「デジタルツイン」を用いた構造CAE導入

セミナー趣旨

   昨今、開発の現場に「デジタルツイン」「メタバース」の手法が浸透してきています。この手法は、私たちが日常的に利用している3D-CADやCAM、CAE、大規模な構造環境計算と非常に親和性が高く、開発時のフロントローディング化や情報の共有化に大きく貢献してくれる環境でもあります。また、開発時のQ,C,Dやトータルマネジメントにも効果を発揮してくれる環境でもあります。今後、この環境を「どのように利用していくのか」が、我々エンジニアの課題にもなるでしょう。
 今回、モノづくりの状況やCAEを例に挙げ、メタバースをどのように理解,利用して、発想に組み込んでいくのかを整理したいと考えます。仕事の合理化・効率化の一助となれば幸いです。

セミナープログラム

 0 自己紹介/会社紹介 

 1 開発環境における「メタバース」

  1.1 開発環境の「以前」と「今」~3D-CADやCAE、CAM、データマネージャー、PDM、PLM~
  1.2 「デジタルツイン」の有効性と利用例
  1.3 「デジタルツイン」を利用した「メタバース」設計へ
  1.4 「メタバース」思考で変わること~モノづくりしないモノづくりやフロントローディング~
  1.5 品質マネジメントと「メタバース」思考~フロントローディング化のための5現主義~
  1.6 「メタバース」思考で「何が」「どのように」変化するか

 2 「メタバース」で期待されるQCD

  2.1 「品質(Quality)」を「作りこむ」~品質向上、品質バランス~
  2.2 「コスト(Cost)」を「図る」~デジタルツインによる「モノづくりコスト」~
  2.3 「納期(Delivery)」を「計る」~「リアル」な内容で日程計画~
  2.4 Q.C.Dのトータルマネジメントを行う~メタバースでのQ.C.D課題発生時の解決と現実への反映~

 3 「デジタルツイン」を用いた品質確保(CAE)

  3.1 CAEを用いた品質判断
  3.2 材料・製法の見極め方
  3.3 設計しない部品(既存流用)
  3.4 Totalした状態でのCAE(製品品質)

 4 メタバースを利用した情報の共有

  4.1 作成・変更した情報は必ずメタバースで一元管理する
  4.2 データは管理権限者のみが登録・変更できる体制にする
  4.3 管理権限者はデータ変更前に内容を確認・理解したのち了承する 

 5 今回のまとめ

  5.1 現在の開発環境はメタバース利用に適している
  5.2 メタバース内に情報を集約することで開発のフロントローディングが可能になる
  5.3 Q,C,Dのマネジメントがメタバース内で集約できる
  5.4 デジタルツインやメタバース内構造で品質の検証ができる
  5.5 メタバースを利用することで関係者が情報共有可能となる

セミナー講師

平池 学(ひらいけまなぶ) 氏
神上コーポレーション株式会社 顧問 / 構造アナリスト
元 株式会社テクノプロ テクノプロデザイン社 札幌サテライト代表技術者 / 元 日本ピーマック株式会社 技術部 主任 

セミナー受講料

お1人様受講の場合 49,500円[税込]/1名
1口でお申込の場合 62,700円[税込]/1口(3名まで受講可能)
 
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。

受講について

  • 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
  • インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
  • 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

情報技術一般   デジタル情報管理   CAE/シミュレーション

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