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自動車及びモビリティのカーボンニュートラル(CN) の課題と対応 【第5部】自動車のCN対応の方向性
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~合成燃料(e-fuel:CO2 分離回収技術、水素製造技術)、水素燃料、バイオ燃料の基礎、特性、用途、市場動向、課題~
★脱炭素化の手段のひとつとして使用が急速に増えていくカーボンニュートラル(CN)燃料の入門講座
★CN燃料:水素・アンモニア、合成燃料(e-fuel等)、バイオエタノール、バイオディーゼルを紹介
★基礎、製法、原料、特性、用途、問題点、今後の可能性について専門外の方でも理解できるよう、平易に解説予定!
セミナー趣旨
気候変動対策として我が国をはじめ、世界中で脱炭素化が進められています。燃やしても空気中のCO2を増やさない燃料がカーボンニュートラル(CN)燃料であり、脱炭素化の手段のひとつとして今後、その使用が急速に増えていくと考えられます。この講座ではCN燃料として水素・アンモニア、合成燃料(e-fuel等)、バイオエタノール、バイオディーゼルを取り上げ、その概要、製法、原料、特性、用途、問題点、今後の可能性について専門外の方でも理解できるよう、平易に解説します。
【キーワード】
カーボンニュートラル、脱炭素、水素、アンモニア、合成燃料、e-fuel、合成メタン、CO2回収、バイオ燃料、バイオエタノール、バイオディーゼル
【PRポイント】
講演者は石油大手ENEOSにおいて、石油製品の製造現場から、研究所に勤務した後、企業内シンクタンクであるENEOS総研にて、バイオ燃料を始めとする脱炭素燃料についての調査を海外も含めて行ってきました。講演では単に文献や実験室のデータだけでなく、製造現場の経験も踏まえて、CN燃料について専門家でなくても理解できるよう、平易に解説します。
習得できる知識
CN燃料(水素・アンモニア、合成燃料、バイオエタノール、バイオディーゼル)に関する全般的な知識・CN燃料の種類、CNが成り立つ条件、必要性
・CN燃料の原料と製造方法
・CN燃料の特性と用途・市場
・CN燃料の問題点
・CN燃料の市場と今後の可能性
セミナープログラム
1.CN燃料
1.1 CN燃料とは 燃やしても空気中のCO2を増やさない
1.2 CN燃料の種類と条件 CNが成り立つためには条件がある
2.水素・アンモニア
2.1 水素・アンモニアの概要 水素・アンモニアは再生可能電力のキャリアー
2.2 水素・アンモニアの製造方法 水蒸気改質、部分酸化、電気分解、ハーバーボッシュ法
2.3 水素・アンモニアの特性
2.4 水素・アンモニアの用途 燃料電池、水素エンジン、還元剤、火力発電
2.5 水素・アンモニアの問題点と可能性
3.合成燃料
3.1 合成燃料の概要 空気と水から作られる燃料?
3.2 合成燃料の製造方法 フィッシャートロプシュ法、サバティエ反応
3.3 合成燃料の原料 CO2の回収方法
3.4 合成燃料の特性と用途と市場 ドロップイン燃料
3.5 合成燃料の問題点と可能性
4.バイオエタノール
4.1 バイオエタノールの概要 既に世界中で使われている
4.2 バイオエタノールの製造方法 第一世代と第二世代
4.3 バイオエタノールの特性と用途・市場 ガソリンに似ているが違う
4.4 バイオエタノールの問題点と可能性 SAFやプラスチック原料にも
5.バイオディーゼル
5.1 バイオディーゼルの概要 畑で作られる軽油
5.2 バイオディーゼルの製造方法 第一世代と第二世代
5.3 バイオエタノールの原料 大豆油やパーム油、ジャトロファ油、微細藻類
5.4 バイオディーゼルの特性と用途・市場 第二世代は軽油より優れる
5.5 バイオディーゼルの問題点と可能性 SAFやバイオナフサにも
まとめ
【質疑応答】
セミナー講師
たかぎち事務所 代表 財部明郎 氏
【経歴】
1978年 4月 三菱石油(株)入社 水島製油所勤務
1987年11月 三菱石油(株)本社生産部
1993年 4月 三菱石油(株)開発研究所(主任研究員)
1998年 6月 三菱石油(株)川崎製油所(マネージャー)
2000年 6月(財)石油産業活性化センター出向(主任研究員)
2004年 7月 新日本石油精製(株)根岸製油所(マネージャー)
2005年 4月 新日石総研(株)(現ENEOS総研)(担当部長)
2016年 4月 JXリサーチ(株) 研修部 再雇用
2019年 4月 退職後 技術士事務所(タカギチ事務所)開設
IHテクノロジー社顧問、オルタナ誌客員論説委員、石油学会石油化学分科会委員
現在に至る
【専門内容】
40年にわたり、大手石油会社(ENEOS)において、製油所、本社、研究所、石油産業活性化センター、新日石総研に勤務してきました。 ・製油所、本社においては石油精製の実務を経験 ・研究所においては自動車燃料、アスファルト等の開発 ・新日石総研、石油産業活性化センターにおいては、燃料やエネルギー関係技術の調査を実施してきました。 特に新日石総研(現ENEOS総研)では企業内シンクタンクとして政府や民間研究機関などの委託を受けて、バイオ燃料を始めとする燃料、新エネルギー関係についての調査を、20か国に及ぶ海外調査を含めて調査し、また海外への技術指導等を行ってきました。 さらに社内研修講師として後進の指導にあたってきました。
セミナー受講料
【1名の場合】33,000円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
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