GMP担当職員が知っておくべき製造管理/品質管理業務などを分かり易く解説!
★最新GMPへの対応など、GMPの知っておくべきポイントを解説★

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:10/24~11/2(何度でも受講可能)】の選択も可能です。

セミナー趣旨

医薬品の品質(有効性、安全性、安定性)は製品の外観を見ても分からない。ユーザーは製薬企業を信用するしかない。このユーザーの期待を裏切らないために、製薬企業は製品ライフサイクル全域を通して品質リスクマネジメント(QRM)と知識管理を駆使し、潜在リスクの抽出、CAPAの実践を求める。この品質保証活動を体系化したものが医薬品品質システム(PQS)である。患者保護優先の論理、すなわち「PQS」の理解がないままにGMP省令の条文を読んでも、実効性のあるGMPは実践できない。本講座ではGMPの理解には、まず「根」となるPQSを学び、その上で「枝葉」となる教育訓練、文書管理などの必要性を理解すべきであるとのスタンスでGMPを解説する。

セミナープログラム

 1.GMP用語と歴史のおさらい
  1.1 そもそも医薬品とは
  1.2 日本の薬事関連規制の歴史
  1.3 米国の薬事関連法規の歴史

 2.我が国の薬事法体系
  2.1 製造販売業者と製造業者の関係

 3.GMPのさらなる進化(PQSの実践要請)
  3.1 銘柄(ブランド名)で選ばれる時代に
  3.2 現実世界(VUCA)にはQRM(適応力)が必要
  3.3 医薬関連事業者等の責務とは
  3.4 自分事と理解しないと人は動かない
      (自分事にできるQuality Cultureが必要)
  3.5 Quality Cultureは「KPI」で評価

 4.続く品質不正への対応
  4.1 PQSにはデータの信頼性(DI)が必須
  4.2 体質(Quality culture)に問題のある企業の特徴
  4.3 品質不正事案に対する行政の対応
  4.4 責任役員の責務
  4.5 総括製造販売責任者の要件が見直された
  4.6 さて、誰が責任役員にGMP教育をする?
  4.7 マネジメントレビュー時の
      対応で責任役員の教育レベルが分かる

 5.Quality Cultureとは
  5.1 コミュニケーションが問題
  5.2 現物、現場、現実を見ない経営陣では
  5.3 不適切なQuality Cultureの例

 6.変更管理システム
  6.1 VUCAの世界では変化は起きる+起こすもの
  6.2 変更管理責任者とQAの役割
  6.3 行政は変更管理の支援へ(ICH-Q12ガイドライン)

 7.逸脱管理
  7.1 そもそも逸脱管理の本来の目的とは
  7.2 「逸脱(Deviation)」とはどういう現象?
  7.3 現場では「小さい異常」は日常茶飯事
  7.4 「小さい異常」を常態化させないのが肝要

 8.自己点検
  8.1 省令第一八条(自己点検)に書いてあるからするもの?
  8.2 自己点検(監査)には観察力がいる
  8.3 自己点検(監査)の視点
  8.4 力量で指摘レベルは変わる

 9.教育訓練
  9.1 「教育訓練しています」で良い?
  9.2 PQSには職員に3つの知性の活用が必要
  9.3 「知恵」を出すにはまず知識(情報)の獲得から
  9.4 あるべき教育訓練
  9.5 教育訓練の実効性はどのように評価すべきか

 10.文書管理と記録管理
  10.1 文書管理手順書を見直そう
  10.2 生データそのものの信頼性は大丈夫?

 【質疑応答】


キーワード:
GMP,入門,基礎,バリデーション,セミナー,Web,LIVE,講習会,研修,講座

セミナー講師

医薬品GMP教育支援センター 代表
医薬品食品品質保証支援センター(NPO-QAセンター) 顧問 高木 肇 氏

≪ご経歴≫
元塩野義製薬株式会社製造本部次長
経口剤や注射剤の工業化検討、製造棟の構築プロジェクト遂行、無菌製剤棟の製造管理責任者、国内外関連会社への技術支援業務に従事。
現在は国内食品・医薬品・医療器具メーカーへの技術支援を実施。   
出版物として「凍結乾燥のバリデーション」(共著)、「GMP・バリデーション事例全集」(共著)、「現場で直ぐ役に立つ製品標準書作成マニュアル」(共著)、「現場で直ぐ役に立つ 実務者のためのバリデーション手法」(共著)など。

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
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受講について

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  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   医薬品・医療機器等規制

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