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注目されている銀ナノフィラーおよび銅ナノフィラーの技術・開発動向について詳細に
解説して頂くことによって、関連業界の方々の今後の事業に役立てていただくことを目的とします。
セミナープログラム
※随時更新いたします。
※各講演時間に5分程度の質疑応答を含みます。
10:30~12:00
1. プリンテッドエレクトロニクスに向けた金属ナノ粒子の技術開発動向と応用展開
山形大学 熊木 大介 氏
金属ナノ粒子は銀ナノ粒子や銅ナノ粒子などさまざまな材料がフレキシブルデバイスの印刷配線として開発されています。
本講演では、プリンテッドエレクトロニクスに用いられる金属ナノ粒子インクの特徴や、それを使って形成した印刷配線について印刷プロセス技術を含めながら紹介します。
1. 導電インク、金属ナノ粒子インクの特徴
2. 各印刷法を使った配線形成プロセスの比較
3. 電極密着性のコントロール(金属ナノ粒子を使った場合について)
4. フレキシブルデバイスへの応用例
12:00~13:00 休憩時間
13:00~16:00
2. 銅ナノフィラーの技術・開発動向
東北大学大学院 林 大和 氏
ナノ材料の開発が本格的に始まってから、20年余りが経過した。ナノ材料はそのサイズに起因する物性が、期待されながらも実用化された材料は限られている。これは、現状のナノ材料の合成手法やハンドリングにおいて、実用化観点でコストや環境などの面で大きな問題が存在するためである。本講演では、ナノ材料の現状や問題点を踏まえ、実用化に要求されるポイントを踏まえた、新しい概念のナノ材料合成法を、銅ナノ粒子を中心に解説する。
・ナノ材料の歴史
・ナノ材料の現状
・現状のナノ材料の問題点
・ナノ材料とSDGs(持続可能な開発目標)
・ナノ材料の合成手法
・合成におけるコストと環境負荷
・貴金属ナノ粒子と卑金属ナノ粒子の問題
・銅ナノ粒子の現状
・新しい銅ナノ粒子合成法
・低コスト・高環境性・高スループット合成の概念
セミナー講師
山形大学 有機エレクトロニクスイノベーションセンター 研究専任教授
熊木 大介 氏
東北大学大学院 工学研究科応用化学専攻 准教授
林 大和 氏
セミナー受講料
1名様 54,780円(税込) テキストを含む
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