包装工程のバリデーションの重要ポイントと工程トラブル事例

PVで確認すべき事項とは? 工程の稼働安定化・製品品質の向上のポイントは?

~トラブル事例から製造プロセス(設定根拠・手順書・SOP・教育等)の明確化もポイントを解説~

セミナー趣旨

これまで行ってきた技術指導や監査を通じて強く感じたことは「製造建屋や設備機器類が比較的新しいのに、そこで起こっている事象は30~40年前に経験したことが未だに存在」している。
この要因は、人・もの・設備との組合せ方、予測予防への品質保証対応やリスク管理への考え方が乏しく出口管理による事後対応型(結果オーライ)で終わっている実態を見受ける。なかでも、工業化等の段階で製造に必要な標準を設定する過程での根拠や設定値・許容範囲(公差)等が不明確であったり、設備機器類の製造条件や調達する資材品質が業者任せ(業者標準の踏襲・入手等)・確認不足などから、製造行為に入ってからの初期トラブルを多数招いている。このようなことから、改めて製品として品質保証されることを確認するPV(製造性能適格性確認)での組合せ・評価等の重要性など、手法の一端を紹介。また、『品質は、工程で創り上げていくものである』ことから、製造プロセス(設定根拠・手順書・SOP・教育等)の明確化(再現性の確保含)とともに工程で発生した主なるトラブル事例の改善策を紹介したい。

習得できる知識

 ・現場で直ぐに役立つ・応用できる
 ・工程トラブルの改善
 ・工程の稼働安定化・製品品質の向上
 ・教育訓練の向上(再現性の確保)

セミナープログラム

 1.包装工程の役割
 2.包装工程のバリデーションについて
  2-1 現状
  2-2 PV(製造性能適格性確認)の必要性と主なる課題
  2-3 ものの移動と複数部品との組合せ・受渡し
  2-4 組合せ過程でのトラブル事例
  2-5 資材物性の把握と確認
  2-6 非定常時の操作標準の確立(SOP作成事例)
  2-7 PVで確認すべき事項
 3.工程トラブルと改善事例
  3-1 受入れ時に検出した資材不良
  3-2 市場クレーム ラベル裏面の変色
  3-3 印刷箱の封かん不良
  3-4 検知センサーの異常(添付文書の有無検知)
  3-5 系外排出品の処理誤り(オートチェッカー)

【質疑応答】


スケジュール
※多少前後する可能性がございます。
 12:30~13:50 講義1
 13:50~14:00 休憩
 14:00~15:10 講義2
 15:10~15:15 休憩
 15:15~16:10 講義3
 16:10~16:30 質疑応答


GMP,包装,バリデーション,研修,Web,ネット、セミナー

セミナー講師

NPO-QAセンター 幹事 岡田 克典 氏【元 塩野義製薬(株)製造技術関連業務担当】

≪ご専門≫
 ・包装工程の省人化・合理化等の研究・改善、 製品包装仕様の設計・改善等の推進
 ・新規包装設備機器類導入時の要求仕様作成と設備メーカーとの折衝及び検収業務
 ・導入設備類を製造に適用するための標準の設定と各種バリデーションの実施・教育
 ・包装資材類の規格・取決め条件の設定と資材業者への現状確認・技術指導等
 ・委託先製造業者への技術指導と監査業務等

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
  メールまたは郵送でのご案内となります。
  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   医薬品・医療機器等規制   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)

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医薬品技術   医薬品・医療機器等規制   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)

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