ものづくり、研究開発成功に必要な論理的技術者思考とその実践

~効率的、確実に目的を達成できる考え方と具体的方法を演習で学ぶ~

内容に沿った演習も実施します!
技術者としてのあり方、考え方、仕事の進め方を教えます
「最近仕事がなんだか上手くいかない」
「日々の業務にかまけて新しいことが手につかない」
「結果を出せと言われているがどうすれば…」
「こなす業務の量は多いのに成果がついてこない…」
悩んでいる全ての技術者へ!本セミナーでは研究開発を円滑に進めるための思考方法を伝授します。

セミナー趣旨

 日本の高い技術力は、言うまでもなく飽くなき探求心に基づく研究開発の歴史によるものである。
 しかし、時代の変遷と共により高いレベルでの研究開発と同時に、スピードと効率性も強く求められるようになってきている。
 これらの要求に対応すると同時に研究開発の目標を達成するためには、目標設定、研究開発のための思考力、計画力、実行力や、これらを支える仮説思考と検証力を持って目的志向で考え、進めることが必要となる。
 そして、これらを駆使することで得た結果を成果とするためには、コミュニケーション力、情報発信力も必要不可欠となる。
 このように、今後の研究開発成功のためには、従来に増してより高いレベルでの、様々な思考力や能力が求められており、ただ漠然と研究開発を進めていては、他の技術者や同業他社、ひいてはグローバルな生存競争に勝ち残るのは困難といわざるを得ない。
 本講では、様々な研究開発の場面はもちろん、製造トラブルなどの問題解決においても必要となる、技術者としての考え方、進め方について、詳細な解説と演習とによって修得することを目指す。

受講対象・レベル

・新入社員から経営層まであらゆる階層
・実験量ばかり多く成果に結びつかない方
・結果が何を意味するのか見い出せない方
・仮説思考、論理思考が苦手な方
・ゴールに繋がる計画が立てられない方
・データと情報に埋もれて溺れている方

習得できる知識

・目的志向でゴール設定し、確実に目標達成する力
・仮説思考でロジックを構築する論理思考力
・埋もれた情報を掘り起こす多面的複眼視点
・熱い思い(Passion)と冷徹な判断力を兼ね備えた技術者となる
・ストーリー力と俯瞰視点が形作る最適化力
・結果を結論に加工して成果に昇華するアウトプット力

セミナープログラム

1.イントロ
 1.1 論理思考とは

2.企業における研究開発
 2.1 必要な要素
 2.2 新規性の難しさ
 2.3 結果を成果へ
 2.4 魔の川・死の谷・ダーウィンの海
 2.5 三位一体

3.目的と目標
 3.1 演習
 3.2 スタート地点
 3.3 真の目的(ゴール)の確認
 3.4 目的と目標
 3.5 目標の条件
 3.6 目標設定のためのSMARTルール
 3.7 目的の構成要素
 3.8 演習

4.開発(ものづくり)の進め方
 4.1 ベンチマーク⇒ポジショニング
 4.2 戦略策定
 4.3 未来予想
 4.4 未来予想の例
 4.5 課題設定による計画化
 4.6 課題設定の本質
 4.7 絵コンテシナリオ
 4.8 スタートとゴール
 4.9 優先順位
 4.10 インパクトファクター
 4.11 イシュードリブン
 4.12 ボトルネックシーク
 4.13 リスクの評価とヘッジ
 4.14 Go&Stop
 4.15 演習
 4.16 ディシジョンポイント
 4.17 Perfect Close
 4.18 問題、危機の発生
 4.19 研究開発型PDCA
 4.20 基本的な研究開発フロー

