラシュクロマト装置の活用
7-5 スパナ ドライバー カッター等
8.溶離液作製法
8-1 水溶液系(混合法等)
8-2 緩衝液作成法(pHの合わせ方)
8-3 有機溶媒系(混合比率等)
8-4 イソクラテック溶出法とグラジエント溶出法
8-5 イオンペア試薬の有効性(ODSカラム系)
キーワード:
分析,液体,クロマト,カラム,ピーク,WEBセミナー,オンライン
セミナー講師
ジェイ・アイ・サイエンス研究所 所長 工学博士 松下 至 氏
【専門】
クロマトグラフィー、化学教育
【教職歴】
大洲農業・愛媛大学・岡山理科大学・岡山学院大学
・愛媛県野村町―科学の学校(独立法人国立青少年教育振興機構)
【現職】
ジェイアイサイエンス研究所 所長 (愛媛大学博士-工学)
分取クロマトグラフィー研究会 会長
【活動分野】
分離装置の開発業務 クロマトグラフ活用による有効成分の分取精製業務
【[化学技術セミナー】
(国内)国立大学 2校、企業研究機関5社
化学物質評価研究機構(クロマト技術セミナー 全国4都市開催)
岡山県工業高校―化学技術研修会
愛媛県野村町、良質食品加工部 技術指導(3回)
(海外)
①台湾食品工業発展研究所―クロマトグラフィーの活用 (集中研修3日間)
②ベトナム;ホーチミンの食品研究所(SIHUB)
③ベトナム;国立フエ大学・農林科学学部― クロマトグラフィーの活用(3日間)
③台湾国立大学・黄世祐教授―共同研究とクロマトグラフィー指導
【専門】
分取クロマトグラフィー,化学教育、分離装置の研究(食品加工学)
【著書】
1.分取クロマトグラフィー技術の展開(アグネ承風社刊 1990年)
2.液体クロマトグラフィー100のテクニック(技報堂出版1997年)
3.Practice Book for Chromatography techniques
(四国分取クロマトグラフィー研究会編 1995)
4.廃棄物からの有価物分離利用技術(食品産業エコプロセス研究会1996)共著
5.液体クロマトグラフィーQ&A100(技報堂出版2001年)
6.M.S ツウェットの生涯と業績 (恒星社、厚生閣2002)
7.あなたの液クロは正常ですか (講談社サイエンステイク 2010)
8.これならわかる液体クロマトグラフィー(化学同人 2011)
9.失敗しない液クロ分析 (化学同人 2013)
10.化学史辞典 分担 化学史学会 (2020)
11.医薬品、化粧品、食品分野 HPLC GC分析テクニック 分担 技術情報協会 (2020)
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
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受講料
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