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セミナー趣旨
リチウムイオン電池(LIB)はエネルギー密度が高く、大容量の電力を蓄電できる特性があり、モバイル 機器・定置・産業機器・自動車等の用途に使用されています。その一方、過充電もしくは過放電すると 発火発煙する危険性、価格や資源制約などの課題があります。
リチウムイオン電池を使用する際、適切な管理と制御が必要になってきます。
本講座では初心者の方でも理解しやすいようにリチウムイオン電池(LIB)の特徴を解説し、性能評価・残量推定・劣化診断法を有馬 理仁 氏(大和製罐㈱ 技術管理部エネルギーソリューション開発室 開発リー ダー博士(工学))が、バッテリマネジメントシステム(BMS)について髙瀨 弘嗣 氏(デルタテックラボラトリ)がそれぞれ詳しく説明いたします。
受講対象・レベル
- リチウムイオン電池に関連する研究開発、試験業務、事業開発、品質保証などに関わる方。特に上記でかつリチウムイオン電池のリユースを検討している方。
- バッテリマネジメントシステムの設計に関わる技術者、開発チームリーダー
- 電動車や蓄電池などリチウムイオンバッテリを搭載した製品への新規参入を検討している開発マネージャー
習得できる知識
- リチウムイオン電池の性能に関する基礎知識、劣化とその症状に関する知識、残量推定・劣化診断に関する体系的知識、差電圧法(劣化 診断)の原理的知識・バッテリマネジメントシステムの構成や機能を基礎から習得することができる
- 当講座で習得した基礎技術を電動車や蓄電池などリチウムイオンバッテリを搭載した製品開発に活用することができる
セミナープログラム
講演1.
13:30~14:50
リチウムイオン電池のリユース・重要な特性項目・劣化診断
講師 有馬 理仁 氏
大和製罐㈱ 技術管理部エネルギーソリューション開発室 開発リーダー 博士(工学)
【講師経歴】
2004年3月 東京工業大学 生命理工学部 卒業
2006年3月 東京工業大学大学院 生命理工学研究科 修士課程 修了
2006年4月 大和製罐㈱ 入社(現在に至る)
2021年3月 立命館大学大学院 理工学研究科 博士課程 修了
2021年4月 立命館大学大学院 理工学研究科 授業担当講師 (現在に至る)
【研究歴】
2008年頃より蓄電池の評価試験の研究
2015年頃より蓄電池、蓄電システムの劣化診断の研究
【所属学会】
IEEE、ECS、電気学会、電子情報通信学会、エネルギー・資源学会、電気化学会
【著 書】
スマートグリッドと蓄電技術(共著、コロナ社)【趣 旨】 リチウムイオン電池(LIB)はモバイル機器・定置・産業機器・自動車等の用途に使用され、近年では変動性再生可能エネル ギーの出力変動・時間帯偏在性の解決のためのデバイスとして期待されている。一方で価格や資源制約などの課題からリユース・リサイクルの取り組みが進んでおり、特に直近ではリユース電池の注目が高まっている。リユース電池活用の際にはその性能を評価する残量推定・劣化診断技術が重要である。本講演では性能評価・残量推定・劣化診断法を基礎から体系的にまとめて説明するとともに、当社の差電圧法を用いた劣化診断法の事例を紹介する。
【講演プログラム】
1.リチウムイオン電池(LIB)の基礎事項
2.LIBの劣化現象とその症状
3.LIBのリユース
4.LIBの性能評価項目
5.劣化診断技術の体系
6.当社事例紹介 ~差電圧法を用いた劣化診断法~
講演2.
15:00~16:20
バッテリマネジメントシステム(BMS)の基礎
講師 髙瀨 弘嗣氏
デルタテックラボラトリ
【講師経歴】
1989年~2003年 富士通ヴィエルエスアイ㈱(現 ㈱ソシオネクスト)
2004年~2012年 ソニーイーエムシーエス㈱(現 ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ㈱)
2012年~2020年 渦潮電機㈱(現 BEMAC㈱)
2020年~ デルタテックラボラトリ
【活 動】
1 電気自動車(EV)の技術コンサルティング
2 電子回路、電子機器の設計コンサルティング
3 バッテ リマネジメントシステム(BMS)の設計支援
4 バッテリパックの設計支援
【趣 旨】
自動車業界では電気自動車へのシフトが進み、再生可能エネルギーで代表的な太陽光発電では太陽光パネルと一緒に蓄電池の普及が進んでいます。そのため、電気自動車や蓄電池などに搭載されるリチウムイオンバッテリは、今後活用する機会が多くなると予測されています。
リチウムイオンバッテリはエネルギー密度が高く、大容量の電力を蓄電できる一方、過充電もしくは過放電すると発火発煙する危険性があります。そのため、リチウムイオンバッテリを使用する場合は、適切な管理と制御が必要になってきます。
本講座では初心者の方でも理解しやすいようにリチウムイオンバッテリの特徴を説明しながら、バッテリマネジメントシステム(BMS)について詳しく説明します。
【講演プログラム】
1 バッテリマネジメントシステムの基礎
1.1 バッテリマネジメントシステムの機能と構成
1.2 セルモニターユニットの機能
2 バッテリマネジメントシステムの設計手法
2.1 バッテリマネジメントシステムの電気設計
2.2 セルモニターユニットの絶縁方法
2.3 バッテリマネジメントシステムの制御シーケンス
セミナー受講料
44,000円(税込)
* 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
★メルマガ会員特典
2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ アカデミック価格
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。
受講について
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test - 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
- ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
- 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
■ お申し込み後の流れ
- 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
- 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
- セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
- 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
- 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。
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