湿式を中心とした微粉砕・分散技術と電子材料・電池電極・固体電解質スラリーへの応用展開

★微粉砕・分散機には、さまざまな種類・特徴があるため、目的に合った装置を選定し、最適な条件で処理することが重要!
★微粉砕・分散機であるビーズミルを用いた微粉砕・分散技術を解説、過分散を防止する方法も解説する。

セミナー趣旨

 電子部品などの原料を微粉砕または分散する工程には、微粉砕・分散機が用いられる。微粉砕・分散機には、さまざまな種類・特徴があるため、目的に合った装置を選定し、最適な条件で処理することが重要でである。本講演では、微粉砕・分散機であるビーズミルを用いた微粉砕・分散技術を解説する。また、ビーズミルは効率よくナノ粒子を生成することが可能な装置であるが、操作条件の設定を誤ると再凝集の発生や微細化されたにもかかわらず粉体の特性や機能が低下する過分散が発生する場合がある。このビーズミルによる過分散を防止する方法も解説する。

【講演キーワード】
粉砕、分散、湿式粉砕・分散機、ビーズミル

【講演のポイント】
微粒子の生成方法、ビーズミルの原理、乾式ビーズミルおよび湿式ビーズミルの特徴、湿式ビーズミルの運転方法や粉砕・分散効率に影響を与える因子、スケールアップの因子、ビーズミルによる応用例などを解説する。

習得できる知識

微粒子の生成方法と乾式ビーズミルや湿式ビーズミルの知識を習得することができる。
すでにビーズミルを使用している方は、技術や知識を深めることができる。
これからビーズミルに携わる方は、機種選定や運転条件の設定方法などの知識を習得することができる。

セミナープログラム

1.微粒子の生成方法
 1-1 粉砕機の種類と特徴
 1-2 分散機の種類と特徴
 1-3 粒子の評価方法
2.ビーズミル
 2-1 ビーズミルの利用分野
 2-2 ビーズミルの粉砕・分散原理
 2-3 湿式ビーズミルの開発の歴史
 2-4 媒体攪拌ミルの種類と特徴
 2-5 湿式ビーズミルの構造
3.乾式ビーズミル
 3-1 乾式ビーズミルの運転方法
4.湿式ビーズミル
 4-1 湿式ビーズミルの運転方法
 4-2 粉砕・分散効率に影響を与える因子
 4-3 過分散
5. 乾式粉砕と湿式粉砕の組み合わせで実現する省エネルギー粉砕
6.スケールアップ

【質疑応答】

セミナー講師

アシザワ・ファインテック株式会社  微粒子技術研究所 主任研究員  石井 利博 氏

【経歴】
1996年 アシザワ株式会社 入社 2003年 アシザワ・ファインテック株式会社 入社 2013年 博士(工学) 千葉工業大学 大学院 工学研究課 工学専攻
【受賞歴】
2012 JSCM Most Accessed Paper Award/2013 JSCM Most Accessed Paper Award
【著書】
「撹拌技術とスケールアップ、シミュレーションの活用」 分担執筆 技術情報協会/「色と顔料の世界 新版」 分担執筆 三共出版/「分散技術の実務~理論・分散剤・分散機・評価・各種分散のポイントまで~」 分担執筆 情報機構/「Nanoparticle Technology Handbook – 3rd edition」  分担執筆 Elsevier など

セミナー受講料

【1名の場合】39,600円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

39,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

無機材料   電子材料   生産工学

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無機材料   電子材料   生産工学

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