以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
公正取引委員会による調査実務の対応経験及び同委員会への出向経験を有する弁護士らが解説
セミナー趣旨
昨年行われた公取委によって優越的地位の濫用に関する緊急調査が行われ、当該調査の結果の公表に当たっては、一部の事業者については事業者名まで公表されました。優越的地位濫用や下請法違反の各執行について強化することを明言されています。
このような近時の動きを踏まえますと、優越的地位濫用に該当する行為や下請法違反の行為を回避することの重要性はより一層高まっているといえます。
本セミナーでは、公正取引委員会による調査実務の対応経験及び同委員会への出向経験を有する弁護士らが、基本的事項から調査実務の対応まで解説いたします。
なお、本年3月に行った内容と基本的に同一ではありますが、開催日までの最新の動向を踏まえたものとする予定です。
受講対象・レベル
法務部門、監査部門、購買部門など関連部門のご担当者様、また本テーマにご関心のある方
セミナープログラム
1.公取委及び中企庁の直近の動き
(1)運用基準の改正
(2)公取委による緊急調査の結果の概要~事業者名の公表の分水嶺等
(3)運用基準の改正や緊急調査の結果を踏まえたプラクティス
2.優越的地位の濫用及び下請法における主な規制
~メーカー取引におけるポイントを中心に
(1)優越的地位の濫用
ア 概要
イ 優越的地位の該当性の判断
ウ 濫用行為の類型
エ 優越的地位の濫用を行った場合のペナルティー
(2)下請法
ア 概要
イ 下請取引該当性の判断
ウ 禁止行為の類型
エ 下請法に違反した場合のペナルティー
3.公取委及び中企庁による調査及び措置に関する実務対応
~担当官の着目ポイント
(1)違反行為の認定(被疑)を受けた場合
(2)優越的地位の濫用違反
(3)排除措置命令・課徴金納付命令
(4)下請法・下請振興法上の行政指導
(5)近時の当局動向を踏まえた調査の予防
(6)調査対応の一般的留意事項
(7)不服審査手続(優越) など
4.質疑応答
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
岩田合同法律事務所 パートナー弁護士 大櫛 健一 氏
2004年上智大学法学部法律学科卒。2006年弁護士登録。2009年~ 上智大学法科大学院講師。企業法務全般を取り扱うなかで、メーカー取引に関して特に強みを有する。公正取引委員会による検査への代理人対応に複数の経験を有するほか、競争法の観点を踏まえた取引のスキームや実施に関する助言等を日常的に多数行う。
岩田合同法律事務所 パートナー弁護士 石川 哲平 氏
2004年上智大学法学部法律学科卒。2006年弁護士登録。2009年~ 上智大学法科大学院講師。企業法務全般を取り扱うなかで、メーカー取引に関して特に強みを有する。公正取引委員会による検査への代理人対応に複数の経験を有するほか、競争法の観点を踏まえた取引のスキームや実施に関する助言等を日常的に多数行う。
セミナー受講料
会員 35,200円(本体 32,000円)
一般 38,500円(本体 35,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
- 視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
- 本セミナーはZoomを利用して開催いたします。
- ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。
事前に「動作確認ページ」より動作確認をお願いいたします。
【会場受講の方】
- お申込完了後、メールにて受講票をお送りいたします。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
MROとは?【基礎知識】用語の意味や活用例、MRO市場について解説
MROとは、企業の業務に用いる副資材そのもの、およびそれらの物品調達の効率的な管理を行うシステムのことです。ものづくりには、製品の製造に直接使用する原... -
ものづくり企業も要注意!マウント行為の考察(その2)
組織、集団、およそ人が集まる場所でマウント行為をする人がいます。「マウント」とは、人との関係で圧力を誇示し、自分の立場を優位に持ち... -
ものづくり企業も要注意!マウント行為の考察(その1)
組織、集団、およそ人が集まる場所でマウント行為をする人がいます。「マウント」とは、人との関係で圧力を誇示し、自分の立場を優位に持ち込も... -