CMOSイメージセンサーの基本特性・構造・機能・評価手法とイメージング技術の最新動向および今後の方向性

CMOSイメージセンサー(CIS)の市場動向と歴史を含め、CISの基礎から最新動向までを、42年6ヶ月間、CCDとCISに携わると共に、ソニーにおける最初のCIS開拓者としての経験を活かして判りやすく説明!

セミナー趣旨

 イメージセンサーは、現在、高集積化、性能進化、性能拡張化、機能拡張化が進み、多くの分野に使用されている。このイメージセンサーを組み込む電子機器のシステム開発者には、イメージセンサーを理解し、それを活用していく技術が求められている。
 本セミナーでは主にCMOSイメージセンサーを対象に、その構造、特性、機能と、評価手法やカメラ信号処理などの知識、そして、今後の方向性を学習する。
 これらの内容の理解を深めていくために、併せて、イメージセンサーに関わる撮像についての歴史と種類についても説明すると共に、近年、特性向上と拡張が著しい様々な特性と機能を有するCMOSイメージセンサーについても紹介する。
 CMOSイメージセンサーの市場動向を含め、CMOSイメージセンサーの基礎からイメージング技術の最新動向までを、今までの経験や知見を活かして判りやすく説明いたします。
 CMOSイメージセンサーを活用していくためにも、ぜひ、ご参加ください。

【講演キーワード】
CMOSイメージセンサーの基本特性、構造、機能、評価、最新動向、今後の方向性、歴史、センシング技術、イメージング技術

【講演のポイント】
CMOSイメージセンサー(CIS)の市場動向と歴史を含め、CISの基礎から最新動向までを、42年6ヶ月間、CCDとCISに携わると共に、ソニーにおける最初のCIS開拓者としての経験を活かして判りやすく説明します。

習得できる知識

・CMOSイメージセンサーの基礎知識
・イメージング技術の最新動向
・CMOSイメージセンサーを活用していくために役立つ知識
・CMOSイメージセンサーの市場動向
・イメージセンサーの歴史

セミナープログラム

  1. CMOSイメージセンサー市場の動向
  2. イメージセンサーの概要
    1. イメージセンサーの種類と特徴と歴史
    2. イメージセンサーの構造と動作
    3. CMOSイメージセンサーがCCDを凌駕する端緒となった技術
  3. CMOSイメージセンサーの基本特性
    1. CMOSイメージセンサーの特性
    2. CMOSイメージセンサーの評価
  4. CMOSイメージセンサーのデバイス構造と回路
    1. オンチップA/D変換回路
    2. 裏面照射型
    3. 積層型イメージセンサー
  5. CMOSイメージセンサーに関するカメラ信号処理
    1. カラーフィルタ配列
    2. 信号のカラー化
  6. CMOSイメージセンサーの特性を活かした機能と応用
    1. 高速撮像
    2. 高ダイナミックレンジ
    3. グローバルシャッター
    4. オートフォーカス
    5. 距離画像
    6. SPAD画素LiDAR向け積層型距離センサー
    7. LFM (LED Flicker Mitigation)
    8. 偏光センサー
    9. インテリジェントビジョンセンサー
    10. 近赤外線撮像性能
    11. 紫外線(UV)波長域対応
    12. EVS(イベントベースビジョンセンサー)
  7. CMOSイメージセンサーの今後の方向性
  8. まとめ

【質疑応答】

セミナー講師

サクセスインターナショナル(株) デバイス開発部長 博士(工学) 奈良部 忠邦 氏

【経歴】
 1978年3月 東北大学 工学部 電子工学科 卒業
 1978年4月 ソニー(株) 入社
 2009年4月 東北大学大学院 工学研究科 技術社会システム専攻 編入学
 2012年9月 東北大学大学院 工学研究科 技術社会システム専攻 修了
 2012年9月 学位取得 博士(工学)
 2020年5月 ソニー(株) 退職
 2020年9月 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社からの受注業務満了
 2021年4月 一般社団法人 半導体産業人協会 教育委員会 委員
 2021年10月 サクセスインターナショナル株式会社 参画 デバイス開発部長

【活動等】
 一般社団法人 半導体産業人協会 教育委員会 委員
 一般社団法人 電子情報通信学会 会員
 IEEE (Institute of Electrical and Electronics Engineers) 会員
 SPIE (国際光工学会) 会員

【受賞】
Distinguished Engineer, ソニー株式会社, 2006年9月
Chief Distinguished Engineer, ソニー株式会社, 2008年7月
Chief Distinguished Engineer Graduate, ソニー株式会社, 2012年7月

【著作】
1) 越智成之, 飯塚哲也, 浜崎正治, 佐藤泰史, 奈良部忠邦, 阿部秀司, 賀川能明, 加藤慶二
“Charge-Coupled Device Technology”, Gordon and Breach Publishers, 1996
2) 寺西信一監修, 現代電子情報通信選書「知識の森」画像入力とカメラ, 1部 撮像デバイス, 3章 3-3 “距離画像センサ” (奈良部忠邦), pp.102-109, (株)オーム社, 2012
3) 電子情報通信学会100年史, 第2部 C 第7章 7.2 “電子カメラ” (奈良部忠邦), pp.324-326, 電子情報通信学会, 2017

セミナー受講料

【1名の場合】39,600円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

39,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

光学技術   電子デバイス・部品   半導体技術

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