動画で学んで 聞いて納得 見て納得 粉体プロセスにおける各種トラブルの類型とその対処策

透明な粉体装置の模型を稼働させた動画を使いながらわかりやすく解説
実際のトラブル現象を解説しながら、自分で対策を考える疑似体験プログラム付き

透明な粉体装置の模型内で粉体がどういった挙動を見せるのか?視覚でも理解できるセミナー
講義中に下記のような動画を配信しながら装置内の粉体の挙動を解説します!

連続式「流動層乾燥機/テーブルフィーダー付」
円錐部付「円筒回転ボールミル」
V型混合機(ブレンダー)
ホッパー付「振動フィーダー」
均一ピッチ「スクリューフィーダー」
高速攪拌型「混合造粒機」

セミナー趣旨

 粉、粒は、現代の工業プロセスの中で必須の、基本的な「材料取り扱い技術」である。しかしながら「粉体は世に出るまでの仮姿」といわれる様に、なかなかそのノウハウは、専門家以外はなかなか理解されていない事が多い。また、数値シミュレーション技術を用いることによる「現象の可視化」には、多くの可能性がある一方、実際の粉体/粒体には「粒径の分布や、粒子形状のばらつき」があるため、新規の物質には「小型装置で試してみること」が、実際には行われている。

 本講座では、小型透明卓上スケルトンモデル®を駆使して「装置内粉体挙動を見える化」し、装置設計に使われている実験式と、装置内粉体挙動の観察から参加者の「疑似体験」をうながし、「腑に落ちる、応用が効く理解」を得られるように講演する。さらに、講演者が遭遇した粉体トラブルを「現象を解説し視聴者に解決策を考案していただくプログラムを工夫した。「粉体/粒体であるがためのトラブル」を予測し、その対策を 「あらかじめ考慮して仕組んでおくプロセス」を構築する技術者になる機会を得ていただきたい。

受講対象・レベル

・粉体業界に参画したばかりの若い技術者、研究者
・経験は積んだが、さらに粉体技術を俯瞰したい技術者・研究者

習得できる知識

・粉体/粒体を扱う技術の俯瞰
・装置の中の粉体挙動の疑似体験と理解
・トラブルの類型と整理。 原因と結果
・装置の形状とトラブルの関連
・各処理機械の原理と、内部の粉体挙動、それによる粉体トラブルの予測
・自分で、「気が付く」「考える」「アイデアを出す」「具現化する」「評価する」ことの疑似体験

セミナープログラム

1.初めに、「粉体/粒体取り扱い技術」を俯瞰
 1.1 分類と定義
 1.2 単位操作をつなぐ技術
 1.3「粉は生きている」といわれる理由【閉塞とその解消方法の動画】
 1.4「粉は魔物」といわれる理由【偏析現象の動画】

2.乾燥と粉砕操作
 2.1 装置選定に関する「プロセスエンジニアーの頭の中」を見る。
 2.2「粉の気持ちになって」といわれるのはなぜか?【流動層乾燥機の動画】
 2.3 プロセスのスケールアップは寸法を大きくするのではない 【ボールミルの動画】
 2.4 粉体現象の律速を理解し「現象の規模を大きくする」【噴霧乾燥機の動画】
 2.5 回分式運転をどの様に連続式運転にするか?【連続流動層乾燥機動画】

3.混合と造粒操作
 3.1 適正混合時間とは何か、その決定理由は?【V型ブレンダーの動画】
 3.2 対流混合と剪断混合【容器回転型混合器動画】
 3.3 分散と凝集、粉砕助剤【傾斜皿形転動造粒動画】
 3.4 造粒の原理とその製品粒子の特性【高速攪拌混合造粒動画】
 3.5 液架橋現象とバインダー【流動層造粒機の動画】
 3.6 粒子表面改質、形状改質装置の実例【押出造粒と球形化の動画】

4.トラブル現象と対策
 4.1 トラブルは多くの要因の総合現象であり、要素に分類できる
 4.2 それぞれの要素に対する対策はすべて存在する
     ① 閉塞トラブル疑似体験 2件
     ② 付着対策 疑似体験 2件
 4.3 事前対策と事後対策、エスケープルート的対策例
 4.4 世界的傾向(PAT技術と、ドイツの例)
 4.5 IOT利用の動向、センサーとリアルタイムオンラインフィードバック
 4.6 失敗ができないプロセスの疑似体験を積む為に「VRとAR」を利用する

5.質疑応答と希望する動画の再配信・再解説(時間による)

セミナー講師

吉原伊知郎技術士事務所 所長 技術士(機械部門) 吉原 伊知郎 氏

1976年、東京農工大学工学部化学工学科卒業後、(株)奈良機械製作所へ入社。乾燥、粉砕、造粒、表面改質のプロセス開発に関わる。計画設計部長、海外営業部部長を経て、1994~2001年には同社ヨーロッパ支社支店長を務める。2002年より、同社本社勤務。取締役部長・ヨーロッパ支店長兼任を経て、2014年、同社フェロー就任。2015年1月より、吉原伊知郎技術士事務を開設。また、2001年~2015年の間、日本粉体工業技術協会 造粒分科会代表幹事を務める。現在は同分科会名誉幹事。東京農工大学技術士会副会長。

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:39,600円 ( E-Mail案内登録価格 37,620円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。

受講について

Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
  • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
    ≫ テストミーティングはこちら

配布資料

  • 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
    ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
    ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

化学反応・プロセス   生産工学   IoT

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化学反応・プロセス   生産工学   IoT

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