【中止】”脳計測技術”の本質的理解と応用   ~脳の基礎から最新計測事例まで~

フリーソフトウェア「MRIcron」で脳を観る

セミナー趣旨

   近年、脳情報の計測と数理解析に関する技術の向上に伴って、人間の脳を頭外から計測し、未知の脳機能を明らかにしたり、得られた知見を活用したりすることが可能になってきた。
 本セミナーにおいては、脳やそれを構成する神経細胞の基本的な構造や機能を解説しつつ、実際に脳画像データを操作して脳の理解を深める。次に、主に電磁気計測手法(脳波、脳磁図)と代謝計測手法(機能的磁気共鳴画像法、近赤外分光法)に大別される脳計測技術の原理、特徴(長所と短所)を解説し、目的に合った手法の選定ポイントについて述べる。
 更には、脳波を始めとする脳計測技術を使用して遂行した最新の研究事例について解説する。最後に、脳情報取得の意義や応用可能性について述べる。 

セミナープログラム

 1 脳と神経細胞
  1.1 脳の概要
  1.2 脳研究の分類
  1.3  脳の構造(※フリーソフトウェア「MRIcron」で脳を観る)
   1.3.1 中枢神経系の分類
   1.3.2 大脳皮質の外表構造
   1.3.3 脳の深部構造
  1.4 神経細胞
   1.4.1 神経細胞の構造
   1.4.2 神経細胞の機能計

 2 脳計測技術
  2.1 電磁気計測手法
   2.1.1 EEG(脳波)
   2.1.2 MEG(脳磁図)
  2.2 MRIと代謝計測手法
   2.2.1 MRI(磁気共鳴画像法)
   2.2.2 fMRI(機能的磁気共鳴画像法)
   2.2.3 NIRS(近赤外分光法)
  2.3 脳計測技術の選定ポイント化

 3 脳計測技術を用いた計測事例
  3.1 脳計測技術を用いた計測事例
   3.1.1 マルチモーダル脳機能に関する脳計測(特殊環境を用いた新アプローチ)
   3.1.2 潜在的な予測・期待に関する脳計測
   3.1.3 リラックスに関する脳計測
   3.1.4 様々な脳情報の解読(想起音や情動状態の解読など)
  3.2 脳情報の応用
   3.2.1 脳情報取得の意義
   3.2.2 脳情報の応用可能性と注意点

 4 結語と今後の展望

セミナー講師

青山 敦(あおやま あつし) 氏
慶應義塾大学 環境情報学部 准教授(博士(理学))

 <略歴>   

 慶應義塾大学大学院 理工学研究科 基礎理工学専攻 博士課程修了。
 日本学術振興会 特別研究員。
 東京電機大学 先端工学研究所 助教。
 慶應義塾大学 環境情報学部 専任講師。
  現在に至る。  

<研究概要>   

神経科学(脳科学)の一分野である「脳情報学」を専門とする。脳磁界計測法(MEG)、脳波計測法(EEG)、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)などを用いて、脳情報の計測と数理解析を行い、人間の五感や多感覚統合などの未知なる脳のメカニズムを明らかにしている。更に、健康・医療、メディア、バーチャルリアリティーなどへの応用を目指している。
 詳細は ⇒ http://brain.sfc.keio.ac.jp/

セミナー受講料

お1人様受講の場合 51,700円[税込]/1名
1口でお申込の場合 62,700円[税込]/1口(3名まで受講可能)
 
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。

受講について

  • 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
  • インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
  • 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

51,700円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

人体計測・センシング   計測工学   感性工学

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開催日時


10:30

受講料

51,700円(税込)/人

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人体計測・センシング   計測工学   感性工学

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