
医薬品品質システム(PQS)における適切なハードウェア・ソフトウェアの設計と検証
適切性を必要に応じて改善(CAPA)を継続するためのノウハウを伝授
セミナー趣旨
最新GMPが要請する医薬品品質システム(PQS)の実践とは、適切なハード/ソフトを企業自らが設計し、その設計の適切性を
検証(マネジメントレビュー)し、必要に応じて改善(CAPA)を継続することである。
発生したトラブルを当事者個人によるヒューマンエラーと捉え、他の要因分析に至らず、トラブルを再発させるケースが結構ある。
本来、トラブルはPQSの不備、すなわち企業体質、ハードの設計と適格性評価の不備、SOPと教育訓練の不備、保守点検の不備などの
結果として発生するのである。ヒューマンエラーはトラブルの原因ではなく、PQSの結果として具現したものである。
本講では、PQSの基本となる適切なハード/ソフトとはどうあるべきかを、実際のトラブル事例を踏まえて解説する。
セミナープログラム
1.医薬企業の責務と取り組むべきトラブル対策
・要請されているのは医薬品品質システム(PQS)
・PQSの実践とは
・体質(Quality culture)に問題のある企業の特徴
・PQS(=Quality culture)は重要業績指標(KPI)で評価
2.適切なハードウェアの設計
・ユーザー要求仕様書(URS)の留意点と不備例
・デザイン適格性評価での留意点
・倉庫、洗浄室、包装室等の適切な面積確保と留意点
・内装への留意点
・エラーを誘引する作業環境
・ヒトは発塵源、服装具・更衣手順・更衣室に留意
・防虫対策
・用水システムの留意点
3.保守点検の必要性
・ハードウェアは劣化するもの
・設備トラブルの事例
・保全体制をどうするか
・3つの保全体制を組み合わせる(日常保全、定期保全、事後保全)
4.適切なソフトウェアの設計
・ヒトの性癖で起きるヒューマンエラーの例
・現場では想定外の事態が起きる、臨機応変力を持つ責任者が必要
・現場の潜在リスクを抽出
・なすべき標準手順の文書化と記録(証拠書類)はGMPの基本
・エラーの原因には二種ある(指図の不備と指図の無視)
・知識管理とは
・「アクティブラーニング型」の教育訓練へ
質疑応答
セミナー講師
医薬品GMP教育支援センター 代表 高木 肇 氏
セミナー受講料
1名につき55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
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- セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
受講料
55,000円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
55,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、会場での支払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
医薬品技術 医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS) 設備保全・TPM
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