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〇世界的に、脱炭素化には水素エネルギーの利活用が不可欠との認識が広がり、社会実装に向けた取り組みが本格化しています。
セミナー趣旨
いま世界的に、脱炭素化には水素エネルギーの利活用が不可欠との認識が広がり、社会実装に向けた取り組みが本格化している。
水素は、EVでは力不足な大型・重量車両や船舶、航空機等に、また火力発電や鉄鋼、化学工業の脱炭素化に、化石資源に代る原・燃料として利用できる。そのためには、低コストで大量のCO2フリー水素が必要であり、多くの国がグリーン水素製造プロジェクトやサプライチェーン構築に動き出した。
本セミナーでは、CO2フリー水素製造技術や大規模グリーン水素プロジェクトを巡る世界の最新動向、日本の取り組み状況、水素関連市場のキープレーヤー、ビジネス参入の狙い所などについて解説します。
受講対象・レベル
・ 水素関連ビジネスに携わっている方
・ 水素関連ビジネス参入を検討中の方
・ 水素エネルギーの研究者、アナリスト
必要な予備知識
■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど
・ 日本の国家戦略「水素エネルギー」で飛躍するビジネス
(西脇文男著・東洋経済新報社・2018/7)
セミナープログラム
1.2050カーボンニュートラル実現のカギ握る水素エネルギー
(1)水素エネルギー社会実装に向けた世界の最新動向
(2)CO2フリー水素の主な製造方法、最新技術、主要プレーヤー、コスト
① 再エネ電力による水の電気分解(グリーン水素)
② 原発余剰電力による水の電気分解(ピンク水素/イエロー水素)
③ バイオマス由来水素
④ 水の熱分解
⑤ メタンの熱分解(ターコイズ水素)
⑥ 人工光合成(光触媒)
⑦ 化石燃料改質+CCS(ブルー水素)
(3)将来の水素需要量および製造コスト見通し
2.主要国の水素戦略と大規模グリーン水素プロジェクト
(1)先行する欧州
① EU「水素戦略」と「REPowerEU Plan」
② 主なグリーン水素プロジェクト
③ 洋上水素製造が今後主流に
(2)エネルギー消費大国 米国、中国は水素製造コストを劇的に低減
① 米国の水素戦略
② 中国の水素戦略
(3)再エネ発電の条件に恵まれた地域ではグリーン水素輸出を指向
① オーストラリアの水素戦略と大規模プロジェクト
② チリの水素戦略と大規模プロジェクト
③ UAEの水素戦略と大規模プロジェクト
(4)膨大なポテンシャルを秘めるアフリカ
3.日本のグリーン水素戦略
(1)再エネ余剰電力の活用(P2G、P2X)
(2)海外の低コスト水素輸入サプライチェーン構築に向けて
(3)水電解技術開発動向および支援政策
■講演中のキーワード
CO2フリー水素製造技術、グリーン水素プロジェクト、洋上水素、水電解技術開発、電解槽の主要メーカー、
P2G・P2X、水素キャリア、水素コリドー
セミナー講師
西脇 文男 先生 武蔵野大学 客員教授
■ご略歴
武蔵野大学客員教授・環境エコノミスト
1946年生。東京大学経済学部卒。
日本興業銀行取締役、興銀リース(株)副社長、DOWA ホールディングス(株)常勤監査役を歴任。
2013年より武蔵野大学客員教授。
<著書>
日本の国家戦略「水素エネルギー」で飛躍するビジネス(東洋経済新報社)
再生可能エネルギーがわかる(日本経済新聞出版社)
レアメタル・レアアースがわかる(日本経済新聞出版社)など。
<訳書>
FED ウォッチング(D・ジョーンズ著 日本経済新聞社)。
■ご専門および得意な分野・ご研究
・ 環境とエネルギー
・ レアメタル、レアアース
セミナー受講料
1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
お申込みは4営業日前までを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。 - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbps以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
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※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
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受講料
41,800円(税込)/人
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