製品品質照査(PQR)のポイント ~製品ライフサイクルを通じた継続的改善に活かすために~

GMP省令改正によって法的拘束力が強まったPQRの有効な実施方法とは?
マネジメントレビューとの関係性、上級経営陣の責任は?

※本セミナーは、+9,900円(税込)でアーカイブ配信のオプション申込が可能です。

●申込締切:2023年6月21日(水)

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

     日本のGMP規制に 「製品品質の照査」(以下、PQR)が登場したのは、2001年のICH Q7 「原薬GMPのガイドライン」である。その後、2012年にPIC/S GMPガイド Part I (製剤のGMP)の和訳が 「参考として活用する際の考え方」 として提示され、翌2013年にGMP施行通知によりPQRを含むPIC/S Part Iの適用が指導された。つまり、日本の医薬品製造業では、少なくとも約10年のPQR運用実績があるはずだが、2021年に改正GMP省令で法令要件となった以降も、継続的改善に活かす有効な照査に至っていないケースが少なくないようである。
     そこで本セミナーでは、PQRの位置づけと有効な実施方法について解説するとともに、傾向評価の手法を演習する。

    ※演習に計算機を使用しますのでご用意ください。
     なお、四則演算のみですので、携帯電話に付いている計算機機能でも十分です。

    ■本テーマ関連の主な法規・ガイドライン
    ・GMP省令
    ・PIC/S GMPガイド Part I / Part II
    ・FDA ドラフトガイダンス “Submission of Quality Metrics Data”

    ■講演中のキーワード
    製品品質照査、PQR(APR)、照査報告書、マネジメントレビュー、Shewhart管理図、工程能力指数、Cpk

    習得できる知識

    ・GMPの国際調和における「製品品質の照査」の位置づけ
    ・継続的改善に活かす経営陣の責任
    ・照査ツールとしての統計的手法とQuality Metrics

    セミナープログラム

    I.製品品質照査と継続的改善
     1.プロセスバリデーションの新しい考え方
     2.継続的改善の指標としての品質照査
     3.照査報告書の作成: PIC/S GMPガイド Part I の照査項目
      ・製造ロットの照査
      ・出発原料の照査
      ・試験結果/工程管理の照査
      ・逸脱の照査
      ・OOSの照査
      ・返品/苦情/回収の照査
      ・変更の照査
      ・製造販売承認状況の照査
      ・安定性プログラムの照査
      ・設備装置の適格性の照査
      ・ユーティリティーや製造環境の照査
      ・供給者/委託先管理状況の照査
     4.照査の実施時期とマネジメントレビュー

    II.傾向評価の手法(演習) 
     5.工程能力指数 Cpk による評価
      ・最終製品の試験結果の照査
     
     6.Shewhart管理図による可視化
      ・最終製品の試験結果の照査
      ・ユーティリティー(精製水)の照査

     7.不具合の発生頻度による評価
      ・逸脱
      ・品質情報(苦情)

    <質疑応答>

    セミナー講師

    株式会社シーエムプラス
    GMP Platform シニアコンサルタント 高橋 治  氏(工学博士)

    ■略歴
    1987年日本鉱業(現 ENEOS)入社、治験薬GMP体制の立ち上げ、化学合成原薬の製法開発等に従事。2002年以降、住友製薬(現 住友ファーマ)、持田製薬、ノバルティスファーマで品質保証部門に勤務、品質監査を含むGQP業務を担当。2013年9月にシーエムプラス入社、2014年4月に欧州化学工業連盟原薬委員会の監査員認定を取得、現在に至る。

    ■専門
    有機合成化学、医薬品品質システム

    セミナー受講料

    1名44,000円(税込)(会場の場合昼食付)
    1社2名以上同時申込の場合,1名につき33,000円(税込)

    ●講演資料:[会場]テキストを用意し、当日配布いたします。
          [Web]テキスト郵送(郵送料金は受講料に含む)

    ■アーカイブ配信をご希望の場合
    ●利用料:上記受講料に加えて、1名につき9,900円(税込)のオプション料金が追加されます。
    ●視聴期間:2023年7月6日(木)~2023年7月19日(水)※期間内、繰り返し視聴が可能です
    ●申込方法:申込フォームの「アーカイブ配信オプション」で【あり】とご選択ください。
    ●備考:
     ・本オプションを希望され、複数名同時申込された場合、全員がアーカイブ配信付のお申し込みとなります。
     ・講師との質疑応答は当日のLive受講(Web)のみとなります。
     ・原則として当日の質疑応答はアーカイブ配信からカットされます。

    受講について

    ■ご受講の注意事項(予めご了承の上、お申込み下さい。)
    ・講義中の録音・録画(静止画・動画)行為は固くお断りします。
    ・お申込いただいていない方と複数名で視聴することを禁じます。
    ・テキスト資料の無断複製・転載・販売等、一切を禁じます。
    ・講義中の妨害等、一切の行為を禁じます。
    ※上記4点、また類似の行為が認められた場合、強制的に退出して頂きます。また、ご本人及びご所属先の方の今後のセミナー参加をお断りします。

    ・お客様の利用環境、接続環境による不具合について、弊社は一切の責任を負いません。
    ・必ず視聴テストを行い、接続不良については自社IT部門等に接続についてご確認ください。
     ZOOMシステム要件(外部サイト)
     ZOOMテストミーティング(外部サイト)

    【申込時】
    ●受講料はセミナー開催5営業日前の15時までにお振込み下さい。
    ●定員に達し次第、申込を締め切ります。
    ●最小開催人数3名に満たない場合、中止とさせて頂きます。
    ●講師及び当社のコンペティターの場合、受講をお断りする場合がございます。

    【セミナー当日】
    ●名刺を以て受講券とします。お忘れなきようご持参ください。
    ●録音・録画(静止画・動画)行為は固くお断りします。
    ●会場では講義中のパソコン・携帯電話等の使用をお断りします。

    詳しくはこちらをご確認ください。


    申込締日: 2023/06/21

    受講料

    44,000円(税込)/人

    申込締日:2023/06/21

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:30

    受講料

    44,000円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    神奈川県

    MAP

    【横浜市西区】シーエムプラス本社セミナールーム

    【みなとみらい線】みなとみらい駅

    主催者

    キーワード

    医薬品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   工程能力指数

    申込締日:2023/06/21

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

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    10:30

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    44,000円(税込)/人

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    神奈川県

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    【横浜市西区】シーエムプラス本社セミナールーム

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    主催者

    キーワード

    医薬品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   工程能力指数

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