5.研究開発のための思考
 5.1 思考とは
 5.2 4思考
 5.3 目的志向
 5.4 アウトプット志向
 5.5 演習
 5.6 仰望視点と俯瞰視点
 5.7 逆走型思考の併用
 5.8 ロジック、要素と逆走思考
 5.9 メタフィールド思考
 5.10 逆説的思考
 5.11 思考のポイント
 5.12 失敗からのリカバリー
 5.13 失敗の価値
 5.14 認知バイアスの罠
 5.15 データ解釈における認知バイアス
 5.16 演習
 5.17 目利き力
 5.18 概算力
 5.19 演習
 5.20 ヒラメキの種
 5.21 イノベーションを生む発想と行動

6.論理的な考え方と解釈
 6.1 論理思考とは
 6.2 サイエンスとは
 6.3 論理思考によって成すこと
 6.4 論点
 6.5 正しいとは何か
 6.6 帰納法と演繹法
 6.7 演習
 6.8 その他の論理思考法
 6.9 ロジックの条件
 6.10 帰納法、演繹法の落とし穴
 6.11 帰納法の実務的利用
 6.12 平均の罠
 6.13 相関解析
 6.14 相関解析の注意点
 6.15 数字(データ)の取り扱い

7.論理の検証
 7.1 論理構築のプロセス
 7.2 情報パート
 7.3 思考パート
 7.4 論理構築パート
 7.5 検証の基本
 7.6 反証法
 7.7 要約
 7.8 演習
 7.9 検証:結論の条件

8.思考の道具
 8.1 論理思考の5ステップ
 8.2 思い付きとロジック
 8.3 要素分解
 8.4 演習
 8.5 抽象化と具体化
 8.6 情報・思考の階層
 8.7 思考のイメージ化
 8.8 本当のフレームワーク
 8.9If then思考
 8.10 発想の転換

9.仮説と検証
 9.1 仮説とは何か
 9.2 仮説が必要な理由
 9.3 仮説→課題設定→計画
 9.4 仮説の考え方
 9.5 仮説の精度と確度
 9.6 QDスタート
 9.7 仮説の精度を決めるもの
 9.8 演習
 9.9 演習の考え方例
 9.10 2種類の事実
 9.11 Fact v.s. 主観、予想
 9.12 2種類のカン
 9.13 情報の条件
 9.14 情報収集の考え方
 9.15 情報整理
 9.16 情報収集のゴール
 9.17 多面性
 9.18 多面的情報価値の例

10.実験の本質とは
 10.1 実験と思考
 10.2 実験の本当の意味
 10.3 実験を考えるとは
 10.4 実験の神髄

11.まとめ

12.質疑

セミナー講師

ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹 氏
 
【略歴】
大手化学メーカー、電器メーカーでの研究開発及びにマネジメント業務に携わる。現在は、ベンチャーから上場企業まで様々な業種の顧問や技術コンサルタントとして、研究開発、製造における課題解決、戦略策定から人事研修などの人材育成などを行っている。また、学会等での招待講演や国プロにおけるキャリア形成プログラムの講師なども行っている。

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】
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※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:39,600円 ( E-Mail案内登録価格 37,620円 )
※WEBセミナーには「アーカイブとオンデマンド」が含まれます。
※1名様でお申込み場合、キャンペーン価格が自動適用になります。
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【セミナー受講特典コンサルティング】 ※ コンサルティング料は受講料とは別になります。
 セミナーに受講して名刺交換をさせて頂いた方への特典サービスとして、初回限定で限定特別料金にてコンサルティングをご利用いただけます。技術的な相談はもちろん、戦略相談、オンサイトセミナーなど、依頼条件を満たす限り原則として実施内容、方法に制限はありません。
 技術コンサルティングには興味があるが利用したことがないので、どのようなものか良くわからず正式依頼に踏み切れない、決裁を取るために一度ディスカッションしたいという方は、是非この機会に、JRLのコンサルティングを御体験ください。限定特典ではありますが、必ず満足のいただける内容でお応えします。

<依頼条件>
・初回1回のみ
・セミナー実施日より3カ月以内に依頼が成立
・費用:内容によらず定額の限定特別料金

受講について

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  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
  • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
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配布資料

  • 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
    ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
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※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

技術マネジメント総合   ロジカルシンキング

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